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MLBワールドシリーズ史上屈指の名勝負として高評価を得た伝説のゲーム6選

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。

メジャーリーグベースボール(MLB)における優勝決定戦「ワールドシリーズ」。

例年レギュラーシーズン終了後の10月に、ナショナルリーグとアメリカンリーグそれぞれのチャンピオンが王座をめぐって争う Fall Classic(秋の伝統的大会)です。

1903年から2024年までで、歴代シリーズの開催はじつに120回。

その中でもMLB史上屈指の好ゲームと評価されている伝説的な試合がいくつかあります。

そこで今回は、

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価は?

について、紹介していきたいと思います。

それでは、早速見てみましょう。

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MLBワールドシリーズ史上屈指の名勝負

第72回ワールドシリーズ
  • シンシナティ・レッズ(ナショナルリーグ)勝数4
  • ボストン・レッドソックス(アメリカンリーグ)勝数3
  • レッズが4勝3敗で、35年ぶり3回目の優勝
試合ビジター(先攻)スコアホーム(後攻)
第1戦レッズ0-6レッドソックス
第2戦レッズ3-2レッドソックス
第3戦レッドソックス5-6xレッズ
第4戦レッドソックス5-4レッズ
第5戦レッドソックス2-6レッズ
第6戦レッズ6-7xレッドソックス
第7戦レッズ4-3レッドソックス

シリーズ史上、レッズ 対 レッドソックスの対戦は初めて。

第1戦ではキューバ出身のレッドソックス先発ルイス・ティアント投手が、特例によって訪米が叶った両親が見守る中、完封勝利。

第2戦ではレッズが土壇場で逆転し1勝1敗タイに。

第3戦は両チーム合わせ6本塁打が飛び交う猛打戦となり、延長10回裏にレッズがサヨナラ勝利。

第6戦の12回裏、レッドソックスの先頭打者カールトン・フィスクが左翼ポール直撃のサヨナラアーチ。

負ければ敗退の正念場を延長サヨナラホームランで制したのは、このレッドソックスがシリーズ史上初という伝説の試合となりました。

  • 1924年以来2度目となるサヨナラゲーム2試合
  • 9回に同点あるいは勝ち越しの試合が3試合
  • 1点を争う僅差ゲームが5試合を数える

MVPには、第2戦から6試合連続安打を記録するなど、7試合で打率.370、OPS.966の成績を残したレッズのピート・ローズが選出。

手汗握る接戦続きの好ゲームが繰り広げられ、このシリーズはMLBでも屈指の名勝負として高く評価されています。

Embed from Getty Images 1975年
レッズ優勝後、観客がフェンウェイパークのフィールドに押し寄せカオスとなった。

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価

このシリーズの評価は?
  • 2017年のWS期間中、スポーティングニュースのジェイソン・フォスターは、「”史上最高”として取りあげられるシリーズ3」として、1991年、2001年シリーズとともに当1975年ピック
  • 同時期、WCBS-TV(CBSニューヨーク)のスティーブ・シルバーマンは、1964年以降の全52回中1位
  • MLB.comのジョー・ポズナンスキーは2019年3月、総得失点差・1点差・延長戦の多さ等を基準に第7戦までもつれたシリーズ全39回中1位
  • ESPNのサム・ミラーは2020年10月、出場2チームの実力差・記憶に残るシリーズなどを基準に全116回中1位
  • ハードボール・タイムズのクリス・ジャフは2011年10月、歴代ポストシーズン各シリーズの「面白さを数値化」しポイント付与で定量的に評価
    (1点差試合3ポイント、1-0ゲームはさらに1ポイント)
    (サヨナラゲーム10ポイント、サヨナラ本塁打はさらに5ポイント)
    (最終第7戦までもつれれば15ポイント)等々…
    結果、
    ・当シリーズは135.7ポイント
    ・ワールドシリーズでは2位
第83回ワールドシリーズ
  • ニューヨーク・メッツ(ナショナルリーグ)勝数4
  • ボストン・レッドソックス(アメリカンリーグ)勝数3
  • メッツが4勝3敗で、17年ぶり2回目の優勝
試合ビジター(先攻)スコアホーム(後攻)
第1戦レッドソックス1-0メッツ
第2戦レッドソックス9-3メッツ
第3戦メッツ7-1レッドソックス
第4戦メッツ6-2レッドソックス
第5戦メッツ2-4レッドソックス
第6戦レッドソックス5-6xメッツ
第7戦レッドソックス5-8メッツ

第6戦、メッツは延長10回表に2点を勝ち越され、その裏ワンストライクで敗退という状況に陥りながらも、そこから同点に追いつき、最後は相手一塁手のトンネルでサヨナラ勝ち。

第7戦でも3点差を覆して勝利し、あと1球からの逆転優勝はシリーズ史上初の快挙。

一方のレッドソックスですが、かつて3度も繰り返した ”最終第7戦までもつれた末に敗れる” という悪夢のようなパターンで、今回も68年ぶりの優勝を逃したのでした。

以降、ファンの間でまことしやかに囁かれていた「バンビーノの呪い」が都市伝説化し、さらに広まっていくことに。

バンビーノの呪い
レッドソックスが1918年にスーパースターのベーブ・ルース(愛称バンビーノ)をヤンキースに放出してから86年間
WSで優勝できなかったというジンクス

Embed from Getty Images 1986年
第6戦でメッツは10回に勝ち越し点を挙げ、Rソックスを6対5で破った。

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価

このシリーズの評価は?
  • 2017年のWS期間中、WCBS-TV(CBSニューヨーク)のスティーブ・シルバーマンは、1964年以降の全52回中3位
  • MLB.comのジョー・ポズナンスキーは2019年3月、総得失点差・1点差・延長戦の多さ等を基準に第7戦までもつれたシリーズ全39回中10位
  • ESPNのサム・ミラーは2020年10月、出場2チームの実力差・記憶に残るシリーズなどを基準に全116回中4位
  • ハードボール・タイムズのクリス・ジャフは2011年10月、歴代ポストシーズン各シリーズの「面白さを数値化」しポイント付与で定量的に評価
    (1点差試合3ポイント、1-0ゲームはさらに1ポイント)
    (サヨナラゲーム10ポイント、サヨナラ本塁打はさらに5ポイント)
    (最終第7戦までもつれれば15ポイント)等々…
    結果(全シリーズ平均45ポイント)、
    ・当シリーズは69.8ポイント
第88回ワールドシリーズ
  • ミネソタ・ツインズ(アメリカンリーグ)勝数4
  • アトランタ・ブレーブス(ナショナルリーグ)勝数3
  • ツインズが4勝3敗で、4年ぶり3回目の優勝
試合ビジター(先攻)スコアホーム(後攻)
第1戦ブレーブス2-5ツインズ
第2戦ブレーブス2-3ツインズ
第3戦ツインズ4-5xブレーブス
第4戦ツインズ2-3xブレーブス
第5戦ツインズ5-14ブレーブス
第6戦ブレーブス3-4xツインズ
第7戦ブレーブス0-1xツインズ

この年はツインズとブレーブス、両チームともに前年最下位からの地区優勝。

そして揃ってリーグチャンピオン達成後、ワールドシリーズで対戦という面白カードが実現。

サヨナラゲーム4試合と延長戦3試合はいずれも当時のシリーズ史上最多であり、このシリーズもまた史上有数の名勝負として高く評価されています。

  • ツインズ連勝で迎えた第3戦、延長戦での代打に次ぐ代打戦を制しブレーブスが勝利
    (試合中、両チーム合わせ42選手を使い代打12人起用は当時のシリーズ史上最多)
  • 連続でサヨナラ勝利を収めたブレーブスは、続く第5戦も3連勝で34年ぶり優勝へ王手
  • 第6戦、ツインズが負ければ敗退の瀬戸際ゲームを延長戦サヨナラ本塁打で制する

最終戦へともつれ込んだ第7戦、ツインズ先発のジャック・モリスは9イニングをひとりで投げ切っており、9回表終了後にトム・ケリー監督が延長10回以降の継投を示唆。

この意向に対しモリスは自身の続投を強硬に主張。

話し合いの末に監督が折れ、モリスは10回表のマウンドへと向かい完封勝利。シリーズMVPの栄光をも掴んだのでした。

Embed from Getty Images 1991年
3試合23.0イニング2勝0敗、防御率1.17の成績を残したツインズのジャック・モリス。

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価

このシリーズの評価は?
  • 2017年のWS期間中、スポーティングニュースのジェイソン・フォスターは、「”史上最高”として取りあげられるシリーズ3」として、1975年、2001年シリーズとともに当1991年ピック
  • 同時期、WCBS-TV(CBSニューヨーク)のスティーブ・シルバーマンは、1964年以降の全52回中2位
  • MLB.comのジョー・ポズナンスキーは2019年3月、総得失点差・1点差・延長戦の多さ等を基準に第7戦までもつれたシリーズ全39回中2位
  • ESPNのサム・ミラーは2020年5月、出場2チームの実力差・記憶に残るシリーズなどを基準に全116回中2位
  • ハードボール・タイムズのクリス・ジャフは2011年10月、歴代ポストシーズン各シリーズの「面白さを数値化」しポイント付与で定量的に評価
    (1点差試合3ポイント、1-0ゲームはさらに1ポイント)
    (サヨナラゲーム10ポイント、サヨナラ本塁打はさらに5ポイント)
    (最終第7戦までもつれれば15ポイント)等々…
    結果、
    ・当シリーズは137.5ポイント
    ・ワールドシリーズでは1位
第97回ワールドシリーズ
  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ナショナルリーグ)勝数4
  • ニューヨーク・ヤンキース(アメリカンリーグ)勝数3
  • ダイヤモンドバックスが4勝3敗で、球団創設4年目に初優勝
試合ビジター(先攻)スコアホーム(後攻)
第1戦ヤンキース1-9ダイヤモンドバックス
第2戦ヤンキース0-4ダイヤモンドバックス
第3戦ダイヤモンドバックス1-2ヤンキース
第4戦ダイヤモンドバックス3-4xヤンキース
第5戦ダイヤモンドバックス2-3xヤンキース
第6戦ヤンキース2-15ダイヤモンドバックス
第7戦ヤンキース2-3xダイヤモンドバックス

この試合は、9.11の影響でMLBシーズンが中断・延期され、ワールドシリーズ史上初めて開催期間が11月に突入。

第4戦の延長10回裏、ヤンキースのデレク・ジーターの打席中に日付が11月に変わり、そこでサヨナラ本塁打を放ったことから、 ”ミスター・ノーベンバー(11月)”と呼ばれヒーローに。

ヤンキースは第5戦も2点を追う9回裏にソロで同点に追いつき、延長戦の末サヨナラ勝利。

第7戦、Dバックスは1点を追う9回裏、一死満塁でヤンキース無敵の抑えマリアノ・リベラからルイス・ゴンザレスが打ったボテボテのシングル打で劇的サヨナラ勝利。

  • ポストシーズン史上、9回裏ビハインド逆転サヨナラ勝利3試合あるのは初めて
  • サヨナラ安打での優勝決定は、ワールドシリーズで4年ぶり9度目
  • Dバックスは、ヤンキースのシリーズ4連覇を阻止
  • 1961年以降のエクスパンション(新規参入)球団として最速で優勝達成

アリゾナ州を本拠地とするチームの北米4大プロスポーツリーグ(野球MLB、アメフトNFL、バスケNBA、アイスホッケーNHL)優勝も、これが史上初となりました。

Embed from Getty Images 2001年
WS第7戦でヤンキースに勝利し、優勝を飾ったDバックスの選手たち。

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価

このシリーズの評価は?
  • 2017年のWS期間中、スポーティングニュースのジェイソン・フォスターは、「”史上最高”として取りあげられるシリーズ3」として、1975年、1991年シリーズとともに当2001年ピック
  • 同時期、WCBS-TV(CBSニューヨーク)のスティーブ・シルバーマンは、1964年以降の全52回中4位
  • MLB.comのジョー・ポズナンスキーは2019年3月、総得失点差・1点差・延長戦の多さ等を基準に第7戦までもつれたシリーズ全39回中4位
  • ESPNのサム・ミラーは2020年10月、出場2チームの実力差・記憶に残るシリーズなどを基準に全116回中6位
  • ハードボール・タイムズのクリス・ジャフは2011年10月、歴代ポストシーズン各シリーズの「面白さを数値化」しポイント付与で定量的に評価
    (1点差試合3ポイント、1-0ゲームはさらに1ポイント)
    (サヨナラゲーム10ポイント、サヨナラ本塁打はさらに5ポイント)
    (最終第7戦までもつれれば15ポイント)等々…
    結果、
    ・当シリーズは134.7ポイント
    ・ワールドシリーズでは3位
第98回ワールドシリーズ
  • アナハイム・エンゼルス(アメリカンリーグ)勝数4
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ(ナショナルリーグ)勝数3
  • エンゼルスが4勝3敗で、球団創設42年目に初優勝
試合ビジター(先攻)スコアホーム(後攻)
第1戦ジャイアンツ4-3エンゼルス
第2戦ジャイアンツ10-11エンゼルス
第3戦エンゼルス10-4ジャイアンツ
第4戦エンゼルス3-4ジャイアンツ
第5戦エンゼルス4-16ジャイアンツ
第6戦ジャイアンツ5-6エンゼルス
第7戦ジャイアンツ1-4エンゼルス

1961年にメジャー昇格を果たしたエンゼルスは初のワールドシリーズ出場、対するジャイアンツが擁するのは絶頂期にあったバリー・ボンズ。

エンゼルス、ジャイアンツとも地区2位からワイルドカードで勝ち上がったチーム同士で、

これはワイルドカード制が導入されてから初めてのことでした。

そしてジャイアンツにはもう一人、NPBからやってきた新庄剛志が第1戦、9番・指名打者でスタメン入り。

頂上決戦に臨んだ日本人選手となったシリーズでもあります。

その中で屈指の名勝負といわれるのが第6戦
  • 7回表を終わった時点で、分析サイトBaseball Referenceはジャイアンツの勝率96%と計算
  • 7回裏、5点差に拡げたジャイアンツのダスティ・ベイカー監督が、無失点でマウンドを降りる先発投手にボールを(優勝記念球として)手渡す
  • この時TV画面にはジャイアンツのベンチ裏での優勝祝賀準備の様子が映し出される
  • そこにエンゼルスのスコット・スピージオが1号3ラン、この1発で球場のムードが一変
  • なおも予測データ上では2点リードのジャイアンツ勝利確率93%と分析
  • 8回裏、先頭打者によるソロ本塁打でエンゼルスが1点差に迫る
  • 続いてノーアウト二塁三塁からタイムリーツーベースヒットでエンゼルス逆転勝利

負ければ敗退決定の試合で5点差を逆転したのは、この第6戦のエンゼルスがシリーズ史上初

MLBの通算本塁打記録を有し史上最高の選手と謳われたバリー・ボンズでしたが、ここぞのチャンスを逸し、現役引退までチャンピオンリングを手にすることはありませんでした。

Embed from Getty Images 2002年
球団史上42年ぶりの優勝を果たし歓喜に沸くエンゼルス。

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価

このシリーズの評価は?
  • MLB.comのジョー・ポズナンスキーは2019年3月、総得失点差・1点差・延長戦の多さ等を基準に第7戦までもつれたシリーズ全39回中21位
  • ESPNのサム・ミラーは2020年10月、出場2チームの実力差・記憶に残るシリーズなどを基準に全116回中22位
  • ハードボール・タイムズのクリス・ジャフは2011年10月、歴代ポストシーズン各シリーズの「面白さを数値化」しポイント付与で定量的に評価
    (1点差試合3ポイント、1-0ゲームはさらに1ポイント)
    (サヨナラゲーム10ポイント、サヨナラ本塁打はさらに5ポイント)
    (最終第7戦までもつれれば15ポイント)等々…
    結果、
    ・当シリーズは80.3ポイント
  • 2025年ESPNのデビッド・シェーンフィールドは2000年以降のWS・ベストマッチランキングで、26のリストアップ中トップランクA
    (その他のA評価ベストマッチ:2001年Dバックス対ヤンキース(A+)、2011年カージナルス対レンジャーズ(A)、2017年アストロズ対ドジャース(A-))
第107回ワールドシリーズ
  • セントルイス・カージナルス(ナショナルリーグ)勝数4
  • テキサス・レンジャーズ(アメリカンリーグ)勝数3
  • カージナルスが4勝3敗で、5年ぶり11回目の優勝
試合ビジター(先攻)スコアホーム(後攻)
第1戦レンジャーズ2-3カージナルス
第2戦レンジャーズ2-1カージナルス
第3戦カージナルス16-7レンジャーズ
第4戦カージナルス0-4レンジャーズ
第5戦カージナルス2-4レンジャーズ
第6戦レンジャーズ9-10xカージナルス
第7戦レンジャーズ2-6カージナルス

おそらくMLB史上最もエキサイティングな試合の一つと言われているこのシリーズ。

レンジャーズは厚い選手層を武器に球団史上最高勝率で、2年連続2度目のWSへ。

一方のカージナルスは故障者続出ながらもワイルドカードから勝ち上がり、5年ぶり18度目のWS進出。

そしてこのシリーズのハイライト第6戦では、

負ければシリーズ敗退が決まるという崖っぷちの状況で、カージナルスのデビッド・フリーズが2つの劇的プレーでチームを勝利へと導くことにーー。

  • 9回裏の同点3塁打
    ・9回裏2死の場面で、カージナルスは2点差をつけられ、シリーズ敗退まであと1ストライクに追い込まれる
    ・そこにフリーズが起死回生の同点タイムリー3塁打を放ち試合を延長戦に持ち込む
  • 11回裏のサヨナラホームラン
    ・試合はその後ももつれ、11回裏に再びフリーズが打席に立つと、今度はサヨナラ本塁打を放ち劇的勝利を決定づける

これらの活躍により、カージナルスはシリーズ第7戦に望みをつなぎ、最終的にワールドシリーズ優勝を果たしました。

この信じられないような展開から、第6戦は「デビッド・フリーズ・ゲーム」として語り継がれているのです。

Embed from Getty Images 2011年
MVPにも輝いたフリーズは後年、決定していた古巣カージナルスの殿堂入りを自分に値しないと固辞した。

米スポーツ記者らが選んだ歴代ワールドシリーズ名勝負の評価

このシリーズの評価は?
  • MLB.comのテレンス・ムーアは「1975年と1991年の2シリーズよりは下」としつつ「3番目には入るかもしれない」と評価
  • 2012年10月、スポーティング・ニュースによる歴代最高シリーズトップ10で4位
  • MLB.comのジョー・ポズナンスキーは2019年3月、シリーズ全39回中11位とし、ドラマに欠けた第7戦を除けばトップ5内と評価
  • ロイター通信のラリー・ファインは「セントルイスの大逆転劇は1991年や1975年の第6戦をも上回った」と位置づけ
  • シカゴ・トリビューンのフィル・ロジャースは「永遠に記憶に残る歴史的試合」との評
  • ESPNのサム・ミラーは2020年10月、出場2チームの実力差・記憶に残るシリーズなどを基準に全116回中5位
  • ハードボール・タイムズのクリス・ジャフは2011年10月、歴代ポストシーズン各シリーズの「面白さを数値化」しポイント付与で定量的に評価
    (1点差試合3ポイント、1-0ゲームはさらに1ポイント)
    (サヨナラゲーム10ポイント、サヨナラ本塁打はさらに5ポイント)
    (最終第7戦までもつれれば15ポイント)等々…
    結果、
    ・当シリーズは107.7ポイント
    ・ワールドシリーズでは5位

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