こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
昨季2024年はアメリカンリーグ東地区2位、ポストシーズンではワイルドカードシリーズ敗退でフィニッシュした『ボルチモア・オリオールズ』。
そして2025年シーズン、若い選手を中心とした新チームのスターティングラインナップはどのようなものになるでしょう。
本記事ではレギュラーシーズン出場が有力視される注目選手を写真付きで紹介してまいります。
どうぞ最後までお付き合いください。
ボルチモア・オリオールズ 予想スタメン
◆ スタメン候補
1 | 中堅(センター) | セドリック・マリンズ |
2 | 捕手(キャッチャー) | アドリー・ラッチマン |
3 | 遊撃(ショート) | ガナー・ヘンダーソン |
4 | 右翼(ライト) | コルトン・カウザー |
5 | 一塁(ファースト) | ライアン・マウントキャッスル、コビー・メイヨ(※三塁手) |
6 | 左翼(レフト) | タイラー・オニール |
7 | 指名打者(DH) | ライアン・オハーン(※一塁手) |
8 | 三塁(サード) | ラモン・ウリアス(控え)、ジョーダン・ウエストバーグ(※遊撃手) |
9 | 二塁(セカンド) | ホルヘ・マテオ(故障者リスト)、ジャクソン・ホリデイ(※遊撃手) |
【野手】ボルチモア・オリオールズ 注目選手
セドリック・マリンズ
DOB:1994/10/01
出身地:アメリカ合衆国ノースカロライナ州
身長:175.3cm
背番号:31
ポジション:外野手(中堅手(センター))
21年に30本塁打、30盗塁、23年にはサイクル安打を達成。守備では以前『MLB.com』記者が、*スタットキャストによる ”捕球率5%” の球を同選手が難なくキャッチしたことをTwitter(現X)で言及。高難易度プレーをいとも簡単に見せる技に感服しきりでした。
*スタットキャスト~;カメラとレーダーでボール等の動きを追跡するシステム(スタットキャスト)で測定したデータを数値化し捕球の確率を算出
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ボルチモア・オリオールズ Photo Day
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2023年
シーズン開幕前、WBCのアメリカ合衆国代表に選出
アドリー・ラッチマン
DOB:1998/02/06
出身地:アメリカ合衆国オレゴン州
身長:188cm
背番号:35
ポジション:捕手(キャッチャー)
2022年のメジャーデビューでは、守備についたとたん万感胸に迫ったのか、球場の風景を360度目に焼き付けるかのように体全体をぐるりと一回転。スタジアムの雰囲気を一心に刻み込むその姿が観衆の心を揺さぶり、場内に大きな拍手が沸き起こったというエピソードも。
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春季トレーニング試合では新加入の菅野投手と息の合ったコンビぶりを披露。
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初守備で感極まって涙を浮かべたあと、それを隠すようにマスクをかぶったメジャー昇格当日。
ガナー・ヘンダーソン
DOB:2001/06/29
出身地:アメリカ合衆国アラバマ州
身長:190.5cm
背番号:2
ポジション:遊撃手(ショート)
弱冠23歳ながらMLBの未来を切り開く超新星。2023年には満票でのア・リーグ新人王に加え、ユーティリティ部門でシルバースラッガー賞を受賞。傑出した身体能力を誇り走攻守トップレベルの逸材。
なお米各メディアによると、2025年2月末のオープン戦で右肘筋を損傷し開幕戦出場が微妙になってきたようす…、果たして間に合うのか今後の報道が気になります。
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ボルチモア・オリオールズ Photo Day
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負傷の1週間ほど前、スプリングトレーニングでの元気な姿。
コルトン・カウザー
DOB:2000/03/20
出身地:アメリカ合衆国テキサス州
身長:190.5cm
背番号:17
ポジション:外野手(右翼(ライト))
2023年にメジャーデビューし、2024年シーズンは4月の月間最優秀新人(ルーキー・オブ・ザ・マンス)に、今永昇太投手と共に選出。25歳で迎える新シーズン、強肩を活かした高い守備力を保持しつつ、打撃面では昨季のキャリアハイ24本塁打を超える活躍に期待がかかります。
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2019年
大学1年生のとき、日米大学野球選手権大会のUSA代表に選出。
コービー・メイヨ
DOB:2001/12/10
出身地:アメリカ合衆国フロリダ州
身長:195.6cm
背番号:16
ポジション:三塁手→一塁手?
マイナーリーグでMVPに輝き24年シーズン途中にメジャー昇格を果たしたトッププロスペクト。本来の三塁手から一塁ポジションをこなせる多才さを、チームの戦略的ポジション調整に上手く合致させることができれば、今季スターティングラインアップに名を連ねることができるかもしれません。
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ボルチモア・オリオールズ Photo Day
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すでに2024年8月にメジャー昇格を果たし今季スプリングトレーニング試合でも調整中。
タイラー・オニール
DOB:1995/06/22
出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州
身長:180.3cm
背番号:9
ポジション:外野手(左翼(レフト))
華麗なフィールディングでゴールドグラブ賞を2回受賞。2024年オフに前所属レッドソックスからFAで移籍。オリオールズとは*オプトアウト権付き3年総額4950万ドル(約73億6700万円)で契約した29歳。卓越した守備のみならず、強打者としての活躍も期待されます。
*オプトアウト権;選手が契約を途中で打ち切ることができる権利のことで、契約期間中に自ら望めば契約を途中破棄することも可能
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2024年
昨シーズンオフの12月にボルチモア・オリオールズとの契約を発表。
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国際大会歴4回、WBCはプレミア12を含めると3度もカナダ代表として出場。
ジョーダン・ウエストバーグ
DOB:1999/02/18
出身地:アメリカ合衆国テキサス州
身長:190.5cm
背番号:11
ポジション:三塁手(サード)
2020年のドラフト1巡目で指名されたチーム若手のホープ。23年にメジャー昇格を果たし、昨季は自身初のオールスターゲームにも選出。新シーズンを前に、”宿舎の柔らかマットレス” が原因で背中痛に悩まされ1週間以上もオープン戦を欠場していましたが、復帰間近との情報です。
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2024年
24年のオールスターゲーム初選出に輝く笑顔で出場。
ジャクソン・ホリデイ
DOB:2003/12/04
出身地:アメリカ合衆国テキサス州
身長:185.4cm
背番号:7
ポジション:二塁手(セカンド)
22年ドラフト全体1位の超有望株はルーキーイヤーの昨季、打率.189でメジャーの手痛い洗礼を浴びましたが、シーズン最後に飛躍の兆しを掴んだ様子。”ふざけて”大谷の打撃フォームを真似して臨んだ最終2試合で5打数4安打の大暴れ。今季もその勢いを持ち込めれば大躍進を遂げるかも。
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21歳で迎えた春季トレーニング試合でも本塁打を打つなど順調な滑り出し。
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父親のマットはMLB15年プレーヤーで通算316本塁打、オールスターゲーム7度選出の名選手。
【DH】ボルチモア・オリオールズ 注目選手
ライアン・オハーン
DOB:1993/07/26
出身地:アメリカ合衆国フロリダ州
身長:190.5cm
背番号:32
ポジション:指名打者(DH)
2023年シーズンに112試合出場、打率.289とキャリアハイの成績をマーク。そして2025年に入ってから、年俸調停を回避したオリオールズと球団オプション付き1年350万ドル(約5億2000万円)で契約合意、今シーズンもチームの一員としてプレーする予定です。
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ボルチモア・オリオールズ Photo Day
Embed from Getty Images 2025年
フロリダで行われた春季トレーニングで打撃練習。
【投手】ボルチモア・オリオールズ 注目選手
最後に投手ですが、開幕前の大事なこの時期に若手エース候補グレイソン・ロドリゲスが負傷者リスト(IL)入りしたとのニュースが…。
オリオールズは昨季オフに主力のコービン・バーンズをFAで失っており、エース級を欠いた厳しいチーム状況で新シーズン開幕を迎えることになるのでしょうか・・・。
ーーということで、今回投手部門からは1人だけをピックアップしてお届けします。
菅野 智之
DOB:1989/10/11
出身地:日本 神奈川県
身長:185.4cm
背番号:19
ポジション:投手
順調な調整により2025年オープン戦で好投し、これまでのイニングを無失点に抑えている日本人投手。NPBで136勝を積み上げてきた新加入の35歳は、先発ローテの一翼を担うベテラン投手として日増しに存在感を増してきているようです。
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ボルチモア・オリオールズ Photo Day
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3月中旬時点でオープン戦通算成績は4試合で10回1/3、5安打、11奪三振。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。