競泳成田実生(みお)17歳可愛い素顔や性格、学校生活や自己ベストは?

気になる人物

こんにちは!

ちょっかんライフです。

今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。

パリ・オリンピック2024、競泳代表をかけた国際大会選考会が幕を開けました。

女子400m個人メドレーは東京大会2冠の大橋悠依選手が再び大舞台の切符をつかむのか?

はたまた、去年の水泳世界選手権で8位に入った高校生の成田実生(なりた みお)選手が初のオリンピック出場をもぎ取るのかに注目が注がれています。

そこで今回は、今後の日本競泳界を牽引し、世界へ羽ばたくことが期待される新星スイマー、成田実生選手の等身大の素顔やアスリートとしてのこれまでの競技記録などをまとめました。

去年2023年からこれまでの、1年間にわたる競技結果を振り返りながらご紹介してまいります。

成田実生(Narita Mio)lPROFILE
2006年12月18日 東京都葛飾区出身 
2022年4月 淑徳巣鴨高校入学
所属:金町スイミングクラブ
種目:個人メドレー(ひとりでバタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形を泳ぐ)、背泳ぎ
身長:160センチ
<主な戦歴>
2022年 国際大会日本代表選手選考会:400m 個人メドレー2位(世界ジュニア新記録樹立)
2023年 第99回 日本選手権水泳競技大会:200mおよび400m個人メドレー優勝
アジア大会:400m個人メドレー3位
JAPAN OPEN 2023:200mおよび400m個人メドレー優勝
<自己記録>
200m個人メドレー:2:10.11
400m個人メドレー:4:36.71

2023年4月9日

同年7月に福岡で開催される世界選手権の日本代表選考会を兼ねて行われた、競泳日本選手権最終日。

この日、成田実生選手は女子400メートル個人メドレーに出場。

レース序盤、他選手が優勢だったところへ最後の自由形で一気にタイムを伸ばし4分36秒89でゴール。

200メートル個人メドレーに続き2冠を達成、世界選手権代表内定を決める優勝を果たしました。

レース後のインタビューで成田実生選手は、日本で開催される世界選手権への意気込みについて以下のようにコメントを残しています。

成田実生選手は、東京オリンピック金メダリストの大橋悠依選手を抑えて初の日本一に輝いたことから、世の中の期待も一気に高まっていきます。

迎えた水泳世界選手権 2023年7月30日 in福岡

昨年の世界ジュニア選手権で3冠を達成した16歳のホープが初めて挑んだ世界選手権の決勝。

女子400メートル個人メドレー予選を全体3位通過で決勝に臨んだ成田実生選手でしたが、フィニッシュタイムは4分42秒14

結果はまさかの第8位で、競泳日本女子は前年2022年に引き続き、2大会連続で個人種目メダルなしに終わりました。

この日の成田実生選手の試合運びも、最初のバタフライ段階から上位陣に大きく離される苦しい展開。

100メートルのターンで8番手に落ちてからは、最後まで順位は上がらず盛り返すことはできませんでした。

そして優勝したマッキントッシュ選手(カナダ)は成田選手と同い年の16歳。

悔しさはもちろんのこと、さまざまな思いが交錯したでしょうが、レース後のインタビューでは「まだまだ差があるなと感じるレースだった。たくさん応援をしていただいたのに、ベストタイムから遅れて凄く残念です。」

と気丈に振る舞う姿が印象的でした。

背泳ぎが得意で、癖(クセ)のない美しい泳ぎが持ち味といわれる成田実生選手。

水泳ファンからも、”きれいなフォームの泳法が好き”、”水の抵抗を抑えた美しい泳ぎ”などと評されてきました。

そんな成田実生選手が、去年のシーズン終わりに2023年を自ら冷静に総括しています。

日本選手権2冠に続き世界水泳400m個人メドレー8位、10月中国でのアジア大会400m個人メドレーで銅メダルを獲得するも、シニアの国際舞台では思い通りの泳ぎができなかったと振り返り、

「世界に比べると水泳の実力もそうですし、メンタル面でも自分はまだまだなんだな、ということを痛感しました」

このように述べると共に、後ろ向きの思いだけを語って終わらせるようなことはありませんでした。

さらに悔しい気持ちをバネに、そこから課題もご自身で見い出し、来シーズンに向けた新たな目標設定をしっかりビジョン化してみせるのでした。

2023年シーズンを、ずっと不安を抱えたままだったと自己分析する成田実生選手。

その原因を、”目標設定の考え方”にあったと言います。

日本代表に入れたまでは良かったものの、その先の明確なビジョンがなかったため練習が今一つかみ合わず、不安も拭えず、頑張りきることもできない。その不安定さが、自己ベストを出せずにシーズンを終える結果となった。もっと高くて、明確な目標を持たないといけない

ここに気づいたのだそうです。

そして設定した目標が、五輪代表のさらにその先にある「パリ五輪の決勝の舞台で泳ぎたい」につながったということでした。

所属先;金町スイミングクラブ公式Instagramより

成田実生選手が通う高校は淑徳巣鴨高校、東京は豊島区巣鴨にある私立の中高一貫校です。

シーズン中は海外遠征や合宿も多く、学業との両立もなかなか大変そうですよね。

現役高校生としての成田実生選手の素顔とはどういった感じなのでしょうか。

以下に、成田実生選手は学業においても水泳同様に、おろそかにしたり手を抜くようなことは一切なく、学生としての本分を尽くす人なんだなぁということがわかるエピソードを並べてみました。

●好きな科目の英語を使い、アジア競技大会でボランティアと英語で話しピンバッジを交換

●高校での毎朝3分間にわたる古文、英単語朝テストで最初全然点が取れなかったのを契機に猛奮起、徐々に点を取り苦手意識を克服

できない自分が悔しい。やれない自分が悔しい。他者に向けてではなく、自分に対するそんな負けず嫌いな一面が、成田実生選手を人として大きく成長させてきた原動力にもなっているようです。

絶対に諦めないという強い気持ちを持って課題に取り組んだり、テストを受けたりと、何事にも前向きに投げ出すことなく取り組む姿勢が一貫して突き抜かれているのでしょうね。

年が明け、2024年2月中旬

競泳の国内トップレベルの選手たちが参加した強化合宿が報道陣に公開された日、去年暮れ17歳になった成田実生選手はパリオリンピック代表選考会に向け、その抱負を次のように語りました。

2024年2月17日

競泳コナミオープン第1日in東京アクアティクスセンター

成田実生選手は、女子400メートル個人メドレー決勝を4分36秒68でタッチ。

自己記録を0秒03更新して1着だったのですが、背泳ぎから平泳ぎのターンに違反があったということで失格に…

まさかの結果となったものの、パリ五輪に向けては日本水連規定の派遣標準記録の4分37秒14を突破。

失格こそしたものの、記録と順位は目標を達成!

平泳ぎから抜け出して逃げ切る、といった本来得意とする理想的なパターンで見事泳ぎきったのです。

久しぶりに36秒が出たのはよかった。
結果的に失格になってしまったけどタイム的には自信になった

と、成田実生選手本人もその手ごたえを口にしていました。

ーーそしていよいよ開幕した代表選考会

成田実生選手は初オリンピック切符獲得に挑みます。

女子個人メドレーでは、東京五輪2冠の大橋悠依選手も400個人メドレーのエントリーを表明しましたので、本記事冒頭でも触れたように代表2枠を争う熾烈なレースとなる模様です。

つい先日ですが、今春から成田実生選手はセイコーグループ株式会社とサポート契約を締結して、『Team Seiko』のアスリートチームに新しいメンバーとして迎えられたばかり。

セイコースポーツ
セイコーグループ公式アカウントInstagramより

メンバーには前述の大橋悠依選手も在籍しています。

当選手の印象について成田実生選手は、率直に素直な気持ちを語っていました。

セイコースポーツ
セイコーグループ公式アカウントInstagramより

現在、学生の身でもある成田実生選手は、週6日の練習と学校に追われる忙しい日々を送っており、プライベートな時間の確保自体がなかなかムズカシイ様子。

貴重な休日も、木曜日と日曜日の午後のみがオフで、整骨院に行ったり、少しでも勉強をしたりと出かける機会は少ないと言います。

ただそんな多忙な毎日にあって、リフレッシュしたい時や息抜きに欠かせないのが、中学3年生のときから飼っている愛犬と遊ぶひとときだそうで、地元葛飾区報にもシュナイザーとおぼしきワンちゃんとのツーショットが掲載されていました。

ーーメチャクチャ可愛い写真過ぎて、つい忘れてしまいそうですが、このワンちゃんと同じ表情であどけなく笑う女子高生は、まぎれもなく世界を相手に勝負をかけるアスリート

来る日も来る日も日常生活の大半を練習が占め、あまり高校生らしいことはできていないのが実情のようです。

そんな中、4月で高校3年生となり、最後の1年間のうちに実現したいこととして成田実生選手が挙げているのが、友だちと一緒に“制服ディズニー”に行くことだそうで・・・

ン?エ~っと…あっ!

みんなでお揃いの制服姿でディズニーランド(&ディズニーシー)に行って、ワイワイ楽しく笑い転げながらアトラクションを満喫するといった世界線のことですかね(笑)?!

なんとも年齢相応、等身大の可愛らしい夢ですね!

ウン、いいと思います!!

この数日中にいよいよ決定する国際大会代表選手選考会でのパリ代表切符。

まずはこれを一番の目標にしてきたと言い切る成田実生選手。

これまで理想の選手像を、「どんな時でも諦めない選手こそがカッコいい!」と語ってきたとおり、私的生活においても常に全力で、試合での苦しいレース展開でも頑張り抜く強さを身につけてこられたことは十分伝わりました。

2024年に入ってからは、ただ大会に出場するだけでなく「金メダルを目指したい!」という気持ちも少しずつ芽生えてきたと話す成田実生選手が、納得のいく結果を出し、晴れてオリンピックの舞台に立てるよう心からのエールを送ります。

初五輪切符をどうか成田実生選手の手中に!!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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