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MLB2025その前に2024年ポストシーズン振り返り!各シリーズ説明付き

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。

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メジャーリーグ(MLB)のポストシーズンはレギュラーシーズン終了後に行われるリーグ優勝チームを決めるためのトーナメント戦。

各リーグから6チーム、合計12チームが出場して、ワイルドカードシリーズディビジョンシリーズリーグチャンピオンシップシリーズ、そしてワールドシリーズという4つのシリーズを経て、最終的なチャンピオンを決定します。

このポストシーズンですが、レギュラーシーズンとは別次元の緊張感の中で戦うことから、アメリカでは「オクトーバー・マッドネス(狂騒の10月)」と呼ばれるほどファンを熱狂させるもの。

ということで今回は、2025年のレギュラーシーズン真っただ中のこの時期に、改めて2024年のポストシーズンを振り返っておきたいと思います。

どうぞ最後までお付き合いください。

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MLBプレーオフ トーナメントの流れ

ワイルドカードシリーズ(WCS)
各リーグごとに勝率によってシードの順番が決定。
地区優勝チームで勝率がもっとも低かったチーム(第3シード)と、地区優勝を逃したチームのうち勝率が高かった3チーム(第4第5第6シード)の4チームが出場。
第3シード第6シードのチーム、第4シード第5シードのチームが対戦。
最大3試合を戦い、2戦先勝で地区シリーズ進出に駒を進めます。

ディビジョンシリーズ(DS)
ディビジョンシリーズは地区シリーズのことで、各リーグ(ア・リーグAL、ナ・リーグNL)の勝率1位チーム(第1シード)、勝率2位のチーム(第2シード)と、ワイルドカードシリーズを勝ち抜いた2チームの計4チームが出場。
最大5試合のうち、3戦先勝でリーグ優勝決定シリーズへの進出が決まります。

リーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)
リーグチャンピオンシップシリーズはリーグ優勝決定戦のことで、各リーグのチャンピオンを決めるシリーズ。
ア・リーグはALCS、ナ・リーグはNLCSと称し、地区シリーズを勝ち抜いた2チームが対戦。
最大7試合を戦い、4戦先勝で勝者がワールドシリーズへと進出します。

ワールドシリーズ(WS)
ここまで勝ち抜いてやっと、アメリカンリーグとナショナルリーグの優勝チームが対戦する頂上決戦に臨めます。4戦先勝(最大7試合)で勝利したチームがワールドチャンピオンの座につきます。

リリ
リリ

ヒエ~…チャンピオンになるまで、あまりにも長い道のりなんだね~

mic
mic

と同時に、試合自体は一発勝負なところがファンの熱狂を呼ぶ理由かも!

MLB2024 各シリーズ対戦結果

WCSALDSALCSWSNLCSNLDSWCS
タイガース
中地区3位
第6シード
メッツ
東地区3位
第6シード
タイガースメッツ
アストロズ
西地区優勝
第3シード
ガーディアンズメッツブルワーズ
中地区優勝
第3シード
ガーディアンズ
中地区優勝
第2シード
フィリーズ
東地区優勝
第2シード
ドジャース

ヤンキース
ロイヤルズ
中地区2位
第5シード
ブレーブス
東地区2位
第5シード
ロイヤルズパドレス
オリオールズ
東地区2位
第4シード
ヤンキース
ドジャースパドレス
西地区2位
第4シード
ヤンキース
東地区優勝(第1シード
ドジャース
西地区優勝
第1シード

MLB2024 各シリーズ・トーナメント表(縮小版)

ワイルドカードシリーズ WCS

ALWC

タイガース AL中地区3位(第6シード) vs アストロズ AL西地区優勝(第3シード

タイガースアストロズに2-0で勝利

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試合スコア
第1戦タイガース3-1アストロズ
第2戦タイガース5-2アストロズ
  • 第1戦でタイガースの先発タリク・スクーバルが6奪三振、アストロズ打線を沈黙させ勝利投手に
  • 前年メジャー昇格しアストロズ戦で初サヨナラ本塁打を打った24歳のパーカー・メドウズがまたもやホームランで勝利に貢献

ALWC

ロイヤルズ AL中地区2位(第5シード) vs オリオールズ AL東地区2位(第4シード

ロイヤルズオリオールズに2-0で勝利

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試合スコア
第1戦ロイヤルズ1-0オリオールズ
第2戦ロイヤルズ2-1オリオールズ
  • キャリアハイでブレイク中だったコール・レイガンズが、気合十分な投球でロイヤルズの第1戦を完封
  • ボビー・ウィットJr.の猛烈なスピード約175kmの内野安打とライン際の奮闘が決勝点につながり、オリオールズを圧倒

NLWC ①

メッツ NL東地区3位(第6シード) vs ブルワーズ NL中地区優勝(第3シード

メッツブルワーズに2-1で勝利

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試合スコア
第1戦メッツ8-4ブルワーズ
第2戦ブルワーズ5-3メッツ
第3戦メッツ4-2ブルワーズ
  • 自身のデビュー曲『OMG』ボードでチームのアイコン的存在に、はたまたエンゼルス時代には大谷が本塁打を打つたび一番乗りの祝福が恒例となっていたホセ・イグレシアス(現パドレス)が、本塁から一塁までわずか4.47秒で全力疾走し第1戦勝利
  • 第3戦の9回に放ったピート・アロンソの劇的逆転3ランホームランでスタジアムは大きく揺れ、本人は全力疾走のまま、ダグアウトのフェンスに飛び乗り拳を突き上げた

NLWC ②

ブレーブス NL東地区2位(第5シード) vs パドレス NL西地区2位(第4シード

パドレスブレーブスに2-0で勝利

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試合スコア
第1戦パドレス4-0ブレーブス
第2戦パドレス5-4ブレーブス
  • マイケル・キングの12奪三振とタティスJr.のホームランでパドレスが第1戦を制する
  • 第2戦もカイル・ヒガシオカの2夜連続2本目の本塁打でパドレスが先制、同チームはポストシーズン史上初となる6試合連続安打を記録し、そのうち6安打はサイクル安打となった

ディビジョンシリーズ DS

ALDS ①

タイガース WCS勝ち抜け vs ガーディアンズ AL中地区優勝(第2シード

ガーディアンズタイガースに3-2で勝利

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試合スコア
第1戦ガーディアンズ7-0タイガース
第2戦タイガース3-0ガーディアンズ
第3戦タイガース3-0ガーディアンズ
第4戦ガーディアンズ5-4タイガース
第5戦ガーディアンズ7-3タイガース
  • 2024年がルーキーイヤーのケイド・スミスは、第1試合に先発登板し無失点の好投で勝利投手に
  • 第4戦に逆転勝利し2勝2敗のタイに持ち込んだガーディアンズ、レギュラーシーズンの本塁打数が二桁に満たないレーン・トーマスは第1試合に続き第5戦にもアーチを決め、本拠地プログレッシブ・フィールドで勝利をつかみ取る

ALDS ②

ロイヤルズ WCS勝ち抜け vs ヤンキース AL東地区優勝(第1シード

ヤンキースロイヤルズに3-1で勝利

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試合スコア
第1戦ヤンキース6-5ロイヤルズ
第2戦ロイヤルズ4-2ヤンキース
第3戦ヤンキース3-2ロイヤルズ
第4戦ヤンキース3-1ロイヤルズ
  • レギュラーシーズン最終月に出場機会を失ったアレックス・バードゥーゴ(現在FA)は第1試合で勝ち越しタイムリーヒットを放ち、激戦の幕開けを締めくくる主役に躍り出た
  • 両チーム1勝1敗で迎えた第3試合では、ヤンキースのアンソニー・ボルピーがランナーのマイケル・ガルシアをタッチアウトした際にトラブル発生、両軍総出でベンチは空となり一触即発の騒然とする事態に

NLDS ①

メッツ WCS勝ち抜け vs フィリーズ NL東地区優勝(第2シード

メッツフィリーズに3-1で勝利

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試合スコア
第1戦メッツ6-2フィリーズ
第2戦フィリーズ7-6メッツ
第3戦メッツ7-2フィリーズ
第4戦メッツ4-1フィリーズ
  • メッツがシリーズ2勝目をあげた第3戦は先発のショーン・マナイア投手が粘投、9年ぶりのリーグチャンピオンシップシリーズに王手をかけると本拠地シティ・フィールドのファンは、オレンジのタオルを回し大歓声&熱狂の渦に
  • 勝負を決する第4戦、満塁の場面でフランシスコ・リンドーアがプレーオフ・グランドスラム、メッツのポストシーズン史上2度目の満塁本塁打を鮮やかに決めてみせた

NLDS ②

パドレス WCS勝ち抜け vs ドジャース NL西地区優勝(第1シード

ドジャースパドレスに3-2で勝利

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試合スコア
第1戦ドジャース7-5パドレス
第2戦パドレス10-2ドジャース
第3戦パドレス6-5ドジャース
第4戦ドジャース8-0パドレス
第5戦ドジャース2-0パドレス
  • シリーズ突破に王手をかけたパドレスと、2年連続ディビジョンシリーズ敗退のドジャースとの第4戦はドジャースが快勝、最終第5戦に勝負が持ち越され、発表された先発は山本由伸とダルビッシュ有、ふたりの日本人投手が投げ合うシビれる展開に
  • 大一番で5回無失点とその役割を全うした山本由伸の好投も光り、地区シリーズ第5戦を制したドジャースがリーグ優勝決定戦であるリーグチャンピオンシップシリーズNLCSに進出

リーグチャンピオンシップシリーズ LCS

ALCS

ガーディアンズ vs ヤンキース

ヤンキースガーディアンズに4-1で勝利

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試合スコア
第1戦ヤンキース5-2ガーディアンズ
第2戦ヤンキース6-3ガーディアンズ
第3戦ガーディアンズ7-5ヤンキース
第4戦ヤンキース8-6ガーディアンズ
第5戦ヤンキース5-2ガーディアンズ
  • 34歳のジャンカルロ・スタントンは6月末以降、左ハムストリングス負傷でIL入りしたものの、同シリーズ第5戦に同点2点本塁打、5試合で4本塁打を記録し、同シリーズMVPを獲得
  • ヤンキースは41回目のア・リーグ優勝を達成し、15年ぶりにワールドシリーズ進出を決める

NLDS

メッツ vs ドジャース

ドジャースメッツに4-2で勝利

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試合スコア
第1戦ドジャース9-0メッツ
第2戦メッツ7-3ドジャース
第3戦ドジャース8-0メッツ
第4戦ドジャース10-2メッツ
第5戦メッツ12-6ドジャース
第6戦ドジャース10-5メッツ
  • 『MLB.com』が伝えた「ベスト・オブ・セブン(7戦制4戦先勝)トーナメント制で、第4戦時点に3勝1敗とリードしたチームは85%(79/93回)そのシリーズを制する」の指摘そのままにドジャースがナ・リーグチャンピオンに輝いた
  • 同シリーズMVPは、全試合ドジャースのショートを守りぬいたトミー・エドマンが獲得

ワールドシリーズ WS

WS2024

ドジャース vs ヤンキース

ドジャースヤンキースに4-1で勝利

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試合スコア
第1戦ドジャース6-3ヤンキース
第2戦ドジャース4-2ヤンキース
第3戦ドジャース4-2ヤンキース
第4戦ヤンキース11-4ドジャース
第5戦ドジャース7-6ヤンキース
  • ドジャースは初戦でフレディ・フリーマンがシリーズ史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち勝利、そこから3連勝で優勝に王手
  • ヤンキースは過去119回のシリーズで0勝3敗からの逆転優勝どころか2勝を返したチームすら存在しないなか第4戦に勝利
  • 第5戦ではヤンキースが一時5-0と先行するもドジャースが試合をひっくり返して決着、5点差逆転勝利はシリーズ史上7度目、優勝決定戦では史上初
  • 2024年ワールドシリーズMVPは5試合でシリーズ史上最多タイの12打点を挙げたフリーマン
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