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MLBドラフト当たり年は?2巡目以降下位指名からスターになった選手たち!

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ。

今回本記事では、メジャーリーグ(MLB)の歴代ドラフト会議において、2巡目以降の下位指名から一変!予想外の変貌を遂げ輝きを増した選手をPickup。

それぞれの契約金と、その後の活躍状況も含め調べてみました。

どうぞ最後までお付き合いください。

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MLBドラフト 2巡目以降下位指名選手

MLBではメジャー昇格までの道のりが長く一定期間をマイナーでのプレー期間にあてるため、過去4年(2021年~2024年)の指名選手は除外。それ以前の2011年~2020年までの10年で、ドラフト2巡目以降、下位指名の選手を対象として調査しています。

結果、他に比べ突出した数を誇る当たり年、 群を抜いて豊作と言える年が「2018年ドラフト」でした。

それではさっそく見ていきましょう!

※米ドル→日本円は当時レートの年平均で換算しています

生年月日:1992年10月7日
ポジション:外野手、内野手
身長:175.3cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
5巡目172位レッドソックス75万ドル9000万円
※日本円/1ドル120円
Embed from Getty Images 2014年
レッドソックス時代。

いまや人気・実力ともにMLBを代表するスター選手、ムーキー・ベッツ

ドラフト順位は確かに下位と呼べるものでしたが、その契約に至るプロセスが少々レアケースだったようで…。

大学進学が既定路線だったことから入団交渉は難航を極め、当初の契約金は相場の40万ドル程度だったのがみるみる上昇していき、最終的には上記表の額で合意。

メジャー昇格後の輝かしいキャリアは言うに及ばず、タイトル、表彰歴、記録と数知れず。

2020年に移籍先のドジャースと交わした契約は、2032年までの12年総額3億6500万ドル。実質上は、2020年の年俸2700万ドル約29億7000万円/当時レート)と合わせ13年総額3億9200万ドル約431億2000万円/当時)となり、平均年俸は3015万ドル約33億1650万円/当時)に。

生年月日:1994年6月3日
ポジション:外野手
身長:183cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
3巡目100位カージナルス40万ドル4800万円
※日本円/1ドル120円
Embed from Getty Images 2025年
現在はツインズ所属。

ハリソン・ベイダーは2017年にメジャーデビューを果たすと、いきなり初安打、サヨナラの本塁を踏んで初得点。19年、20年と守備で頭角を現し、中堅(CF)でリーグ最高を記録。

2021年には外野手部門でゴールドグラブ賞を受賞。

2024年、メッツと950万ドル約14億2500万円)の1年契約を結んで移籍。
翌2025年シーズンはツインズへと移り、1年総額625万ドル約9億3750万円)の契約に合意。

生年月日:1995年5月9日
ポジション:内野手、外野手
身長:177.8cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
6巡目196位カージナルス23万6400ドル約2600万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2024年
現在ドジャース所属。

2019年のメジャーデビュー以降、高い守備力で内外野ともにこなすユーティリティープレーヤーとして知られるトミー・エドマン。21年には二塁手部門でゴールドグラブ賞を受賞。

打撃では巧みなワザと高い出塁率を誇り、2024年はリーグチャンピオンシップシリーズのMVPに輝いた好打者。

2024年オフにドジャースと2029年シーズンまでの5年7400万ドルで契約延長。2025年のみ840万ドル、2026年~2029年までの年俸が1204万ドル約17億4600万円/1ドル145円)。

2030年は1300万ドルのチームオプション(契約期間満了後に球団側が更新を決定する権利)、300万ドルのバイアウト(球団側が複数年契約を途中解除できる権利)となっている。

生年月日:1996年11月26日
ポジション:捕手
身長:190.5cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
3巡目90位マリナーズ85万4000ドル約9400万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2022年
代打サヨナラHRで21年ぶりプレーオフ進出に貢献。

カル・ローリーがメジャーリーグで正捕手を任されるようになったのが2022年。打撃ではシーズン27本塁打を放ち、同年のMLBにおいて両リーグ全捕手の最多本塁打記録を樹立。

さらに23年、24年と2年続けて30本塁打をマーク。2025年6月初旬現在、ジャッジを上回る本数でア・リーグ本塁打トップに。

守備ではこれまでにゴールドグラブ賞と*プラチナグラブ賞をW受賞、プラチナグラブ賞を受賞した球団史上初の選手となった。

*プラチナグラブ賞:選出はウェブサイト上からのファンによって行われ、その年のゴールドグラブ受賞者の中から各リーグそれぞれ一人ずつ、最も守備に優れていると思われる選手に投票される

2024年の年俸が79万5000ドル約1億1900万円/1ドル150円)、2025年が560万ドル約8億4000万円/1ドル150円)。マリナーズとは2025年までの契約となっており、最短で2026年に*アービトラージ権を取得可能。

*アービトラージ権:選手が球団との契約を交渉できる権限。提示された給与に対し申請することで裁判所の裁定を受けて適正な給与が決定する。

生年月日:1997年9月22日
ポジション:遊撃手
身長:183cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
3巡目102位アストロズ53万5000ドル約5890万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2022年
MLBデビューからワールドシリーズにも貢献。

ドミニカ共和国出身のジェレミー・ペーニャ。2022年、主軸だったカルロス・コレアの移籍に伴いメジャー昇格。インタビューを受けていた両親の目の前で初本塁打を記録した。

MLBでのルーキーシーズンとなったこの年は、遊撃手部門でゴールドグラブ賞を受賞、リーグチャンピオンシップシリーズとワールドシリーズではMVPに輝き、加えてベーブ・ルース賞も獲得。

デビューからこれまでの3シーズンで二桁本塁打をマーク、2023年から2年連続で.300超えの出塁率。2025年現在はというと、62試合で打率.318、出塁率.378は共にチームトップ。

2024年の年俸が78万3500ドル約1億1750万円/1ドル150円)、2025年が410万ドル約6億1500万円/1ドル150円)。アストロズとは2025年までの契約となっており、最短で2026年に前述のアービトラージ権を取得可能。

生年月日:1997年9月5日
ポジション:外野手
身長:175.3cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
5巡目163位インディアンス18万5000ドル約2035万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2022年
この年の新人王争いでは3位にランクイン。

走攻守そろい、「ベイビー・イチロー」の異名を持つスティーブン・クワンも、まさかのドラフト下位組。

2022年の開幕戦から出場を果たすと、史上初となるメジャーデビューから4試合連続3度以上の出塁を記録、4月のルーキー・オブ・ザ・マンスに輝く。

既にこれまでゴールドグラブ賞を3回、フィールディング・バイブル賞を外野手部門で2回受賞。2024年にはオールスターゲームにも選出された人気者。

2024年の年俸が75万7600ドル約1億1360万円/1ドル150円)、2025年が417万5000ドル約6億2600万円/1ドル150円)。ガーディアンズとは2025年までの契約となっており、最短で2026年に前述のアービトラージ権を取得可能。

生年月日:1995年7月27日
ポジション:投手
身長:185.4cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
6巡目185位ブルワーズ13万5000ドル約1490万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2025年
現在レイズ所属。

プロ入り前の大学時代にトミー・ジョン手術を2度受けているドリュー・ラスムッセン投手。

2020年にメジャーデビュー。翌年5月には、2017年のドラフトで指名されるも当時は契約を見送ったレイズへと移籍。

2025年シーズンはここまで12試合に先発登板し、防御率2.14はア・リーグ7位の成績。また、投手の出塁を抑える能力を測る指標の一つ(値が低いほど優秀)、WHIP0.87は同3位と好調をキープ。

2023年の年俸73万9700ドル約1億350万円/当時)から、2024年の契約で186万2500ドル約2億7900万円)へとUP。以降の年俸は25年が225万ドル約3億3750万円)、30歳となる26年は575万ドル約8億3380万円/1ドル145円)で合意。

2027年については800万ドルのチームオプション(契約期間満了後に球団側が更新を決定する権利)、50万ドルのバイアウト(球団側が複数年契約を途中解除できる権利)。

生年月日:1997年1月16日
ポジション:内野手、外野手
身長:185.4cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
7巡目213位カージナルス20万300ドル約2200万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 20222年
代走でメジャーデビューを飾った。

メインポジションの二塁の他に内外野も守れ、2022年のユーティリティー部門でゴールドグラブ賞を手にしたブレンダン・ドノバンは、ドラフト7巡目。ドラフトの当たり年となった2018年恐るべし…。

バッターとしては高い打撃精度を誇るアベレージヒッター。

年々打撃におけるスタッツも上昇傾向にあり、2025年シーズンは6月初旬現在で打率.314、本塁打こそ4本ながら、アベレージヒッターらしく103塁打はチームダントツのトップで長打率も上々。

2024年の年俸が75万7200ドル約1億1358万円/1ドル150円)、2025年が285万ドル約4億2750万円/1ドル150円)。カージナルスとは2025年までの契約となっており、最短で2026年に前述のアービトラージ権を取得可能。

この年のドラフト2巡目以降下位指名で現在活躍中の選手はというと、以下2名が挙げられますが、共に2023年と2024年の年俸が公開されているのみで契約更改についての情報は更新されていません。

※今後公開され次第、当記事でも取り上げます。

生年月日:2001年6月29日
ポジション:遊撃手
身長:190.5cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
2巡目42位オリオールズ230万ドル約2億5300万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2019年
マイナーですぐに頭角を現した。

2022年夏、メジャーにコールアップされた日に初安打となる本塁打を記録。

2023年に満票でア・リーグ新人王タイトルを獲得し、同年はシルバースラッガー賞(ユーティリティー部門)にも輝く。

昨季2024年シーズンには自身初のオールスターゲームに選出。最終成績を打率.281、37本塁打、92打点、OPS.893で締めくくった。

2023年の年俸は72万3200ドル約1億125万円/当時)、2024年が75万6200ドル約1億1340万円)。

生年月日:1997年8月7日
ポジション:内野手
身長:177.8cm

ラウンド全体順位指名球団契約金日本円
2巡目67位ヤンキース97万6700ドル約1億744万円
※日本円/1ドル110円
Embed from Getty Images 2022年
レンジャーズ時代にメジャーデビュー。

プロ入りしたヤンキースでは傘下のチームでプレーし、2021年夏にトレードでレンジャーズへ移籍。

2022年にメジャーデビューを果たし昨季2024年は149試合に出場、打率.258、13本塁打、62打点、OPS.731とキャリアハイとなる成績を記録。

オフに、自身初となるシルバースラッガー賞をユーティリティープレーヤー部門で受賞した。

2023年の年俸は72万7095ドル約1億180万円/当時)、2024年が74万9500ドル約1億1240万円)。

 以上、メジャーリーグ(MLB)の歴代ドラフト会議において、2巡目以降の下位指名から予想外の活躍をみせている選手を紹介。

それぞれの契約金と、その後の活躍状況についてお届けしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  

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