こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
中村仁美さんが語る結婚秘話
nakamura_hitomi_official
中村仁美Instagram~ホリプロ訪問~より
2017年にフジテレビを退社し、現在はフリーアナウンサーとして活躍中の中村仁美さん。
人気お笑いコンビ『さまぁ~ず』の大竹一樹さんの妻としても有名です。
お二人が結婚したのが2011年。
当時は交際8年が経っても一向に結婚に対して腰が重く、煮え切らない大竹さんに嫌気がさして別れようとしていた時期での結婚だったということ
そして、大竹さんからはプロポーズさえされたことがなく、ロマンティックからはほど遠いケジメみたいな形で結ばれたカップルだと勝手に印象付けてしまってました。
ウチの主人、責任を取ることをしたくない人なので
テレビのバラエティ番組などでも定番のように中村仁美さんはそのような発言をされていましたよね。
世間も、こういった受け答えに「大竹さん“らしい”一面が垣間見える」と微笑ましく受け止め、笑いに昇華してきた風潮がありました。
しか~~し!!
実際はどうもこれまで語られていたエピソードとはまったく異なる、ドラマのような展開があったようなのです。
そもそも中村仁美さんは芸人である夫、大竹さんから常に「テレビで絶対、幸せな話だけはするな」と厳命されており、その理由を「笑えないから」と言われてきたと話されてきました。
実際に大竹さんはテレビなどではひたすら中村仁美さんの“鬼嫁”ぶりをネタ(?)に取り上げていて、愛を感じる要素など存在しないかの如く、プライベートな本質のところはぜ~んぶケムに巻いてきた人。
結婚に至ったのも、大竹さんからのアプローチゼロ、どっちつかずで意思表示なし、そんなスタンスの人だったから、しかたなく女性側が決断して一緒になったものだとばかり思い込まされてきました。
そうです、私たちはまんまとプロのお笑い芸人に騙されていたのですっ(笑)。
ということで、ここから先は、つい最近クワバタオハラ・くわばたりえさんのYouTubeチャンネル『バタやんちゃんねる』に中村仁美さんがゲスト出演した際、ご本人の口で語られた真実の”愛のお話”
当事者でもなんでもないコチラまでが感動して、思わず笑い泣きしてしまうほどにピュアっピュアな結婚秘話をご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください。
意外な馴れ初め!
フジテレビ入社1年目、初めての番組で中村仁美さんはさまぁ~ずと共演します。
その番組が半年で終了したあとも仲間内で時折集まっては飲み会をしていた席に、ある日共演者の誰かがさまぁ~ずさんも呼ぼうとメールしたところ、三村さんは参加されず、大竹さん一人がやってきたのだそう。
で、意外なことにそれまでにも中村仁美さんのもとには、大竹さんから何度も電話がかかって来ていたのだとか!
それを中村さんはことごとくスルーしていたと言います。
芸人さんだし、12歳も年齢が上だし、遊んでいるんだろうなと思っていたので
番組打ち上げでは皆と同じように連絡先も交換し、電話もかかってきてはいるけれど・・
ちょっとやめておいたほうがいいなと思い無視し続けてきた新人アナウンサー中村仁美さん、22歳
そんなさなか飲み会の場に誘われ、二つ返事で(たぶん)、前のめり気味に(たぶん)
再会を楽しみに乗り込んできたお笑い芸人大竹一樹さん、34歳
そんな大竹さんの第一声が
「ぜんぜん電話出てくんないじゃん」
当時の電話攻撃(失礼!)に4回のうち1回は出るようにしていたという中村さん
「いやぁ、遊んでるじゃないですかぁ、芸人さんは~」とはぐらかすと、すかさず大竹さんが返します
あんなに頻繁に電話をかけてるとするじゃない? で、他のコにもあの頻度でかけてるとするでしょ? そしたらさ、俺さ、めちゃめちゃヒマじゃね?
「俺、もうちょっと仕事してるから」
中村さんは「君だけにかけてますよアピール」だと容赦ありませんが、まさに口説いてます、これを世の中では口説き文句といいます!
その一件があってから、電話には出るようになったという中村仁美さん
電話していても緊張することなくおしゃべりができて、仮に人種を4つのタイプにカテゴライズしたら同じチームに入るのかな(ン?笑)と感じたということで
「もしかしたら二人が似ているのかな、と思ったのかもしれない」と振り返っていました。
こうして大学を出て間もない社会人一年生の中村仁美さんは、「この先12歳も年の離れた人と付き合うこともないだろう、良い社会勉強かも」といった軽いノリでお付き合いを始めたと言います。
当然ながら中村さんに『結婚』などという考えは想像すら及ばない世界だったそうです。
ところが交際してまもなく、お二人は雑誌「フライデー」に撮られてしまいます。
そのとき、週刊誌に載るとわかった時点で大竹さんは気遣いを見せ
「親御さんにご挨拶に行ったほうがいい?」
と中村さんに聞いたというのです。
この大竹さんがさりげなく放った一言に、その時期の、この時点でのお互いの相手を想う気持ちの重さに大きな『差』があったように感じませんか?
大竹一樹さんという人の、精一杯の愛情と誠実さが伝わってくる言葉です。
それに対して当時の中村仁美さんは、まったく結婚の意思もなく、あくまで人生における一時(いっとき)のお付き合いとしか受け止めていなかったことから、彼女の判断で、そのあとご両親には何の報告もしなかったということでした。
雑誌に撮られたことも一切連絡せず、事前報告に出向くこともしないでいたところ、その後、ご両親が知るところとなり大騒動に発展。
中村仁美さんの親御さんからすれば、大竹さんへの印象は『挨拶にも来ない』という反応となり、さらに悪いことに、「新人アナウンサーを芸歴10年を超える立場の者が、後先考えずたぶらかすようなことは”赤子の手をひねるより簡単”だ」とお母様に言われるはめになったといいます。
煮え切らなかったわけじゃない大竹さん
で、ここからのお話なのですが、そのような中村仁美さんの親からの強い反対を契機に、曖昧な関係性がダラダラと続いていったのかな、と思いたくなるじゃないですか?!
ところが事実は全然ちがうものだったようで・・・
「夫に確認しないと…あんまり言っちゃいけないかな…..」とここにきて何やら言いよどむ中村さん。
「単独ライブで忙しくて観ない観ない」と、くわばたさんに促され結婚秘話の核心に迫っていきます。
ーー雑誌激写以降、中村仁美さんの実家のある横浜まで二人は何度も車を走らせたそうです。
けれども大竹さんが「ご挨拶させてください」と口火を切ったところで、中村さんのご両親からはお茶を出されることなく「ウチはそういう気はありません」と玄関先で門前払いされたのだとか。
そのような状況が何回か繰り返された、というのが本当のお話。
そして実のところ、中村仁美さん自身の『迷い』、一般に言われる”堅実”とは真逆な仕事を持つ大竹さんと、この先どうすればいいのか悩んでいたのも事実だったそうで、そんな娘の心の揺らぎを、親が敏感に察知していたからこそ反対し続けていたのかもしれないと振り返っていました。
大竹さんにしてみれば8年もの間、のらりくらりしていたわけではなく、むしろ大切な人が人生を決めかねている心情に、ただただ寄り添っていただけなのではないでしょうか。
中村仁美さんも、20歳代のほとんどをモヤモヤと悩みまくる中で過ごしたため、どんな漢方薬を飲んでもニキビが治らなかったと回想していました。
結婚までの新事実
30歳を過ぎたころ、中村仁美さんは「この人と一緒にいても、このままダラダラといってしまうな」と思い至り、”別れよう”と決心。
私は子供も欲しいし、自分が育ってきた家のように週末は家族で出かけたり、学校行事にも両親連れ立って来てくれたりとか、そういう家庭をつくりたい…..なので別れます
別れを切り出された大竹さんはそれに応じます。
俺も仕事は変えられない。お前が願うような結婚生活は、きっと送らせてあげられないと思う…じゃあ別れようか
ふたりが泣きながら下した結論ーー
「お互いの人生を考えたらしょうがない」
好きだという想いは変わらないまま、そう二人で決断しつつ、翌日に以前から共に予定していたオフ(お休み)日を迎えます。
久しぶりに休みが合ったから、どこか遊びに行こうかと話していた次の日
いつもどおりに一緒に買い物をして、エスニック料理屋さんに入っていつもと同じ、笑い合いながらメニューを選んだりしていたところ・・・
中村仁美さんの目の前で大竹さんのところだけにスポーンとスポットライトが当たったように見えて
「私、ずっと探していた結婚相手、ここにいたじゃん」
と、唐突にひらめいたのだそうです。
そこからは
「この人と10年20年たぶんこうやってずっと一緒にいる。じゃこの人が隣にいる、隣にいる人が結婚相手、じゃこれが結婚じゃん」
突然考えが反転して、理想の結婚相手を探していたけれど、そうではなくて、ずっと一緒にいる相手が結婚相手」と意識が全転換して、その時おもむろに中村さんの口からがついて出た言葉
結婚してもいい気がする!
それを受けて大竹さんが間髪入れずに発した一言に、大竹さんの大きな愛を感じてしまいます。
じゃあいつにする?
ハイ!完璧~~!
なんて素敵なお話なのでしょう!!
nakamura_hitomi_official
中村仁美Instagram~結婚記念日~より
親御さんとの関係
最後に中村仁美さんは言い切っていました。
「もう私の中では決まったんです。子供も出来ないならそれで構わない、ずっと二人でいられればいい、この時間が続けばいいんだから」
その”腹がくくれた”状態のままご両親に電話をし、「結婚するから」と宣言
父親の「大竹さんでいいのか」の問いにも決然と「結婚するって決めたから」ときっぱり。
ーー後日、また二人は車に乗り、中村仁美さんの横浜の実家へ
玄関を通され、家に上がってまもなく中村さんのお母様がケーキを持ってきて、そこには”結婚おめでとう”のお祝いプレートが飾られていたそうです。
これまで交際を認めてもらえず、いつも実家からの帰途を泣きながら帰ったというおふたり。
以前からエピソードトークで聞いていた馴れ初めやいきさつとは、本質の最も大事なところがまったく違っていたことに心から感動しホッコリしまいました。
中村仁美さん、大竹一樹さん、どうか末永くお幸せに・・・
最後までお読みくださり、ありがとうございました。