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ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。
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昨年はRソックスのジャレン・デュランが最優秀選手賞に。
候補が絞れない⁈アメリカン・リーグ
MLB2025オールスターのファン投票に遠く日本からも参加したい、自分の投じた一票で推し選手を晴れ舞台に登場させたい。
そんな思いを抱いているファンもいらっしゃるのではないでしょうか。
けれどもいざ投票しようとすると、大谷翔平のドジャースや鈴木誠也のカブスといった日本人野手が活躍するナ・リーグであれば、それなりに候補を絞れそうなのに、ア・リーグの選手たちに関しては、投票画面に小さく載った写真を見てもよく分からず、つい手が止まってしまいませんか?
今回は、そんな「イマイチよく分からん」アメリカン・リーグの中から、投票候補の一人に挙げたい推し選手たちを6名紹介します。
(成績は全て日本時間6月21日時点における数値データ)
◆ 日本からのオールスターファン投票のやり方はコチラの記事を参考ください。
MLBオールスターゲーム2025 ファン投票
ア・リーグ候補選手
ジェイコブ・ウィルソン(遊撃手部門/アスレチックス)
生年月日:2002年3月30日(23歳)
身長:約190.5 cm
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6月中旬、米公式サイト『MLB.com』が発表した今季2回目の新人王デモ投票で、35人中33人からア・リーグ1位票というぶっちぎりの支持を集めたスーパールーキー。
パワーだけに頼らぬ卓越したバットコントロールと三振回避スキルは、もはや現代MLBにおいても異次元クラス。今季はここまで打率.358、102安打をマークし30球団中1位のアーロン・ジャッジに次ぐ全体2位。現在のペースでいくと24年前の01年、マリナーズのイチローが新人で首位打者となった242安打以来の記録を打ち立てそうな気配。まさにイチローを彷彿させる驚異のコンタクトヒッターなのです。
アレハンドロ・カーク(捕手部門/ブルージェイズ)
生年月日:1998年11月6日(26歳)
身長:約172.7 cm
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マリナーズのカル・ローリーが29本塁打でリーグ全体1位に躍り出ましたが、もうひとりオールスター級の捕手を挙げるとすれば、メキシコ出身のアレハンドロ・カークの名前は外せません。
今季は現時点で61試合に出場して打率.313、常に安定の3割台をキープ。守備ではスタットキャストによる野手の守備指標FRV(Fielding Run Value 守備により失点をどれだけ防いだか)でメジャー捕手のトップに立つなど、攻守にわたる活躍が光ります。
ジャクソン・ホリデイ(二塁手部門/オリオールズ)
生年月日:2003年12月4日(21歳)
身長:約185.4 cm
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2022年ドラフトの全体1位、2024年のプロスペクト・ランキング(有望株)トップ100でも堂々の全体1位に選ばれた21歳。父親のマット・ホリデイはMLBで通算316本塁打を記録、オールスターゲームに7度選出された名選手というサラブレッド。
現在のところエントリー部門において他ベテラン選手勢に後れを取っているようですが、まだ第1フェーズの途中。今季成績ですが6月中旬を過ぎて、打率.260、8本塁打、安打数68はチーム内2位。偉大な父の背中を追うように、ジャクソンも初選出に向け着々と歩を進めています。
デンゼル・クラーク(外野手部門/アスレチックス)
生年月日:2000年5月1日(25歳)
身長:約195.6 cm
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ここで目先を変えて…、 ”オールスターはお祭りなんだからこの際バッティングはどうでもいい!” そう思わせるほどに華麗な守備で魅せるスーパー&ファインプレーヤーを紹介。6月だけでもフェンス際でのランニングキャッチ、それから3日後には超人的なスパイダーマンキャッチを披露しています。
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スタットキャストのOAA(Outs Above Average 平均的野手と比べどれだけ多くのアウトを奪えたか)では、MLB全体でトップ3にランクイン。同選手を今夏球宴に送り込めば、並みいるスタープレーヤーたちの打球を、見たこともない超絶グラブさばきで奪い取ってくれること間違いなし⁈
ジャック・カグリオン(指名打者部門/ロイヤルズ)
生年月日: 2003年2月9日(22歳)
身長:約195.6 cm
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学生時代は投打二刀流で「大谷2世」と期待され「ジャックタニ」の愛称で呼ばれていたジャック・カグリオン。昨年のドラフトから1年も経たない6月3日(日本時間4日)にメジャー昇格。デビューから14試合目には自身初となる1ゲーム2ホームランを記録。1本目のメジャー初本塁打が飛距離387フィート(約118.0メートル)。そして2本目の特大アーチがなんと飛距離439フィート(約133.8メートル)を計測。
マイナー時代から異次元のパワーを発揮していましたが、ついにメジャーでもその才能を自らのバットで証明してみせたかたちです。この圧倒的な実力を真夏の祭典でも目撃したいものですね。
注)投票画面上での名前がジャック・カグリオーンではなく、ジャック・カリアノーネなどと記載されているかもしれません。英語表記は、Jac Caglianone。
ジュニオール・カミネロ(三塁手部門/レイズ)
生年月日:2003年7月5日(21歳)
身長:約185.4 cm
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ドミニカ共和国出身のカミネロも弱冠21歳。昨年、『MLBパイプライン』が発表したプロスペクト・ランキング全体4位の評価を得て、今季はメジャーの舞台でもその実力を大いに発揮。
ア・リーグで最速のスイングスピード(平均125.5キロ)を誇り、ダイナミックさが持ち味のフルスイングで17本塁打をマーク。これはチームでトップ、同リーグ三塁手では首位タイの成績。同選手の活躍もあってレイズは現在ア・リーグ東地区2位と、ヤンキースに迫る勢いです。
以上、7月開催のMLBオールスターファン投票でのアメリカン・リーグ推し選手を6名紹介してまいりました。
日本から投じられるあなたの1票が今年の球宴をよりいっそう華やかに、楽しく、面白くしてくれるはずです!