こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
昨シーズンまで、フィールド上で大谷翔平の投球練習の時にいつもそばにいるサイドを刈り上げ後頭部でちょんまげのようにまとめたマンバンスタイル(サムライヘア)が印象的だったスタッフがいます。
なんだか最近、あの髪型の人見かけないなぁと思っていませんでしたか?
実はいなくなったのではなく、今シーズンに入ってからガラリとイメージチェンジしていました!
ということで今回は、ちょんまげ・球団スタッフの劇的ビフォーアフターについての記事をお届け。
どうぞ最後までお付き合いください。
選手を支えるドジャース球団スタッフ
MLBの人気球団ロサンゼルス・ドジャースには、フィールド上でマネージメントを行う監督やコーチ陣のほかに、選手たちのヘルス管理や高パフォーマンスを支えるチーム・スタッフが揃っています。
お団子ちょんまげ&刈り上げスタッフの素性
そんなプロの専門家集団の一人に数えられるのが「ヘッド・アスレティックトレーナー」の肩書を持つトーマス・アルバート氏。
2024年、ドジャースが優勝を懸けたワールドシリーズで、フリーマンは右足首のひどい捻挫、大谷は肩の脱臼を抱える中、彼らがグラウンド上で最大限能力を発揮できるよう裏で長時間働いたのがアルバートトレーナーとそのスタッフだったとされています。
Embed from Getty Images 2024年
試合中、負傷による中断があるときには颯爽と登場。
アルバート氏はアメリカ合衆国アイオワ州バーリントン出身、1997年にバーリントン高校(Burlington Community High School)を卒業。
アッパーアイオワ大学(Upper Iowa University)でスポーツ科学、アスレティック・トレーニング、フィットネス( Sports Science, Athletic Training, Fitness)について学び、2001年に卒業。
さらにヘルスケア教育機関として知られるATスティル大学(A. T. Still University)にも在学しました。
同氏の生年月日について触れた記事は見当たりませんが、上記の通り2001年に大学を卒業したとすると、2025年現在の年齢は45歳前後といったところでしょうか。
お団子ちょんまげ&刈り上げスタッフの職歴
2002年から2008年にかけて、アリゾナ州フェニックスに本拠を置くバスケットボールチーム、ハーレム・グローブトロッターズで7年間トレーナーを務めます。
アリゾナ州テンピのフィジオセラピー・アソシエイツに3年間勤務し、フィジオセラピスト(PT;理学療法士)として身体の動きや機能改善をサポート。
その後、インディアンス(現クリーブランド・ガーディアンズ)のリハビリテーションコーディネーターを4シーズン経験。
2016年、ドジャースのトレーニングスタッフの一員として加入。最初はアシスタント・アスレティック・トレーナーからのスタートでした。
2022年に行われたドジャースの組織改編によって、ヘッドアスレティックトレーナーに昇格。
<ドジャースにおけるアスレティックトレーナーの役割>
運動トレーニング、理学療法、リハビリテーション、筋力トレーニング、コンディショニングを含むチームの医療プログラム全般、およびマイナーリーグ選手のトレーニング、筋力トレーニング、コンディショニングを監督。
アルバートトレーナーのビフォーアフター
謎だった ”お団子ちょんまげ&刈り上げスタッフ” 改め、トーマス・アルバートトレーナーの肩書・経歴が知れたところで、さっそく氏のイメチェン変化を見ていくことにしましょう。
イメチェン ビフォー
まずは昨季、アルバートトレーナーがチームで9シーズン目を終えた年。ドジャースへ移籍したばかりの大谷翔平選手とのトレーニング・シーンから。
我々がはじめて彼を目にした時のインパクトそのままに、サイド刈り上げ&後ろで結んだちょんまげスタイルが板についています。
Embed from Getty Images 2024年
試合前に大谷選手の投球フォームをビデオ撮影。
次の画像は、試合中の負傷アクシデントでフィールドに駆け付けた際、カメラに抜かれたときの一枚。この頃は髭もたくわえており、マンバン(「男(man)・お団子(bun)」スタイルと相まってなんともワイルド。
Embed from Getty Images 2024年
負傷退場するテオ選手に寄り添うロバーツ監督(左)とアルバート氏(右)。
ところで、アルバートトレーナーが野球キャップをかぶってしまうと後ろに束ねた髪がすべてその中におさまってしまうためか、パッと見、ただの刈り上げ以上坊主未満の人としてしか映らず、ちょんまげの人と同一視できていなかったような気もします。
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オオタニとシェイク ハンズするキャップ姿のアルバートトレーナー。
Embed from Getty Images 2024年
キャップの中がロングヘアとはどうしても思えない。
マンバンヘア=ちょんまげスタイルというのは基本的にはロングヘアのくくり。アルバートトレーナーのように高い位置で結ぶなら、耳の下あたりまで伸ばさないと結び上げられない髪型です。
てなわけで、下記写真を見ると ”ロン毛” であることが一目瞭然わかりますね。
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さて、アルバートトレーナーがイメチェンしたのは、いったいいつ頃だったのでしょう。
下の写真を確認すると、着用したTシャツから昨シーズンワールドシリーズで優勝を果たしたあたりに撮影されたショットのようです。このときのビジュアルに大きな変化は見られません。
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イメチェン アフター
そして迎えた2025年、オフ明けのスプリングトレーニング。
姿を現したアルバート氏の後頭部には、チョコンと乗っていたはずのちょんまげはもうありませんでした。
Embed from Getty Images 2025年
春季トレーニングで投球練習中のカーショウの後ろに髪を切ったトレーナーの姿が。
そう、アルバートトレーナーは2025年シーズンから顎髭をそり落とし、髪型もサイドの剃り込みは生かしつつ、思い切りカットしたスタイルへとイメチェンを遂げたのです!
以下は4月7日、ドジャース・メンバーとしてワシントンD.C.でトランプ大統領を表敬訪問したときのドレスアップしたスナップ集。
ワイルドなイメージからスタイリッシュな印象へとすっかり変わりました。
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そして最後にご紹介する一枚がこちらーー。
仕事着ともいえるチームのロゴTを着てクラブハウスで決めて見せています。
皆さんはアルバートトレーナーのビフォーアフター、どちらがお好みでしたでしょうか。
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以上、ちょんまげで知られた球団スタッフ、トーマス・アルバートトレーナーの劇的ビフォーアフターについての記事をお届けしました。
アルバート氏は現在、妻のマンディさんと3人の娘さんとともにカリフォルニア州郊外にあるチノに住んでいるそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。