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MLB.com 2026年第1回サイ・ヤング賞模擬投票レポート

2026年シーズン開幕から約1ヶ月。MLB公式サイトは、早くも今季のサイ・ヤング賞の行方を占うべく、記者ら専門家による今季第1回のアンケート調査を実施しました。
■両リーグで盤石の「ディフェンディング・チャンピオン」
今回の調査で鮮明になったのは、前年覇者たちの圧倒的な存在感です。
- アメリカン・リーグ: 3年連続の受賞を狙うターリック・スクーバルが首位を堅持。驚異的な防御率を誇るソリアーノや、ヤンキースの新星シュリットラーらによる猛追を退け、依然として本命の座を守っています。
- ナショナル・リーグ: こちらも前年覇者のポール・スキーンズが圧倒的な支持を集めました。しかし、投手として完全復活を遂げた二刀流・大谷翔平をはじめ、好調なマクリーンやベテランのセールらがその牙城を崩さんと名を連ねています。
■専門家による多角的な評価
今回の投票には39名のMLB識者が参加しました。
- 単なる現時点での成績(スタッツ)だけでなく、「シーズン終了時にどのような数字を残しているか」という期待値も加味し、各リーグ5名ずつを選出。
- 延べ36名の投手に票が分散した今回の結果からは、実績あるスター選手と台頭する新星たちが入り乱れる、ハイレベルなタイトル争いの現状が浮き彫りになっています。
それでは、激戦必至の両リーグの詳細な分析を見ていきましょう。
※全ての統計データは現地時間4月27日(日本時間28日)までのものです。
シーズン序盤の争い:世界一の投手を目指すスターたちの現在地
まずは、現時点でのトップ5をア・ナ両リーグ別に表にまとめました。
サイ・ヤング賞レース 最新予測ランキング
アメリカン・リーグ
| 選手名(所属球団) | 1位票の得票数 |
|---|---|
| タリック・スクーバル(タイガース) | 27票 |
| ホセ・ソリアーノ(エンゼルス) | 6票 |
| キャム・シュリトラー(ヤンキース) | 3票 |
| マックス・フリード(ヤンキース) | 2票 |
| ディラン・シース(ブルージェイズ) | 1票 |
ナショナル・リーグ
| 選手名(所属球団) | 1位票の得票数 |
|---|---|
| ポール・スキーンズ(パイレーツ) | 27票 |
| ノーラン・マクリーン(メッツ) | 1票 |
| 大谷 翔平(ドジャース) | 5票 |
| クリス・セール(ブレーブス) | 1票 |
| 山本 由伸(ドジャース) | 2票 |
アメリカン・リーグ:絶対王者と猛追する新星たち
アメリカン・リーグ(AL)のサイ・ヤング賞争いは、まさに「最強の壁」に挑む挑戦者たち、という構図です。




ナショナル・リーグ:前年覇者とドジャース勢の猛追
ナショナル・リーグ(NL)では、前年覇者が「打たせない投球」でリードする一方、ドジャースの強力な先発陣が上位に名を連ねています。




C・Y賞候補者:10名の投球力データマップ
データの基づき、2026年シーズン序盤のサイ・ヤング賞候補者10名を、「三振でねじ伏せる力(縦軸)」と「失点阻止力(横軸:防御率の低さ)」の2軸で4つのエリアに分類しました。

- 三振能力が非常に高いが、防御率は相対的に高め
圧倒的な奪三振率を誇りますが、上位陣の中では失点阻止の面でわずかに譲る選手たちです。
・ディラン・シース
・ノーラン・マクリーン - 三振能力・失点阻止力ともに最高峰
三振を量産しつつ、点も取らせない「支配的」な選手たちのエリアです。
・ホセ・ソリアーノ
・大谷 翔平
・キャム・シュリトラー - 試合は作るが、この中では三振数や防御率が控えめ
安定感は抜群ですが、他の候補者と比較すると統計値がこの位置になります。
・山本 由伸
・タリック・スクーバル
・ポール・スキーンズ - 三振よりも「打たせない・出さない」技術が光る
奪三振率で圧倒するタイプではありませんが、低い防御率で失点を防ぐ実力派です。
・マックス・フリード
・クリス・セール
実績か、勢いか。ハイレベルなタイトル争い

第1回のアンケート結果では、昨年の覇者たちがその実力を維持していることが示されました。
しかし、異次元の数字を残す大谷翔平選手や、ヤンキース、メッツの若き才能たちが僅差で追う展開は、今シーズンが近年稀に見る激戦になることを予感させます。
サイ・ヤング賞投票メンバーの一員でもある39名の記者らが指摘するように、このレースはまだ始まったばかりです。シーズン終盤、栄冠を手にするのは果たして誰なのか。今後も彼らの一挙手一投足から目が離せません。
