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最新MVPレース予想!ア・リーグ独走とナ・リーグ激戦を徹底解説

メジャーリーグの2026年シーズンもいよいよ佳境を迎え、ファンの熱視線は「今年の最も価値のある選手(MVP)は誰か」へと注がれています。
ここ数ヶ月、MVP争いはアメリカン・リーグ(AL)のヨルダン・アルバレス、ナショナル・リーグ(NL)の大谷翔平による「独走状態」が続き、早々に決着がついたかのように思われていました。しかし、MLB公式サイトが発表した最新の識者投票によると、事態は新たな局面へと変化しつつあるようです。
両者が依然として本命であることに変わりはありませんが、特にナ・リーグのレースが急激に大混戦へと突入。シーズン終盤戦に向けて、一気にスリリングな展開を見せ始めています。
📝 今回の予想投票の仕組み
MLB公式サイトの有識者エキスパート34人が参加し、得票を得た全29選手をランク付けしました。
- 集計方法: 1位=5点、2位=4点、3位=3点、4位=2点、5位=1点のポイント制
- 評価基準: これまでの成績に加え、「シーズン終盤に向けた期待値」を含めて総合評価
※データはすべて現地時間7月26日(日)終了時点のものです。
それでは、両リーグの最新上位ラインナップを一覧表でチェックしていきましょう!
【2026年MLB】リーグ別ランキング一覧表
| 順位 | AL(チーム) | 合計pt(1位票) | NL(チーム) | 合計pt(1位票) |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ヨルダン・アルバレス(アストロズ) | 163 (30) | 大谷翔平(ドジャース) | 158 (23) |
| 2位 | ジュニオール・カミネロ(レイズ) | 111 (2) | ピート・クロウ=アームストロング(カブス) | 140 (11) |
| 3位 | ベン・ライス(ヤンキース) | 73 (1) | ジェームズ・ウッド(ナショナルズ) | 74 (0) |
| 4位 | ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) | 57 (0) | カイル・シュワーバー(フィリーズ) | 46 (0) |
| 5位 | ウィルソン・コントレラス(Rソックス) | 36 (0) | ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ) | 25 (0) |
アメリカン・リーグ(AL)

現在のア・リーグは、まさに「ヨルダン・アルバレス一色」の様相を呈しています。
34人のエキスパート中30人が彼を1位に選出しており、その圧倒的な存在感を物語っています。
1位:ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
【得票ポイント:163pt / 1位票:30票】
現在、彼を取り巻く最大の関心事は「MVPを獲得するかどうか」ではなく、「三冠王を達成してMVPに輝くかどうか」です。主砲のバットでアストロズをプレーオフ争いに踏みとどまらせており、ここから誰かが逆転するのは極めて困難と見られています。
- 打率: .323(AL 1位)
- 安打数: 123本(AL 1位)
- 本塁打: 34本(MLB全体 1位)
- 打点: 77打点(AL 1位)
- OPS: 1.074(MLB全体 1位)
- 総塁打数: 245塁打(AL 1位)
アルバレスはリーグどころかMLB全体でも他を圧倒しており、この「鉄壁の首位」を崩すのは至難の業。三冠王への挑戦という歴史的背景も、彼の評価をさらに揺るぎないものにしています。
2位:ジュニオール・カミネロ(レイズ)
【得票ポイント:111pt / 1位票:2票】
昨季(2025年)に記録した「45本塁打・110打点」という驚異的な数字にはわずかに届かないペースながら、総合的な打撃の質としては昨年を上回る素晴らしいシーズンを送っています。
長打力だけに頼らない「完成された打者」へと着実に進化を遂げており、今後の追い上げにも注目です。
- 本塁打: 29本(年間44本ペース)
- 打点: 63打点(年間97打点ペース)
- 打率: .283(キャリア平均を大幅に更新中)
- OPS: .915(キャリアハイを大きく更新見込み)
3位:ベン・ライス(ヤンキース)
【得票ポイント:73pt / 1位票:1票】
例年であれば「MVP最有力候補」になっていてもまったくおかしくないエリート級の活躍をみせています。主砲アーロン・ジャッジが不在というヤンキースの窮地において、左右の投手を問わず打ちまくり、打線を牽引する救世主となりました。
アルバレスの存在によって霞みがちですが、打撃主要カテゴリーの多くで「リーグ2位」に位置しています。
- 本塁打: 31本(AL 2位)
- 打点: 72打点(AL 2位)
- OPS: .946(AL 2位)
- 長打数(XBH): 52本(AL 2位)
- 7月単月OPS: 1.043
4位:ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
【得票ポイント:57pt / 1位票:0票】
現在は自身キャリア初となる負傷者リスト(IL)入りとなっていますが、走攻守そろった「メジャー最高峰のオールラウンダー」としての貢献度は依然として突出しています。
今季13本塁打と3年連続の「30本塁打-30盗塁(30-30)」達成は厳しいペースですが、最高峰の遊撃守備と足でチームを支え続ける存在です。
- bWAR: 5.0(総合貢献度・エリート級)
- 盗塁数: 30盗塁(AL 1位)
- OPS+: 127(AL遊撃手トップ)
- 本塁打: 13本
5位:ウィルソン・コントレラス(レッドソックス)
【得票ポイント:36pt / 1位票:0票】
今季のMVP予想で待望の初ランクインを果たしました。
ここ数週間で見せた「レッドソックスの歴史的なV字回復」を象徴する中心人物として、圧巻の存在感を放っています。 7月3日から始まった球団タイ記録となる「15連勝」の立役者であり、自身のキャリアハイをことごとく塗り替える大覚醒のシーズンを送っているところです。
- シーズンOPS: .935(自己ベスト大幅更新ペース)
- 15連勝中の成績: 打率 .319 / OPS 1.108
- 本塁打・打点: 自己最多(24本・80打点)の更新が確実視
ナショナル・リーグ(NL)

ナ・リーグのMVP争いも本命視される選手は変わりませんが、ここへきて差が急速に縮まり、レースは一気に激化しています。
その中心にいる大谷翔平ですが、投手としての「現在の状況」が、今後のレース展開をよりスリリングで興味深いものにしています。
1位:大谷 翔平(ドジャース)
【得票ポイント:158pt / 1位票:23票】
依然として最有力候補ではあるものの、日曜終了時点では本塁打・打点・OPSの主要3部門すべてでナ・リーグのトップ5にも入っていません。
そのため、現在の打撃成績(一刀流)のままシーズンを終えた場合、自身5度目となるMVP獲得には届かない可能性が出てきました。再び「独走状態」へと戻せるかどうかは、投手としての復帰と登板パフォーマンスにかかっています。
識者らの評価基準として、
二刀流という稀有な才能ゆえ、投打そろって「超エリート級」の数字を残す必要はなく、両方で「十分優れている(good)」状態を維持する
それだけでMVPに値すると見ているのです。
膝の不調(7月3日以来登板なし)からマウンドへ戻り、再び投げ始められるかが最大の鍵となるでしょう。
- 打者成績: 22本塁打 / 61打点 / OPS .907(※主要部門はNLトップ5圏外)
- 投手成績: 8勝2敗 / 防御率 1.79(14先発)
- 登板状況: 7月3日以降、膝の不調により登板なし
2位:ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
【得票ポイント:140pt / 1位票:11票】
大谷の二刀流復帰が不透明という状況を差し引いたとしても、5月下旬以降の圧巻のパフォーマンスによって、ナ・リーグMVP争いを一気に大激戦へと変えた主役です。
直近50試合で打率.355、17本塁打、OPS 1.184と打撃が完全覚醒。26盗塁も記録しており、2年連続となる「30本塁打-30盗塁(30-30)」の達成を確実なペースで手中に収めつつあります。
さらに真の凄みは、圧倒的な守備力を含めた「総合力」。指標・数値のすべてにおいてメジャーリーグNo.1の野手として君臨しています。
- bWAR: 6.5(全メジャーリーガー中 1位)
- OAA: 20(全ポジション・全MLB選手中 1位の守備貢献度)
- シーズン打撃: 23本塁打 / OPS .932 / 26盗塁
- 直近50試合: 打率 .355 / 17本塁打 / OPS 1.184

3位:ジェームズ・ウッド(ナショナルズ)
【得票ポイント:74pt / 1位票:0票】
メジャー屈指の強打者へと急成長を遂げた若き大砲です。
圧倒的なパワーだけでなく、メジャートップの四球数を記録する卓越した選球眼を兼ね備えており、すでに相手投手陣にとって「最も恐ろしい打者」のひとりとなっています。
平均打球初速95.2マイル(約153.2km/h)は、200以上の打球サンプルがあるバッターの中でメジャー最高値を記録しており、その鋭さと規格外の打撃センスが数値にも表れています。
- OPS: .953(NL 1位)
- 出塁率: .396(NL 2位)
- 本塁打: 30本(NL 3位)
- 四球数: 82四球(MLB全体 1位)
- 平均打球初速: 95.2 mph(MLB全体 1位 ※200打球以上)
4位:カイル・シュワーバー(フィリーズ)
【得票ポイント:46pt / 1位票:0票】
ナ・リーグ最多の33本塁打を誇る、球界屈指の圧倒的な長距離砲です。フィリーズのプレーオフ争いを牽引する存在として、勝負強さと破壊力でMVP議論に留まり続けています。
シーズン50本塁打ペースのアーチを量産し続けており、ナ・リーグのDH部門では本塁打だけでなく打点・OPSでもトップに君臨。「対戦相手の投手が最も対峙を嫌がる強打者」として恐怖を与えています。
- 本塁打: 33本(NL 1位 / シーズン50発ペース)
- 打点: 62打点(NLのDH内 1位)
- OPS: .914(NLのDH内 1位)
5位:ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)
【得票ポイント:25pt / 1位票:0票】
「The Miz(ザ・ミズ)」の愛称を持つ最速100マイル超の炎の本格派右腕です。野手優位の現代MVPレースにおいて、2014年のクレイトン・カーショウ以来となる「専業投手によるMVP受賞」に果敢に挑んでいます。
防御率1.58、WHIP 0.75はいずれもメジャートップクラスの驚異的な数字。6月12日のフィリーズ戦で見せた「無四球・1安打・15奪三振での完封劇」をはじめ、圧巻の奪三振ショーを繰り広げています。
- 防御率: 1.58(MLB全体 1位)
- WHIP: 0.75(1イニングあたりの許走者数)
- 成績: 11勝4敗 / 185奪三振
- ハイライト: 15奪三振完封勝利(6月12日 フィリーズ戦)
トップ圏外:その他に票を獲得した選手たち
上位5名以外にも、各リーグの未来を担う若手や実力派スターたちが票を集めました。
【アメリカン・リーグ(AL)】
特筆すべきは、タイガースの若手捕手ディロン・ディングラーに1位票が1票投じられた点です。エキスパート陣からの期待の高さがうかがえます。
| ア・リーグ得票選手リスト |
|---|
| ・ディロン・ディングラー(DET ※1位票1票を獲得) ・ニック・カーツ(OAK) ・ミゲル・バルガス(CWS) ・ケビン・マクゴニグル(DET) ・キャム・シュリトラー(NYY) ・ヤンディ・ディアス(TB) ・バイロン・バクストン(MIN) ・シェイ・ランゲリアーズ(OAK) ・ライリー・グリーン(DET) |
【ナショナル・リーグ(NL)】
ナ・リーグも球界を代表するスラッガーからエース投手、勢いのある若手まで実力者がズラリと名を連ねており、今後の後半戦の活躍次第では一気に上位へ躍り出る可能性を秘めています。
| ナ・リーグ得票選手リスト |
|---|
| ・フアン・ソト(NYM) ・CJ・エイブラムス(WSH) ・オットー・ロペス(MIA) ・ブライス・トゥラン(MIL) ・ジョーダン・ウォーカー(STL) ・クリストファー・サンチェス(PHI) ・コービン・キャロル(ARI) ・マット・オルソン(ATL) ・ザック・ウィーラー(PHI) ・JJ・ウェザーホルト(STL) |

