こんにちは!
ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。
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2025年12月22日(日本時間23日)、MLBの公式テレビチャンネル、MLBネットワーク(MLB Network)は、2025年の最高の瞬間を振り返る年末カウントダウンの一環として、バットフリップ・ベスト40を発表。
その中で、ドジャースの大谷翔平のバットフリップがトップで紹介されていました。
本記事では、もはやホームランとセットで一つのパフォーマンス、
カッコよく決まった印象深いバットフリップを、そこからさらにpickしてお届けします。
ではさっそく見ていきましょう。
※ 文中の日付はすべて現地時間で表示しています。
印象に残るバットフリップ TOP3
セレブレーションの再現
1位
大谷翔平(5月9日)
ドジャース vs ダイヤモンドバックス
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9回、大谷翔平はこの日の試合の流れを一気にひっくり返す逆転3ランを叩き込んでみせました。
スーパースターはそのままダイヤモンドをぐるりと一周していきました。
ーーじつは、チェイス・フィールドではその前の5回表、
Dバックスのルルデス・グリエルJr. が満塁ホームランを放ち、まったく同じ2本手のバットトス(two‑handed bat toss)+両手を高く掲げるド派手なセレブレーションを披露。
グリエルが見せた“あのポーズ”を、今度は大谷がやり返した形となったのです。
Embed from Getty Images 元祖(?)グリエルJr.の華麗でド派手なバットフリップ!
もっとも本人にしてみれば、挑発ではなく、ましてや嘲笑などでもなく、ただ数イニング前に目にした華麗な一連の動作を再現しただけ。
ただこれが、MLBファンの間では、オマージュ、仕返し、シンクロ、と大きな話題となりました。
ちなみに大谷はこのベスト40ランキングに、他にまだ3件もリストアップされています。
- 11位(10月27日)vs ブルージェイズ(ワールドシリーズ第3戦)
- 16位(9月30日)vs レッズ(ナ・リーグワイルドカードシリーズ第1戦)
- 25位(7月21日)vs ツインズ
キャリア初の満塁ホームラン
2位
ピート・クロウ=アームストロング(5月23日)
カブス vs レッズ
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この日のカブスは、序盤から2度も4点差をつけられる苦しい展開。
7回、スコアは 6-4で、なおもレッズがリード。
その場面で打席に立ったのが、PCAことピート・クロウ=アームストロング、
そして次の一振りが、大きく劣勢を跳ね返します。
PCAは打球が右のファウルポールをかすめてスタンドに吸い込まれるのを見届けると、
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起死回生の一打はキャリア初となる満塁弾、
圧巻のパフォーマンスにカブスのベンチも一気に沸き立ち、選手たちは爆発するような盛り上がりをみせました。
確信のバットドロップ
3位
フェルナンド・タティスJr.(5月13日)
パドレス vs エンゼルス
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9回裏、4–4の同点を破る一発を放ったタティスのバットフリップは、
派手に誇示する感じとはちょっと違い、
彼らしいダイナミックでエネルギッシュなスイングの余韻がそのまま形になったような動きーー。
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振り切った直後にはもう勝利を確信して、肩の高さからストンとバットを落とし打球を見送っていました。
これには、試合後の本人コメントも含めて、
これらが重なって、「放り投げる」というよりはむしろ自然に手から離れたような、確信のバットドロップにつながったのだと考えられます。
26歳で迎えたシーズン、
タティスにとってキャリア初のサヨナラ弾にもかかわらず、その表情には落ち着きと自信に満ちた“主役の風格”が漂っていました。
印象に残るバットフリップ PICK2
シネマティックなパフォーマンス
15位
アーロン・ジャッジ(10月7日)
ヤンキース vs ブルージェイズ(ア・リーグ・シリーズ第3戦)
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2025年のポストシーズン、
アーロン・ジャッジに、まだ出ていなかった初本塁打が最高のタイミングで飛び出します。
それは、ルイ・バーランドが投げた球速99.7マイル(約160.5キロ)の内角フォーシームを打ち返す同点3ラン。
ヤンキースの第16代キャプテンは、
ベースを1周する間もヤンキースタジアムは「MVP」コールに包まれ、チームはシリーズ突破に望みをつないだのです。
Embed from Getty Images ダグアウトに戻り中継カメラを指差すパフォーマンスも。
ホームベースを踏んだあともドラマは続き、
ダグアウトに戻ったジャッジは、無表情のまま中継カメラの前で立ち止まり、画面に向かって静かに指を差し出します。
声も発さず、笑みもないまま、数秒だけ視線を送り、歩き出してからもう一度だけ振り返るーー。
その一連の動きは、まるで1本のショートフィルムのように確かなインパクトを残しました。
完全復活を告げる軽やかフリップ
34位
ロナルド・アクーニャJr.(6月9日)
ブレーブス vs ブルワーズ
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アクーニャの2025年は、前年から持ち越したケガの影響で5月中旬まで戦列を離れたところからスタート。
それでも23年のナ・リーグMVPは、
守備の面でいうと、右中間深くから踏み込みなしのノーバウンドで300フィート超(約91m) の送球を見せるなど、“ハイライトを作る男”としての存在感を発揮。
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さらにこの日、チームは7連敗目と振るわない中、
打撃においても出遅れたシーズンを埋め合わせるかのような同点ソロを演出。
アーロン・シバーリの速球をとらえ、
インパクト直後に体がわずかに開きながら逆方向へ107.1マイル(約172.4キロ)で弾き返し、404フィート(約123メートル)の飛距離で描くスイング軌道、
アクーニャのスター性を象徴する、鮮やかでキレのいいバットフリップで決めてみせました。
