こんにちは！
ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。
Embed from Getty Images 開催地はアトランタ・ブレーブス本拠地トゥルーイスト・パーク。
メジャーリーグベースボール（MLB）は、この7月、ブレーブスの本拠地トゥルーイスト・パーク（Truist Park）で開かれる第95回オールスターゲームの監督とコーチ陣を発表。
2025年を彩る夏の祭典は、フィールドで指揮をとるメンバーも例年以上に豪華となるようです。
MLB2025 オールスターゲーム／監督・コーチ
アメリカンリーグの監督・コーチ陣
ア・リーグを取りまとめるのは、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ブーン監督。
プロ入りした最初の球団レッズ時代（2003年）に選手としてオールスター出場以来の参加となります。
2018年に名門ヤンキースの監督に就任し、これまで3度のリーグ地区優勝、6度のポストシーズン進出に導いた名司令官であり、同時に22年から3年連続の”退場王”としても大人気ですが、ついにその指揮で初の采配を振るうこととなりました。
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退場王、ブーン監督は現地6月13日Rソックス戦で、噛んでたガムを口から飛ばし42度目の退場処分に。
また関心を集めているのはブーン監督が「名誉コーチ」として招き入れた殿堂入りの名将、ジョー・トーリ氏。
ニューヨークはブルックリンで生まれ育ったトーリ氏は、ヤンキースを1996年に18年ぶりにワールドシリーズに導き、さらに1998年から2000年にかけてワールドシリーズ3連覇を達成。2003年にはNPBジャイアンツから松井秀喜が移籍したことで日本でもよく知られる監督となりました。
さらに2024年に就任からわずか1年目でガーディアンズを地区優勝、ポストシーズンではリーグ優勝シリーズ進出へと導いたスティーブン・ボート監督もベンチ入り。
現役時代は6チームを渡り歩き、人柄の良さからどのチームでも人気を誇った現在40歳。選手の頃、ボート氏が打席に立つと、「I believe in Stephen Vogt!（スティーブン・ボートを信じてる！）」の大合唱が巻き起こるほどだったとか。引退後の今は、最も勢いのある若手指揮官として注目の的です。
ナショナルリーグの監督・コーチ陣
一方のナ・リーグですが、昨季2024年の世界覇者ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が指揮をとります。
ロバーツ監督は2018年から続けて3度、オールスターゲームの監督を務めた経験がありますが、今回4度目となる陣頭指揮を任されることに。
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ロバーツ監督は現地6月17日（日本18日）の試合で大谷への死球に抗議、珍しく退場処分に。
また今年のオールスター開催地をホームに据えるアトランタ・ブレーブスのブライアン・スニッカー監督もベンチ入りが決定。
2018年よりナショナルリーグ東地区連覇を果たし、自身も最優秀監督賞を受賞。2021年にはワールドシリーズ制覇に導くなど非の打ち所のない功績の持ち主。
加えて今季マイアミ・マーリンズ監督に就任したばかりのクレイトン・マッカロー監督もコーチ陣の一人に名を連ねました。
昨年までドジャースの一塁コーチとして活躍、選手をはじめ周囲からの人望も厚い若手指導者が早くも夏の祭典に初参加。大谷選手との再びの ”ヘッドバンプ” シーンを見ることができるか…楽しみです。
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マーリンズの指揮官が板についてきたマッカロー監督。
MLB2025 オールスターゲーム／ウィークイベント
各種プログラムづくしのイベント・ウィーク
2025年MLBオールスターウィークは、HBCUの若きアスリートが躍動するイベントで幕を開けます。
HBCUスウィングマン・クラシック
現地7月11日金曜日（日本時間7月12日土曜日）にトゥルーイスト・パークで開催される第3回「HBCUスウィングマン・クラシックHBCU Swingman Classic」。
このプログラムはオールスターウィーク中に開催され、全米の歴史的黒人大学HBCU（Historically Black Colleges and Universitiesの略称。現在は人種・国籍に関わらずあらゆる学生に門戸を開放）の才能と伝統を称えるイベント。
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慶応高校からノースカロライナA&T大に進学した根岸辰徳選手（現ヤクルト）も参加。
出場するHBCUの選手50名のロースターは、米野球殿堂入りのケン・グリフィー・ジュニア、MLBおよび同選手会代表者、スカウトを含む委員会によって選出された才能あふれる学生アスリートたちです。
ロースター（Roster）：試合に出場できる資格を持つ選手全体の登録枠のこと。
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チーム優勝を華麗なる ”バク宙” で祝う選手に周囲も仰天！
フューチャーズゲーム＆セレブリティ・ソフトボールゲーム
現地7月12日土曜日（同7月13日日曜日）に開催のFutures Game＆Celebrity Softball Game。
どちらもMLBオールスターゲームを盛り上げるための前哨戦として、ファンに楽しんでもらうためのイベント。
フューチャーズゲームはマイナーリーグで活躍する将来有望な若手選手が出場し、USAチームとWORLDチームに分かれて対戦します。ブレーク前のプロスペクトからサインをもらうチャンスや選手との交流機会も得られたりするため、毎年盛況を博します。
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オールスター・フューチャーズ・ゲーム内でのスキルズ・チャレンジの様子。
もう一つのセレブリティ・ソフトボールゲームは、メジャーリーグOB、ソフトボールUSA代表選手、タレントなどが参加し2チームに分かれてソフトボールを行うプログラム。こちらは息抜きのイベントとして楽しく観戦できるのが何よりの魅力。
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MLB殿堂入りの名投手ペドロ・マルティネス氏の姿も。
MLBドラフト
現地7月13〜15日（同7月14～16日）メジャーリーグのドラフト会議は、7月のオールスターゲーム期間中に3日間にわたり開催されます。
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7月14日、カウタウン・コロシアムで行われた2024年MLBドラフトの開幕式。
ホームランダービー
7月14日月曜日（同7月15日火曜日）、オールスターゲーム前日に催される恒例のホームランダービー。
昨年はドジャースのテオスカー・ヘルナンデスが優勝し賞金100万ドル（約1億5800万円）をGETしました。今年は誰が出場し優勝を飾るのでしょうか。
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見事優勝してトロフィーを頭上高く掲げるテオ。
第95回オールスターゲーム
現地7月15日火曜日午後8時開始（同7月16日水曜日午前9時頃）。
◆ 出場選手を選出するファン投票のやり方については、以下記事を参考ください。
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グローブ・ライフ・フィールドで行われた第94回MLBオールスターゲーム。
MLB2025オールスターゲームは、日本では『SPOTV NOW』、『MLB.TV』、『NHK BS』、『J SPORTS』、『ABEMA』が中継・配信を行い視聴可能となっています。
なんとも豪勢で華やかな監督・コーチ陣たちと、世界最高峰リーグのトッププレーヤーたちが織りなす夢の競演をお見逃しなく！！
