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MLB2025 カブス対フィリーズ、ドジャース対パドレス、注目の対戦カード

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ。

MLBは一つとして同じ試合を観ることはできない、予期せぬサプライズだって生み出してくれる。

今季6月2週目には、エンゼルスのア・リーグ西地区上位進出を懸けた熾烈な争いや、週末にかけてはヤンキースとRソックスのリターンマッチ。

ほかにもカウフマン・スタジアムで行われるアスレチックスのルーキー、ジェイコブ・ウィルソン(イチロー以来初となるシーズン200安打達成可能とされる屈指のシングルヒッター)、そしてロイヤルズ期待のスラッガー、ジャック・ガグリオーン(2024年ドラフト全体6位指名からわずか1年足らずでメジャーデビューを果たした”大谷2世”)との若手対決など楽しみなカードが目白押しです。

本記事では、今週注目の2つのシリーズをご紹介します。

※日程はすべて日本時間

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MLB2025 注目の2シリーズ

直近の試合日程と結果
6月10日(火)カブス 3 – 4 フィリーズ
6月11日(水)7:45 カブス 8 – 4 フィリーズ
6月12日(木)2:05 カブス 2 – 7 フィリーズ

両チームの対戦成績

カブスは2025年シーズン、フィリーズとの最初の対戦カードで4月26日からの3連戦を1勝2敗で負け越し。一方フィリーズは22年のシリーズでスイープされたものの、以降カブスには11勝4敗で勝ち越しています。

昨季7月シカゴの本拠地リグレー・フィールドで行われた試合では、今永昇太が先発し、6イニング、8奪三振。DHの鈴木誠也は4打数0安打で打率.257。今季絶好調のピート・クロウ=アームストロングは当時メジャー昇格したばかりでしたが3打数、2安打、2打点で打率.199の成績を収めています。

今季5月は19勝でナ・リーグ東地区トップタイで月を終えたフィリーズ。

ところが、主力のブライス・ハーパーが5月終盤の試合で右肘に死球を受け5試合欠場した後の復帰戦で右手首痛が引かず、結局10日間の故障者(IL)リスト登録へ。6月に入ってからはブルージェイズ戦で1勝した以外、7敗を喫しています。

Embed from Getty Images フィリーズの本拠地シチズンズ・バンク・パーク。

そのような状況で、現在ア・リーグ中地区1位に躍り出た勢いのあるチームをシチズンズ・バンク・パークに迎え入れます。

選手情報

カブスのピート・クロウ=アームストロング(愛称PCA)はここまで、17本塁打、55打点、72安打、21盗塁とチーム内1位の成績。現在OPS+145(平均値を100として得点力を表す指標)を記録。

Embed from Getty Images 2025年
PCAことピート・クロウ=アームストロング(左)と鈴木誠也。

同じくカブスの鈴木誠也も、打点55でPCAと並んでナ・リーグ2位タイ。

フィリーズはトレイ・ターナーが好調を維持、ここまで打率.299、79安打、17盗塁。また、カイル・シュワーバーも20本塁打、46打点とチームへの貢献度は高い。

そして、元エンゼルスで大谷とも親しかったフィリーズのブランドン・マーシュですが、6月10日第1戦目の延長戦でついに自身初となるサヨナラ打を決め、チームの連敗5を止める活躍を見せました。

Embed from Getty Images 2025年
見事延長戦を制したサヨナラ打に大興奮のマーシュ(右)!

6月11日(水)試合結果 追記

この試合はカブスが制し、鈴木誠也は「3番・右翼手」で先発出場し5打数2安打、打点56としてナ・リーグ2位をキープ。PCAに快音は聞かれず。スワンソンブッシュとソロを放ち、ハップに6号、7号が飛び出すなどして8得点。

観客41220人を集めたフィリーズは、ケプラーに2ランが出たものの6回以降は無得点のまま、4対8で敗れています。

6月12日(木)試合結果 追記

フィリーズが1回に3得点、4回に2得点と先行し、3回裏にはシュワバーの21号、7回裏でボームが6号ソロを放ち、カブスとの3連戦を制しました。

カブスの鈴木誠也は4打数1安打でしたが打点にはつながりませんでした(56打点はナ・リーグ2位そのまま)。

直近の試合日程と結果
6月10日(火)ドジャース 8 – 7 パドレス
6月11日(水)10:40 ドジャース 1 – 11 パドレス
6月12日(木)5:10 ドジャース 5 – 2 パドレス

両チームの対戦成績

Embed from Getty Images パドレスの本拠地ペトコ・パークの回転式入場口外観。

ドジャースとパドレスは2002年以来298試合を行い、そのなかでドジャースが171試合(勝率57.4%)、パドレスが125試合(41.9%)を勝利しています。

これまで直接対決における平均得点はドジャース4.2、パドレスは3.3。両チームともにホームでの勝率がアウェーを上回る結果に。

ただ、2024年のレギュラーシーズンは13試合でドジャースは5勝8敗と負け越しています。昨季6月に大谷翔平が打ったホームラン数12本のうちパドレス戦でのアーチは、4月にドジャースタジアムで放った第4号1本でした。

ドジャースとパドレスは常に互角の戦いを繰り広げており、今シーズンは6月10日から20日までの10試合のうち7試合を両者が対戦。その間、ドジャースは同地区2位に浮上したジャイアンツとホームで重要なシリーズに挑む予定。

一方のパドレスはダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドで3連戦を迎えます。

6月の2ウィークが運命の分かれ目とは時期尚早すぎますが、これからの展開はオールスターゲーム前の今後のナ・リーグ西地区にとって大きな影響を与える可能性がありそうです。

選手情報

ドジャース捕手のウィル・スミスは個人成績を伸ばしており、打率.320は同チームのフレディ・フリーマンに次いでナ・リーグ2位、6月10日の第1戦目で3回表に6号2ランを放ちチームの勝利に貢献。

Embed from Getty Images ウィル・スミス(右)と背番号13のマックス・マンシー。

またマックス・マンシーは、5月末のヤンキース戦で3安打をマークして以来、直近8試合で35打数11安打、5本塁打、11打点と好調。

大谷翔平は期待値が高過ぎるぶん、絶好調といった印象がなんとなく持てないわりには、23本塁打はナ・リーグ1位、76安打は同リーグ4位タイ、11盗塁と合わせてチーム内1位。

Embed from Getty Images ダグアウトベンチでの大谷翔平。

パドレスはマニー・マチャドの打率.3197、78安打、フェルナンド・タティスJr.の13本塁打、13盗塁がそれぞれNO.1でチームを牽引。

Embed from Getty Images マニー・マチャド(左)とフェルナンド・タティスJr.(右)。

6月11日(水)試合結果 追記

ドジャースは8回にコンフォートが初球を打ってタイムリーヒット、何とか1点をもぎ取ったものの得点はその回のみで大敗を喫しました。この試合、打者・大谷翔平は3打数1安打で終わっています。ただ、試合前に行ったライブBP(打者相手の実戦形式登板)では、対戦相手のダルビッシュ有も見守る中11人と対戦。1ヒット(センターゴロ)、1フォアボール、そして6奪三振と圧巻のピッチングを披露したのが…救い。

フィリーズは打線が爆発、3回から6回までに一挙9得点。7回にダメ押しの2点を追加し11対1の大差をつけライバルのドジャースを下しています。中でもマニー・マチャドは5打数3安打、5打点の活躍で打率.325。ナ・リーグではドジャースのフリーマンに次ぐ2位。観客数45084人、試合時間2時間49分の一戦でした。

6月12日(木)試合結果 追記

この試合ドジャースは、コンフォートの4号ソロ、テオの11号3ラン、9回表のスミス会心のタイムリーヒットなどで5得点、パドレスに勝利しナ・リーグ西地区首位をキープ。大谷は5打数1安打、9回に打ったライトへのスリーベースヒットが得点への起点となりました。

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