こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
開催まであと1年を切った『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026』。
メジャーリーグの2025年シーズンが開幕し1ヶ月が過ぎたこの4月、同機構は次期WBCの「チームUSA」キャプテンにアメリカが誇る主砲アーロン・ジャッジが就任したと発表。
そして、そんなアメリカと肩を並べるようにメガ級メジャーリーガーを取り揃えてきそうなのがドミニカ共和国。
本記事では、ドリームチーム結成に熱い視線が注がれるドミニカ出身選手にフォーカス。
WBC2026で予想される同国チームの ”最強・仮想ラインアップ” を紹介します。
どうぞ最後までお付き合いください。
WBC2026ドミニカ代表チーム監督情報
Embed from Getty Images 2025年
セリエ・デル・カリベ2025でも監督を務めたプホルス氏。
アメリカに引けを取らないスター軍団の指揮をとるのはカージナルス、エンゼルス、ドジャースなどで活躍したアルバート・プホルス氏。
2024-25年冬季シーズンにチーム、レオネス・デル・エスコヒード(Leones del Escogido)をドミニカ共和国プロ野球リーグ(LIDOM)優勝へと導き、さらに2025年カリビアンシリーズも制した後、2026年WBCのドミニカ代表チーム監督に任命。
Embed from Getty Images 2022年
この3人で世界一を争う世界線は訪れるのか!左からオオタニ、プホルス、トラウト。
WBC2026トーナメント・フォーマット
WBC2026では、20か国の代表チームが、4 POOL(A,B,C,D)に分かれたグループに5チームずつ配属され、1次ラウンドをトーナメント方式で戦います。
ドミニカ共和国チーム/1次ラウンド組み合わせ
ドミニカ共和国代表チームは、POOL D(プール D)に配属。
1次ラウンド開催地:グループ別
POOL A | POOL B | POOL C | POOL D |
サンフアン(プエルトリコ) ヒラム・ビソーン・スタジアム | ヒューストン(アメリカ) ダイキン・パーク | 東京(日本) 東京ドーム | マイアミ(アメリカ) ローンデポ・パーク |
下記フォーマットに示す通り、1次ラウンド POOL Cの日本は、早ければ準々決勝ラウンドでPOOL Dのドミニカ共和国とWBC初対戦の可能性があります。
WORLD BASEBALL CLASSIC™
決勝トーナメントに進出し準々決勝ラウンドを勝ち進んだチームが準決勝、決勝を前大会と同じマイアミ・マーリンズ本拠地「ローンデポ・パーク」で戦います。
WORLD BASEBALL CLASSIC™
WBC2026代表選出候補選手
2023年開催の第5回WBCに出場したドミニカ共和国代表メンバーを含め、今現在メディア等で名前の挙がっている候補者は以下の通り。
※( )内は現所属球団、そのあとの選手年齢表記は2026年3月6日~11日に実施される「1次ラウンド」時点のものとします。
捕手部門
- ゲイリー・サンチェス(オリオールズ)33歳
- ジャイネル・ディアス(アストロズ)27歳
内野手部門
- ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)26歳
- ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)32歳
- ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)33歳
- ジェイマー・キャンデラリオ(レッズ)
- ラファエル・デバース(レッドソックス)
- ジェレミー・ペーニャ(アストロズ)28歳
- ウィリー・アダメス(ジャイアンツ)30歳
- マニー・マチャド(パドレス)33歳
外野手部門
- フェルナンド・タティスJr.(パドレス)27歳
- テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)33歳
- フアン・ソト(メッツ)27歳
- フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)25歳
Embed from Getty Images 2023年
前回大会で、左からアダメス、マチャド、ソト、そしてテオの豪華メンバー。
ドミニカ共和国チーム/予想ラインアップ
これまで紹介した、米ウェブサイト『World Baseball Network(WBN) 』予想ラインアップから、現地5月17日に『MLBネットワーク』が発表したスタメン予想へと切り替えます。
※今後も主要媒体等から新たな情報がリリースされ次第、別途加筆していきます。
◆ WBC候補者の2025年レギュラーシーズン成績(※都度更新)
打順 | 名前 | pos. | 試合 | 打率 | 打点 | 本塁打 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | フェルナンド・タティスJr.(パドレス) | RF | 58 | .265 | 28 | 13 |
2 | フアン・ソト(メッツ) | LF | 60 | .233 | 30 | 11 |
3 | ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) | 1B | 60 | .279 | 28 | 8 |
4 | ラファエル・ディバース(Rソックス) | DH | 63 | .285 | 53 | 12 |
5 | ホセ・ラミレス(ガーディアンズ) | 3B | 57 | .330 | 29 | 11 |
5 | マニー・マチャド(パドレス) | 3B | 59 | .315 | 29 | 7 |
6 | ケテル・マルテ(Dバックス) | 2B | 34 | .294 | 16 | 10 |
7 | フリオ・ロドリゲス(マリナーズ) | CF | 58 | .244 | 32 | 10 |
8 | ウィリー・アダメス(ジャイアンツ) | SS | 61 | .203 | 25 | 5 |
9 | ジャイネル・ディアス(アストロズ) | C | 53 | .226 | 24 | 7 |
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前回WBCフロリダ州マイアミのローンデポ・パークでのワンシーン。
ドミニカ共和国チーム/予想先発ローテーション
先発ローテの一角として期待がかかる投手陣がこちら。MLB各球団のエース級ピッチャーが勢揃い。
投手部門(先発)
- サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)30歳
- ルイス・セベリーノ(アスレチックス)32歳
- ルイス・カスティーヨ(マリナーズ)33歳
- フレディ・ペラルタ(ブルワーズ)29歳
- フランバー・バルデス(アストロズ)32歳
Embed from Getty Images 2023年
前大会でもマウンドに立ったアルカンタラ投手、2026年ははたして…。
グループ「POOL D」のライバルは?
最後にドミニカ共和国が属するグループの中から次大会観戦にあたり、ちょっぴり気になるエピソードをお届け!
ニカラグアの難敵ピッチャー
このほかのPOOL Dはというと、前回大会のファーストラウンドでドミニカ共和国に完勝した強敵ベネズエラ、それからオランダ、イスラエル、ニカラグア、の4チーム。
ニカラグアは前回が初出場、次回で2大会連続出場となりますが、その2023年大会でドミニカ共和国のフアン・ソト、フリオ・ロドリゲス、ラファエル・デバース、主力3選手を連続三振に仕留めたのがデュケ・エベルト( Duque Hebbert)という名のピッチャー。
当時まったくの無名だった21歳がいきなり世界をあっと驚かせたわけですが、その試合終了からわずか1時間後にデトロイト・タイガースと契約を結ぶという、まさにWBCドリームを体現。
現在23歳と5ヶ月の同選手は昨シーズン、ルーキーリーグから1A(シングルA)に昇格。今季2025年も1Aリーグでここまで3ゲームに登板。6投球イニングで1勝を上げ、防御率(ERA)4.50としています。
今季さらなる成長を続けた右腕が、来年のWBCでも代表入りを果たし、強豪ドミニカ共和国の難敵となるか要注目です。
本記事では次回WBC本番に向けて新たな動きがあり次第、つど更新してまいります。