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ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ――。
MLB公式サイトが放つ「2026年タイトルホルダー予想」が公開!
いよいよ開幕!MLB公式サイトが放つ「2026年タイトルホルダー大予想」が公開されました。
今回、MLB.comの精鋭記者57名が集結し、今シーズンの主要個人タイトルを徹底予測。ア・ナ両リーグの打撃・投手部門において、誰が頂点に立つのかを導き出しています。
三冠王への期待がかかる大谷 翔平や、異次元のスピードを誇るボビー・ウィットJr.といったスター勢はもちろん、データが示す「覚醒間近の若手」や「移籍で化ける注目株」まで、専門家ならではの鋭い視点で網羅。
スタッツに基づいた緻密な分析は、まさに全野球ファン必見!果たして、秋に笑っているのは誰か?MLB記者たちが描く ”2026年の主役たち” を詳しく紹介します。
MLB2026主要タイトル予想:データが語るシーズンの主役たち
詳しい分析の前に、専門家たちが選出した各リーグのトップ候補たちの一覧がこちらです。
【リーグ別】主要6部門タイトル予想リーダーリスト
アメリカン・リーグ(AL)
| 部門 | トップ選手名 | 次点選手名 |
|---|---|---|
| 打率 | ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) | ジェイコブ・ウィルソン(アスレチックス) |
| 本塁打 | アーロン・ジャッジ(ヤンキース) | ニック・カーツ(アスレチックス) |
| 盗塁 | チャンドラー・シンプソン(レイズ) | ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) |
| 防御率 | タリック・スクーバル(タイガース) | ギャレット・クロシェ(レッドソックス) |
| 奪三振 | ギャレット・クロシェ(レッドソックス) | タリック・スクーバル(タイガース) |
| セーブ | アンドレス・ムニョス(マリナーズ | デビッド・ベドナー(ヤンキース) |
ナショナル・リーグ(NL)
| 部門 | トップ選手名 | 次点選手名 |
|---|---|---|
| 打率 | ルイス・アラエス(ジャイアンツ) | ボー・ビシェット(メッツ) |
| 本塁打 | 大谷 翔平(ドジャース) | カイル・シュワーバー(フィリーズ) |
| 盗塁 | エリー・デラクルーズ(レッズ) | オニール・クルーズ(パイレーツ) |
| 防御率 | ポール・スキーンズ(パイレーツ) | 山本 由伸(ドジャース) |
| 奪三振 | ポール・スキーンズ(パイレーツ) | ローガン・ウェブ(ジャイアンツ) |
| セーブ | エドウィン・ディアス(ドジャース) | メイソン・ミラー(パドレス) |
01.打率部門:卓越したバットコントロールの競演
打率という指標は、時代を超えた「安打製造機の証」です。
セイバーメトリクス全盛の現代、打率の重要性を疑問視する声があるのも事実。しかし、三振を避け、野手の間を抜きヒットにつなげる圧倒的なバットコントロールは、相手の守備網を無力化し得点機を広げるための戦略的要素であり続けています。
若き至宝と稀代の安打職人

アメリカン・リーグ(AL)
ア・リーグの最有力候補は、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.です。
過去2シーズンでメジャー最多の395安打を積み上げ、2024年には打率.332を記録。その安定感は群を抜いています。’現役最強’ジャッジの存在さえなければMVPも確実視されるほどの傑出したスタッツを誇り、名実ともにリーグの顔として首位打者争いを牽引します。
これに肉薄するのが、アスレチックスの新星ジェイコブ・ウィルソン。
昨シーズンは怪我に泣かされながらも打率.311をマーク。特筆すべきは523打席でわずか39三振という驚異的な三振の少なさです。記者投票でもウィットJr.とわずか1票差という大接戦を演じており、今季リーグ屈指のアベレージヒッターとなるでしょう。
ナショナル・リーグ(NL)
ナ・リーグでは、バットコントロールの達人ルイス・アラエスが、新天地ジャイアンツでの王座奪還を狙います。
2025年は打率.292、OPS+が自身初の100未満(99)と、彼基準では不本意なシーズンに終わりました。しかし、広角に打ち分ける技術は依然として球界最高峰。専門家たちは、新天地での心機一転が彼本来の輝きを取り戻させると分析しています。
対抗馬は、ブルージェイズからメッツへ電撃移籍したボー・ビシェットです。
昨年は膝の怪我で9月の大部分を欠場しながらも、アラエスと並ぶリーグ2位の181安打を記録。通算打率.294を誇る天性の打撃センスが、ナ・リーグ首位打者争いを一気に熱くさせるはずです。
| その他の注目選手 |
|---|
| AL:アーロン・ジャッジ、ブラディミール・ゲレーロJr.、ヨルダン・アルバレス、ヤンディ・ディアス、ローマン アンソニー NL:ニコ・ホーナー、大谷翔平、トレー・ターナー、フレディ・フリーマン、ヘラルド・ペルドモ、フアン・ソト、ロナルド・アクーニャJr.、マット・マクレーン、JJ・ウェザーホルト |
精密な技術で安打を量産する ”コンタクトの芸術” に対し、次章では、一振りで試合のパワーバランスを破壊する長打力(本塁打)の怪物たちに迫ります。
02.本塁打部門:規格外のパワーが描く放物線
ホームラン(本塁打)は試合の流れを一瞬で変え、スタジアムの視線を一点に集める、まさに ”野球の華”。
昨シーズン、メジャーリーグは歴史的な本塁打量産イヤーとなりましたが、専門家たちはさらなる爆発を予見しているのですから…ファンにとっては堪りません。
圧倒的支持の絶対王者と追随を許さぬ独走者

アメリカン・リーグ(AL)
ア・リーグでは、ヤンキースのアーロン・ジャッジが圧倒的支持(得票数で圧勝)を集めました。
昨シーズン、捕手として史上初の60本塁打という金字塔を打ち立てたカル・ローリー(マリナーズ)の活躍もありましたが、専門家が依然として彼を推す理由は、その「圧倒的な継続性」にあります。通算4度の50本塁打以上という、ベーブ・ルースらに並ぶ歴代最多タイ記録を持つジャッジは、今季も本命中の本命です。
対抗馬は、アスレチックスのニック・カーツ。
昨シーズンのア・リーグ新人王であり、ルーキーとして史上最高級のシーズンを過ごしました。489打席で36本塁打、OPS 1.002という驚異的な効率をマーク。もしフル出場(650打席換算)していれば48本塁打に到達していた計算になり、今季はMVP候補のダークホースとしても注目されています。
ナショナル・リーグ(NL)
ナ・リーグは、ドジャース大谷 翔平の独断場予想となりました。
過去5年間で積み上げた計233本塁打はナ・リーグの全打者で最多(メジャー全体でもジャッジに次ぐ2位)。昨シーズンも自己最多を更新する55本を放ち、その勢いは衰えを知りません。専門家は「どんなタイトルであれ、大谷を予想から外すのは不可能」と断言しています。
これに挑むのが、フィリーズのカイル・シュワーバーです。
昨シーズンはリーグ最多の56本塁打を記録し、1試合4本塁打という神がかり的なパフォーマンスも見せました。「10.8打席に1本」という本塁打ペースはナ・リーグ最高であり、大谷の三冠王阻止を虎視眈々と狙います。
| その他の注目選手 |
|---|
| AL:ジュニオール・カミネロ、カル・ローリー、ピート・アロンゾ、ホセ・ラミレス NL:フアン・ソト、ロナルド・アクーニャJr.、フェルナンド・タティスJr.、エウヘニオ・スアレス |
03.盗塁部門:ダイヤモンドを駆け抜けるスピードスター
近年のルール変更により、機動力の価値は劇的に高まりました。
一瞬の隙を突いて進塁するスピードスターたちは、現代野球において守備陣に最大級の心理的プレッシャーを与える存在です。
異次元の快速新人と規格外のチート

アメリカン・リーグ(AL)
ア・リーグの本命は、レイズのチャンドラー・シンプソンです。
昨シーズン、メジャー初昇格ながらわずか109試合で44盗塁をマーク。スプリントスピードは全選手の上位3%(97パーセンタイル)に位置し、走塁による貢献度を示す「ベースランニング・バリュー」でも+7という驚異的な数値を叩き出しました。純粋なスピードという点において、今もっとも目が離せない存在です。
そしてまたもや登場、打率部門でも名前が挙がったロイヤルズのボビー・ウィットJr.。
走攻守のすべてを兼ね備えた「5ツールプレイヤー」の代表格であり、過去4シーズンで通算148盗塁を記録しています。2023年にはシーズン49盗塁を記録した実績もあり、技術・経験ともにタイトル奪還を狙える位置にいます。
ナショナル・リーグ(NL)
ナ・リーグでは、レッズのエリー・デラクルーズの逆襲が予想されています。
2024年に「20本塁打・60盗塁」という歴史的快挙を成し遂げた怪物は、昨シーズンは左大腿四頭筋の部分断裂という負傷を抱え、それでも37盗塁を記録(リーグ2位)。専門家たちは、万全の体調で迎える2026年、彼が再び異次元の数字を叩き出すことを確実視しています。
対抗馬は、パイレーツのオニール・クルーズです。
昨シーズンは38盗塁を記録し、フアン・ソトと並んでリーグトップタイ(1位)に輝きました。その恵まれた体格と長い四肢を活かしたストライドは、まさに唯一無二。まだ底を見せていない彼のポテンシャルが完全に開花すれば、デラクルーズとの壮絶なデッドヒートが繰り広げられるでしょう。
| その他の注目選手 |
|---|
| AL:ホセ・カバレロ、ホセ・ラミレス、ジャズ・チザムJr. NL:ピート・クロウ=アームストロング、コービン キャロル、ロナルド・アクーニャJr.、ビクター・スコット2世、ジェイコブ・マーシー、マイケル ハリス2世、ザビエル・エドワーズ、ニコ・ホーナー、CJ・エイブラムス |
04.防御率(ERA)部門:マウンドを支配する左腕と右腕
防御率は投手の安定感と支配力を示す、最も信頼される指標の一つです。
この数値が低いことは、チームを勝利へ導く「絶対的な安心感」を意味します。
3連覇を狙う最強左腕と“2点台を知らない”怪物

アメリカン・リーグ(AL)
ア・リーグの本命は、タイガースのタリック・スクーバルです。
現在、球界で「最も支配的な左腕」と称される彼は、過去2シーズン連続で防御率リーグ1位に輝き、いずれもサイ・ヤング賞を受賞しています。2024年の2.39、昨年の2.21という盤石の安定感は、専門家たちに「3年連続の戴冠」を確信させています。
次点は、レッドソックスへ移籍したギャレット・クロシェです。
昨シーズン、スクーバルに次ぐサイ・ヤング賞投票2位となった27歳の剛腕は、キャリアハイの防御率2.59をマーク。奪三振王(255個)のタイトルも獲得した彼が、伝統あるボストンの地でどのような進化を見せるのか、大きな注目が集まっています。
ナショナル・リーグ(NL)
ナ・リーグでは、パイレーツの若き王者ポール・スキーンズが圧倒的な支持を得ました。
デビューから2シーズン、55試合に先発して記録した通算防御率は、驚異の1.96。専門家たちが「2点台の防御率すら経験していない」と舌を巻く異次元の投球術は、今季も打者たちを絶望の淵へと追いやるでしょう。
対するは、ドジャースの山本 由伸です。
昨シーズン、ポストシーズンでの忘れがたい活躍でワールドシリーズMVPにも輝いた彼は、シーズンを通しても30先発で防御率2.49と抜群の安定感を証明。特に「9イニングあたりの被打安打5.9本」はメジャー全体でトップの数字でした。耐久性と精密さを兼ね備えたその姿は、スキーンズの最大のライバルにふさわしいものです。

| その他の注目選手 |
|---|
| AL:ハンター・ブラウン、ジェイコブ・デグロム、ローガン・ギルバート、コール・ラガンズ、ジョー・ライアン、ブライアン・ウー NL:クリストファー・サンチェス、フレディ・ペラルタ、大谷 翔平、ノーラン・マクリーン、ケイド・ホートン |
05.奪三振部門:打者を圧倒する至高の投球
三振を奪う能力は、走者を背負った場面で「守備のミス」というリスクをゼロにする、究極の戦略的優位性をもたらします。
スタジアムが最も沸き立つ、投手の真骨頂とも言える指標です。
奪三振マシーンのリベンジと若き怪物の独走

アメリカン・リーグ(AL)
ア・リーグでは、レッドソックスのギャレット・クロシェが、防御率部門で惜しくも後れを取ったスクーバルを抑え、トップに選出。
フルタイムの先発転向後、対峙した打者の32.9%を三振に仕留めるという驚異的な奪三振率を誇ります。昨シーズン、メジャー全体で1位となる255個の「K(三振)」を積み上げたその剛腕は、ボストンのマウンドでも打者に絶望を与え続けるでしょう。
次点は、タイガースのタリック・スクーバルでした。
彼もまた奪三振能力において決して引けを取りません。昨シーズンはクロシェに次ぐリーグ2位の241奪三振、その前年には228奪三振でメジャー1位に輝いています。現役最強左腕の座を懸けた、ハイレベルな三振の奪い合いから目が離せません。
ナショナル・リーグ(NL)
ナ・リーグでは、ここでもパイレーツのポール・スキーンズが他を寄せ付けない支持を得ました。
昨シーズンは早くも200奪三振の大台を突破。通算の奪三振率31%という圧巻の数字を背景に、専門家たちは彼が奪三振王のタイトルをも手中に収めるのではと見ています。
これに挑むのは、ジャイアンツのローガン・ウェブ。
スキーンズが「質」で攻めるなら、ウェブは「量」で勝負します。過去3年連続で投球回数メジャーリーグ全体で1位を記録している球界屈指のワークホース(働き者投手)であり、昨シーズンもその圧倒的な登板機会を活かしリーグ最多の224奪三振をマークしました。
| その他の注目選手 |
|---|
| AL:ディラン・シーズ、ハンター・ブラウン NL:ヘスス・ルザルド、山本 由伸、クリストファー・サンチェス、フレディ・ペラルタ、クリス・セール、スペンサー・ストライダー、ザック・ギャレン |
06.セーブ部門:試合を完結させる守護神の誇り
クローザーという役割は、たった1イニングに凝縮された極限のプレッシャーの中で試合を終わらせるという、特別な重責を担っています。
勝利の瞬間を告げる「最後の1アウト」を奪うため、彼らはマウンドへ向かいます。
頭角を現したシアトルの宝と最強軍団の新守護神

アメリカン・リーグ(AL)
ア・リーグで最も高い評価を受けたのは、マリナーズのアンドレス・ムニョスです。
昨シーズン、64試合に登板して38セーブ、防御率1.73という圧巻の成績をマーク。平均98.2マイル(約158キロ)の速球と、メジャー3位の貢献度(+15 Run Value)を誇る高速スライダーを武器に、奪三振率でも上位4%に食い込む支配力を見せました。名実ともにリーグ最高のクローザーへと登り詰めています。
2位は、昨夏のトレードでヤンキースへ加入したデビッド・ベドナーです。
移籍後も安定した投球を続け、シーズン通算27セーブ、防御率2.30を記録。フォーシーム、カーブ、スプリッターの3球種を自在に操る高い完成度が武器です。2023年に最多セーブを獲得した実績もあり、名門ヤンキースの「最後のピース」としてタイトル奪還を狙います。
ナショナル・リーグ(NL)
ナ・リーグでは、ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースへ移籍したエドウィン・ディアスに大きな期待が寄せられました。
昨シーズン、メッツで防御率1.63、奪三振率38%という驚異のスタッツを残したディアス。強力な打線を擁し、勝利機会の多いドジャースに移籍したことで、かつて記録したシーズン57セーブに迫るような圧倒的機会が巡ってくる可能性を秘めています。
対するは、パドレスのメイソン・ミラーです。
専門家たちがその投球を、不公平(Unfair)と形容するほど、彼の力は突出しています。平均101.2マイル(約163キロ)の剛速球を武器に、空振り率45.2%、奪三振率44.4%という、文字通り「打つのが不可能」に近い数字を叩き出しました。対戦打率.139という絶望的なスタッツは、今季も打者を完全に封じ込めることでしょう。
| その他の注目選手 |
|---|
| AL:アロルディス・チャップマン、ケイド・スミス、ライアン・ヘルズリー、ジェフ・ホフマン NL:ジョアン・デュラン、デビン・ウィリアムズ、ダニエル・パレンシア、トレバー・メギル、ロバート・スアレス、ライセル・イグレシアス |
全部門トップ:最終予測ボード

MLB用語・スタッツ解説コーナー
文中に出てきた野球用語について、以下に簡単にまとめました。
| 用語 | 解説 |
|---|---|
| fWAR(エフ・ウォー) | 打撃・走塁・守備を含めた選手の「総合的な貢献度」を数値化したものです。この値が高いほど、チームに勝利をもたらす「欠かせないスーパースター」であることを意味します。 |
| OPS(オー・ピー・エス) | 「出塁率」と「長打率」を足した数値。どれだけ塁に出て、どれだけ長打を打てるかという「得点への貢献度」をシンプルに表します。 |
| OPS+(オー・ピー・エス・プラス) | OPSを球場の特性やリーグ平均に合わせて調整した指標。100が平均で、例えば150なら「リーグの平均的な打者より50%優れている」ことを示します。 |
| スタットキャスト(Statcast) | レーダーやカメラを用いて、打球速度やスプリントスピード、ボールの回転数などを精密に測定する最新技術のことです。 |
| 防御率(ERA) | 投手が9イニング(1試合)で自力で取られる点数(自責点)の平均値。数値が低いほど、相手に得点を許さない安定した投手と言えます。 |
| 奪三振率(K%) | 対戦した打者のうち、何パーセントを三振に仕留めたかを示す指標。この数値が高いほど、打者にバットを振らせない「支配力」が高い投手です。 |
| セーブ(Saves) | 僅差のリードを守り抜き、試合を勝利で終わらせた投手に与えられる記録。勝利を完結させる守護神の証です。 |
