こんにちは!
ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ――。

2026年シーズンのメジャーリーグ。新天地へと渡ったスター選手たちは、かつて愛した古巣のファンといつ再会を果たすのか?
MLB公式サイト(MLB.com)は、今オフの主役となった大物たちの移籍背景や新たな地での役割、そして注目の「古巣対決」を網羅した最新レポートを公開しました。思い出の場所を離れた選手たちが、慣れ親しんだ球場で見せる凱旋試合には、単なる勝敗を超えたドラマが期待されます。
本記事では、MLB.comのレポートに基づき、大型トレードやFAで塗り替えられた最新の勢力図を整理。日本ファンの皆様向けに全日程を日本時間に変換して、シーズン後半まで見逃せない注目カードを紹介します。
※ 試合日程:画像では現地時間、テキストではすべて日本時間で表示しています。
2026MLB「古巣対決」完全ガイド:スター選手たちの再会と新たな挑戦
2026年注目カード・スケジュール一覧
移籍したスター選手たちが、初めて古巣と対戦する日程を以下にまとめました。
| 選手名 | 現所属 | 対戦(古巣) | 日程(現地) | (日本時間) | 開催球場 |
|---|---|---|---|---|---|
| サニー・グレイ | レッドソックス | カージナルス | 4/10〜12 | 4/11〜13 | ブッシュ・スタジアム |
| ウィルソン・コントレラス | レッドソックス | カージナルス | 4/10〜12 | 4/11〜13 | ブッシュ・スタジアム |
| ジェフ・マクニール | アスレチックス | メッツ | 4/10〜12 | 4/11〜13 | シティ・フィールド |
| エドウィン・ディアス | ドジャース | メッツ | 4/13〜15 | 4/14〜16 | ドジャー・スタジアム |
| ブランドン・ロウ | パイレーツ | レイズ | 4/17〜19 | 4/18〜20 | PNCパーク |
| ブレンダン・ドノバン | マリナーズ | カージナルス | 4/24〜26 | 4/25〜27 | ブッシュ・スタジアム |
| レンジャー・スアレス | レッドソックス | フィリーズ | 5/12〜14 | 5/13〜15 | フェンウェイ・パーク |
| ニック・カステヤノス | パドレス | フィリーズ | 5/25〜27 | 5/26〜28 | ペトコ・パーク |
| フランバー・バルデス | タイガース | アストロズ | 6/15〜17 | 6/16〜18 | ダイキン・パーク |
| ノーラン・アレナド | Dバックス | カージナルス | 6/22〜25 | 6/23〜26 | ブッシュ・スタジアム |
| ボー・ビシェット | メッツ | ブルージェイズ | 6/29〜7/1 | 6/30〜7/2 | ロジャーズ・センター |
| フレディ・ペラルタ | メッツ | ブルワーズ | 7/20〜22 | 7/21〜23 | アメリカンファミリー・フィールド |
| ルイス・ロベルトJr. | メッツ | ホワイトソックス | 8/21〜23 | 8/22〜24 | ギャランティード・レート・フィールド |
| ピート・アロンゾ | オリオールズ | メッツ | 9/14〜16 | 9/15〜17 | シティ・フィールド |
| ブランドン・ニモ | レンジャーズ | メッツ | 9/22〜24 | 9/23〜25 | グローブライフ・フィールド |
| マーカス・セミエン | メッツ | レンジャーズ | 9/22〜24 | 9/23〜25 | グローブライフ・フィールド |
4月の再会:開幕直後のドラマチックな帰還
開幕直後の古巣対決は、まだ新ユニフォーム姿が見慣れない中で訪れる、特別な再会。新天地への適応を見せつける絶好の舞台であり、ファンにとっても忘れられないドラマチックな幕開けとなります。

対戦カード:(レッドソックス)vs カージナルス
初対戦:4月11日(土)~13日(月)
開催地:ブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)
今オフ、(かつてレッドソックスの編成トップを務めた)カージナルスの新編成本部長チャイム・ブルーム氏による大胆な「改革」の一環として、トレードでレッドソックスへ移籍したエース右腕のグレイと、強打の捕手コントレラス。カージナルスは、このベテラン二人と引き換えに、将来性豊かな若手投手を一挙に獲得しました。
「未来の支配権」を優先したカージナルスに対し、「即戦力の柱」を手に入れたレッドソックス。対照的な戦略をとった両チームの成否が、早くも4月のブッシュ・スタジアムで試されることになります。

対戦カード:(アスレチックス)vs メッツ
初対戦:4月11日(土)~13日(月)
開催地:シティ・フィールド(Citi Field)
2013年のドラフト指名以来、メッツ一筋で12年以上を過ごしてきた「生え抜きの安打製造機」が、ついに新天地へ。今オフ、マイナーの若手投手との交換でアスレチックスへ移籍したジェフ・マクニールは、メッツファンに最も愛された選手の一人。
2度のオールスター選出、そして2022年には打率.326でナ・リーグ首位打者に輝いた実績を持つ彼にとって、クイーンズ(ニューヨーク)は8シーズンを過ごした文字通りの ”ホーム” でした。
故郷カリフォルニアのチームに移った彼が、慣れ親しんだシティ・フィールドの打席でどのような表情を見せ、ファンからどのような喝采で迎えられるのか。4月のメジャーリーグにおいて、最もエモーショナルな瞬間になるはずです。

対戦カード:(ドジャース)vs メッツ
初対戦:4月14日(火)~16日(木)
開催地:ドジャースタジアム(Dodger Stadium)
初凱旋:7月25日(土)〜27日(月)
開催地:シティ・フィールド(Citi Field)
ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャースが、3年6900万ドルで射止めた「絶対的守護神」。今やMLBの名物となった、あの勇壮なトランペット『Narco』の音色とともにディアスがマウンドへ向かうとき、そこはかつてのホームではなく、新天地ロサンゼルスの熱狂に包まれています。
わずか数ヶ月前まで守り抜いてきた古巣メッツを、今度は最強クローザーとして迎え撃つ4月中旬。メッツファンにとっては、誇らしくもどこか切ない、複雑な再会の夜となるでしょう。
そして、本当の意味での凱旋はシーズン後半に訪れます。かつての本拠地シティ・フィールドのマウンドへは7月に立つ予定です。

対戦カード:(パイレーツ)vs レイズ
初対戦:4月18日(土)~20日(月)
開催地:PNCパーク(PNC Park)
対戦カード:(マリナーズ)vs カージナルス
初対戦:4月25日(土)~27日(月)
開催地:ブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)
今オフ、3球団が絡む複雑な大型トレードで新天地へ渡った二人。パイレーツのロウは開幕カードでいきなり3本塁打と爆発し、かつて39発を放った自慢の長打力を新天地でも見せつけています。一方、移籍の噂が絶えなかったドノバンも、マリナーズで4試合2発と最高のスタートを切りました。
球団のコストカットや若返りのために放出された形となった実力派ベテランたち。古巣との対決は、自らの価値と健在ぶりをフロント陣に証明する絶好のリベンジ・ステージとなります。
5月〜7月の激突:実績十分なエースと強打者の凱旋
ペナントレースが本格化し、一戦一戦の重みが増す5月後半から7月。実績あるエースや強打者たちが古巣の土を踏む ”凱旋試合” は、個人の誇りとチームの命運が激しくぶつかり合う、シーズン最大のハイライトとなります。

対戦カード:(レッドソックス)vs フィリーズ
初対戦:5月13日(水)~15日(金)
開催地:フェンウェイ・パーク(Fenway Park)
対戦カード:(パドレス)vs フィリーズ
初対戦:5月26日(火)~28日(木)
開催地:ペトコ・パーク(Petco Park)
初凱旋:6月3日(水)~5日(金)
開催地:シチズンズ・バンク・パーク(Citizens Bank Park)
フィリーズで8シーズンを過ごし、ポストシーズンの英雄としてファンに愛された左腕スアレス。今オフ、レッドソックスと5年1億3000万ドルの巨額契約を結び、ボストンの新たなエース候補となりました。5月中旬、敵地でのアウェイゲームに臨む3連戦。かつての戦友たちの前に、越えがたい壁としてスアレスが立ちはだかるかもしれません。
一方、パドレスと1年契約を結んだカステヤノスにとって、2026年は証明のシーズン。フィリーズとの別れは放出という苦い形でしたが、5月末からの11日間で古巣と6試合も対戦するスケジュールは、まさに宿命的。かつての本拠地に乗り込む6月シリーズ、持ち前の闘争心がどのようなドラマを生むのか注目です。

対戦カード:(タイガース)vs アストロズ
初対戦:6月16日(火)~18日(木)
開催地:ダイキン・パーク(Daikin Park)
アストロズからの2202.5万ドルのクオリファイング・オファーを拒否し、タイガースと3年1億1500万ドルの契約を結んだバルデス。
かつてノーヒットノーランを献上したヒューストンのファンにとって、彼が「敵」としてマウンドに登る緊張感は耐えがたいものがあるでしょう。

対戦カード:(ダイヤモンドバックス)vs カージナルス
初対戦:6月23日(火)~26日(金)
開催地:ブッシュ・スタジアム(Busch Stadium)
過去にカージナルス史上最大級のトレードで加入し、移籍初年度にMVP投票3位に入るなど輝かしい功績を残したスター三塁手。今年1月にダイヤモンドバックスへ移籍したアレナドは、メジャー14年目のシーズンを新天地で迎えています。
近年は打撃成績に衰えが見えるものの、34歳となった名手がかつての本拠地セントルイスに乗り込む6月の4連戦は、移籍後初の古巣対決として大きな注目を集めるでしょう。

対戦カード:(メッツ)vs ブルージェイズ
初対戦:6月30日(火)~7月2日(木)
開催地:ロジャース・センター(Rogers Centre)
メッツが3年1億2600万ドルの巨額契約で射止めた28歳の若きスター遊撃手。ブルージェイズでの7年間で2度のオールスター選出を果たしたエリート強打者です。
カナダのファンにとって記憶に新しいのは、2025年ワールドシリーズ第7戦。ビシェットが大谷翔平から放った起死回生の3ラン本塁打は、トロントのファンに捧げた「最高の別れの挨拶」となりました。その熱狂が冷めやらぬまま迎える夏のロジャーズ・センター凱旋は、2026年シーズンで最も心揺さぶる再会の場となるに違いありません。

対戦カード:(メッツ)vs ブルワーズ
初対戦:7月21日(火)~7月23日(木)
開催地:アメリカン・ファミリー・フィールド(American Family Field)
昨季、17勝6敗、防御率2.70という圧巻の成績でサイ・ヤング賞投票5位に食い込んだ「右腕のエース」ペラルタ獲得のために、メッツはチームの宝であるプロスペクト3位のジェット・ウィリアムズと5位ブランドン・スプロートを差し出しました。
この「勝利への代償」の重さを知るメッツファンの期待と、長年エースとして君臨した彼を温かく送り出したブルワーズファンの敬愛。7月のミルウォーキーで、両軍ファンの複雑な思いが交錯する3連戦が幕を開けます。
8月・9月のハイライト:シーズン終盤の感傷と決着
プレーオフ進出の命運がかかる過酷な最終盤。かつて共に戦った仲間が、今はプレーオフの切符を争う最大のライバルとして目の前に現れます。

対戦カード:(メッツ)vs ホワイトソックス
初対戦:8月22日(土)~8月24日(月)
開催地:レート・フィールド(Rate Field)
メッツ移籍後のデビュー戦で、延長11回に劇的なサヨナラ3ランを放ち、瞬く間にニューヨークの心を掴んだロバートJr.。ホワイトソックス時代にはオールスター選出、さらにはゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を同時受賞するなど、まさに「走攻守」揃った至宝として君臨しました。
毎年のようにトレードの噂が絶えなかった末、ついに新天地を得て本領を発揮し始めた怪物。8月、以前のホームであったシカゴに、一回りも二回りも大きくなった姿で戻る彼の打席には、特別な視線が注がれるはずです。

対戦カード:(オリオールズ)vs メッツ
初対戦:9月15日(火)~9月17日(木)
開催地:シティ・フィールド(Citi Field)
ニューヨークの象徴として君臨した ”ポーラーベア(ホッキョクグマ)” が、オリオールズのユニフォームを纏い、ついにシティ・フィールドへと帰還します。2019年に新人記録の53本塁打を放ち、2024年のポストシーズンでも劇的な一打を刻んだアロンゾにとって、ここは文字通り「自分の家」でした。
球場の通算本塁打記録を持つ英雄が、初めて敵としてバッターボックスに立つ。それはメッツという球団が過去のアイデンティティと決別し、新たな時代へと進むための避けては通れない儀式でもあります。万雷のスタンディングオベーションと、プレーオフ争いの非情さが入り混じる9月のニューヨーク。濃密な空気感に包まれる一戦は、ファンならずとも一見の価値があります。

対戦カード:(レンジャーズ)vs メッツ
初対戦:9月23日(水)~9月25日(金)
開催地:グローブライフ・フィールド(Globe Life Field)
対戦カード:(メッツ)vs レンジャーズ
初対戦:9月23日(水)~9月25日(金)
開催地:グローブライフ・フィールド(Globe Life Field)
現代のメジャーリーグでは極めて珍しい、看板スター同士の「1対1」による電撃トレード。レギュラーシーズン残りわずか2カードという局面で、その当事者たちが運命の再会を果たします。
10年間にわたりメッツ一筋でプレーし、チームの顔の一人でもあったニモ。一方、5球団を渡り歩き、その圧倒的な経験値でニューヨークに新風を吹き込んだ鉄人セミエン。
この時期の激突は、単なる再会を超え、どちらの決断が正解だったのかを白日の下にさらす「審判の場」となります。プレーオフの切符を争う熱狂のなか、テキサスの地でどちらのスターが勝利を掴むのか。ファンにとっても、これほど心ざわめくマッチアップは他にありません。
2026MLB「古巣対決」完全ガイド:まとめ
多くのスターが慣れ親しんだ地を離れましたが、それもまた野球というスポーツが持つ「流動的な美しさ」の一つです。
選手たちが新天地を選んだ背景や、かつての仲間を前に見せる一瞬の表情――。
その裏側にあるドラマを知るだけで、観戦の面白さは何倍にも膨らみます。
2026年シーズン、新たな一歩を踏み出した彼らの挑戦を、私たちも熱い声援と共に最後まで見届けることにしましょう!
