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MLBドジャースのダグアウトで大谷とよく一緒にいる髭のゴンソリン投手とは?

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。

Embed from Getty Images トニー・ゴンソリン

ドジャース戦中継でダグアウトの様子を映したカメラの先で、よく大谷翔平と一緒に談笑している髭(ひげ)の選手が気になります(ゆーても髭を生やしてるのは1人だけじゃないけれど…)。

彼の名はトニー・ゴンソリン。2016年ドラフトで指名を受けて以来、10シーズンをドジャースで過ごしてきた球団生え抜きの投手です。

今回はそんなゴンソリンにフォーカス。

どんな選手なのかを皆さまとシェアしていきたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いください。

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トニー・ゴンソリン/野球キャリア

トニー・ゴンソリンは2016年ドラフト9巡目(全体281位)でロサンゼルス・ドジャースから指名されプロ入り。

1994年5月14日生まれの現在31歳ですから、大谷とは同い年です。

Embed from Getty Images 2019年
①6月26日、25歳でMLBデビュー戦を迎えマウンドへ。

入団してからはマイナーリーグ2球団でプレーし、2年後の2018年シーズンにはドジャース球団内の最優秀マイナーリーガーに輝いています。(ちなみに同時受賞は今季レッズ移籍のギャビン・ラックス)

プロ4年目にしてメジャーリーグ入りを果たしたのが翌2019年のシーズン途中、6月の終わり頃。

というのも、開幕前にドジャースのスプリングトレーニングに参加。9イニング無失点でアピールしたまではよかったのですが、腹斜筋の肉離れで数週間の離脱を経験。その後復帰し5イニングまで投げられるようになったところでのメジャーデビューだったからです。

所属する傘下チーム監督からコールアップの知らせを受けたゴンソリン投手、

心臓がドキドキして、すぐに汗が噴き出したんだ。興奮、緊張、不安、あらゆる感情が一度に押し寄せてきたよ。“My heart started racing, started sweating immediately — excitement, nervousness, anxious, all the emotions flooded me at once,”

Embed from Getty Images 2019年
②デビュー戦ではバッターとしても登場!MLB初打席に立つ。

じつはゴンソリン、大学時代は二刀流を自負しており、当時「MLBでは打者としての選択もあり得る」と語っていたことからも大谷翔平にはある種のシンパシーを感じるのかもしれないですね。

2020年のレギュラーシーズンは9試合(8試合先発)で46回2/3を投げ、46奪三振、防御率2.31を記録。ナ・リーグ最優秀新人選手賞投票では4位に終わるも、米野球専門誌『Baseball America(ベースボール・アメリカ)』は彼を同賞に選んでいます。

ただ、ゴンソリンのメジャーデビュー後のキャリアは度重なるケガとの闘いでもありました。

2021年開幕ロースターで幕を開けるも右肩炎症で故障者リスト入り(IL)。

2022年シーズンは幸先の良いスタートを切り、オールスターゲームにも初選出…されたのもつかの間、8月末に前腕の肉離れでIL入り。

2023年はスプリングトレーニング中に足首を負傷しILでシーズンを迎え、一度は復帰しましたが腕のトラブルが相次ぎ、ついにはトミー・ジョン手術を受けることに。

2023年
シーズン中、一度は復帰したのですが…..

昨季はほぼ全休し、満を持して臨んだ2025年シーズンーー。

だったはずが、春季トレーニングでウェイトリフティング中に背中を負傷。またしてもILからのシーズン開始。それでも4月末に先発ローテに名を連ねますが、6月中旬以降は再び右肘痛により故障者リストに入っています(今季は7先発登板のみ)。

2025年
今季、IL入りする直前の雄姿…本人が一番無念なはず。

球団公式によると6月7日にIL登録してから12日後に60日間のILへと移行し、復帰予定は未定。まだ投球は再開しておらず、ロバーツ監督は7月23日、今シーズン中の復帰の見込みは薄いと認めました。

ただゴンソリンは、ケガによる欠場が続いているにもかかわらず、ドジャースとは2025年シーズン1年540万ドル(約7億8300万円/1ドル145円)の契約を結んでいます。

思い起こせば2024年10月、ドジャー・スタジアムで行われたナショナル・リーグ・ディビジョン・シリーズ第5戦。

パドレスを最終アウトで下したあとフィールド上で、大谷翔平、ウォーカー・ビューラー(現Rソックス)とともに勝利を祝うトニー・ゴンソリンの姿がありました。

昨季の大谷はDHに専念しており、投手としての復帰の目途さえ立っていない段階。

それでも、そこから今季の大谷はプレーオフを見据え、着々とリハビリ登板を重ねています。

仲良しのゴンソリンもまた、現状の見通しなど覆すような回復力で、ポストシーズンを戦い抜く先発陣の一角を担うようになれるといいですね。

Embed from Getty Images 2024年
ビューラー投手、大谷とともに地区シリーズ勝利を祝うゴンソリン(中央)

トニー・ゴンソリン/パーソナリティ

トニー・ゴンソリンのニックネームはキャットマン(the cat man)、無類の猫ちゃん好きで知られています。

過去には、米野球関連プロダクトが創作した4コマのアートワークや同居猫ちゃんたちの写真を自身のインスタ(Instagram)に投稿したことも。

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Tony Gonsolin
トニー、君ってさぁ猫への愛を隠そうとしないね。時々、君自身が猫の一部みたいに見えるよ、ハハ…tony,you make no secret of your love of cats. It sometimes seems like you’re part cat haha…...silence...
ハハ…それは面白いけど、かなりバカげてるよ。でも、ボクは彼らが大好きなんだ。カワイイ小さな仲間たち。とはいっても彼らはただのペットに過ぎないけどねhaha…that’s funny and pretty absurd. but I just love em. My cuddly little buddies. But they’re just pets.その後…Later…
しだいに彼らは疑いを抱き始める…They’re starting to get suspicious…

キャットマンの名にふさわしいエピソードといえば2022年7月、ドジャースタジアムでハローキティが始球式を行った「ハローキティ・ナイト」。

あらぬ方向へと飛んでいった大暴投ボールを、満面の笑顔でキャッチしたのが、その日捕手役をつとめたゴンソリンでした。

 今シーズン中にぜひダグアウトを抜け出し、再びマウンドに降り立つ姿を披露してほしいものです。

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