千葉雄大演技の実力と多彩な才能!昔から最近&代表作まで総まとめ

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こんにちは!

ちょっかんライフです。

今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。

2024年、話題の春ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ・フジテレビ)で、医師の救急部長役を演じ、新たな存在感を発揮している俳優・千葉雄大さん。

第5話では、千葉さんが言葉に詰まり言い直すシーンがそのままオンエアされると「かえってリアル」と、その渾身の演技が大きな話題を呼びました。

今回は、これまで千葉雄大さんが歩んできた俳優としての軌跡をたどり、作品との出会いや転機、実力派として評価されるに至ったエピソードを拾い集めています。

どうぞ最後までお付き合いください。

千葉雄大 映像制作への関心と才能

千葉雄大さんは1989年3月9日生まれ、宮城県の出身。

2007年 玉川大学在学中、オーディションで選ばれモデルとして活動。一方で映像制作にも関心が高く、就職先としてテレビ局、制作会社、配給会社、ラジオ局等への就活も行っていたといいます。

現在、俳優業をメインに活動する千葉雄大さんですが、学生時代から持ち続けていた映像制作脚本業への思いは強く、WOWOW開局30周年記念プロジェクトとして始まった『アクターズ・ショート・フィルム』には監督としてこれまで2作品(2022年、2024年)、参加しています。

「アクターズ・ショート・フィルム2」
千葉雄大脚本・監督作品『あんた』
本作品はショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022において、主演を務めた伊藤沙莉さんがジャパン部門ベストアクターアワードを受賞しています。

引用元:WOWOW-corporate information

「アクターズ・ショート・フィルム4」
千葉雄大脚本・監督作品『ハルモニア』
2024年、第2作目となるショートフィルム製作に再び挑戦。

「作品を生み出す大変さは変わらずあった」と言いつつも「脚本をまた書かせてもらった」ことへの喜びと感謝を述べていました。

引用元:公式「アクターズ・ショート・フィルム4」asf_wowow Xより
引用元:asf_wowow
アクターズ・ショート・フィルム公式 Instagramより

上記2枚目画像に続き、こちらも「アクターズ・ショート・フィルム4 」のメイキングのひとコマ。監督としての”顔”もサマになっていますね~。

千葉雄大 デビューから最新作まで

20歳~
2009年 同年9月、芸能事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」に所属。その数週間後に行われた『天装戦隊ゴセイジャー』のオーディションに参加します。

2010年 『天装戦隊ゴセイジャー』(テレビ朝日)主演のアラタ / ゴセイレッド役で俳優デビュー
この時の千葉さんは21歳。作品デビュー当時から、あどけなさが残る無垢で無邪気なキャラクターをそのまま体現したかのような存在だったようです。

東映公式ニュース
@TOEI_PR 公式Xより

俳優デビューとなった戦隊モノ『天装戦隊ゴセイジャー』は、地球とその全ての生命を護る使命を持った”護星天使”が主人公の物語。まさに”天使”とも言うべきピュアな表情と佇まいですね!

2012年 大河ドラマ 『平清盛』(NHK総合) 第38話に第80代・高倉天皇 役で出演。

2016年 連続ドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ)では、2017年の続編スペシャル企画『帰ってきた家売るオンナ』、2019年の第2シリーズ『家売るオンナの逆襲』にも出演。
甘いマスクを生かしつつ複雑な心情の揺れをプラス…演技の幅を拡げます。

2017年 連続テレビ小説『 わろてんか』(NHK総合)では、人の役に立つ薬の研究開発を望み志半ばで逝ってしまう藤岡新一 役で出演。
お涙頂戴の泣かせる芝居ではなく、ひたむきに生きる姿を前面に打ち出す演技が光りました。

引用元:NHKアーカイブス

同年の第40回日本アカデミー賞では、映画『殿、利息でござる!』(2016年公開、松竹)千坂仲内 役で新人俳優賞を受賞しています。

2018年 ドラマ『高嶺の花』に宇都宮龍一 役で出演。同作で千葉雄大さんはこれまでのイメージを大きく変えるキャラクターを熱演。
負の感情渦巻く複雑なバックグラウンドを持ち、女性をことごとく誘惑し翻弄するといったアクの強い役どころを、奥行きを感じさせる表情でみごと演じ切ったのでした。

当時、番組公式サイトに千葉さんは次のようなコメントを寄せています。

引用元:takanehana_ntv
【公式】高嶺の花/日テレ7月期水ドラ Instagramより

30歳~
2019年 『おっさんずラブ-in the sky-』(テレビ朝日)に出演し、内面がにじみ出る演技と評判に。
見た目はシュッとしたパイロットの制服がよく似合う副操縦士、けれども性格がこじれていて対人トラブルを起こしがち…そんな“難あり”人物、成瀬竜役を千葉さんが演じたことで、可愛げのある愛されキャラへとクルリと転換させてしまいました。

共演した戸次重幸さんも、配信オリジナル発表時に千葉雄大さんの印象をこのように評しています。

千葉雄大と成瀬竜のシンクロ率はとんでもなく高い。この現場はライブ感を大事にする現場、だからこそ自分たちにないものは出ない。『おっさんずラブ』は、その役者にないものは絶対に出て来ないような作品。その中で、成瀬竜と千葉雄大は今どっちが演じているかわからなくなる瞬間が何度かある。

引用元:テレ朝POST
引用元:ABEMA-Times

好評を博した本編最終回終了後、オリジナルドラマ『おっさんずラブ-in the sky-~ゆく年くる年SP~前編・後編』がAbema TVとビデオパスで配信されました。

2020年 千葉雄大さんは、萩尾望都氏の伝説的名作「ポーの一族」で念願の舞台を踏んでいます。同作品でミュージカル初挑戦を果たし、名家の美少年アラン・トワイライト役を演じました。

当時のキービジュアル写真を見ると、とても30歳には見えない”イノセントな10代”のような眼差しを向けており、性別さえも定かではない魔法がかったルックスに驚かされます。

同公演の公式HPで千葉さんは初舞台への意気込みを、以下のコメントに託していました。 

引用元:ミュージカル・ゴシック「ポーの一族」梅田芸術劇場

そして上演後、SNS上には千葉雄大さんが魅せた新たな才能を称える声で溢れかえったのでした。

「何より、千葉雄大くんの可愛さに驚いた
「ポーの一族のミュージカル面白すぎる。千葉雄大くんのアラン最高
「それにしても千葉雄大さんが年齢不詳過ぎて当たり役過ぎる
千葉雄大さんは素晴らしい舞台役者さんなんですね、これからたくさんミュージカルにも出演してほしいです」

2021年 月曜夜10時枠の連続ドラマ『アバランチ』(カンテレ・フジテレビ系)でも、千葉さんの演技は絶賛されます。普段は優秀なデイトレーダー、裏では官公庁や大企業のデータベースに侵入する天才ハッカーの顔も併せ持つ牧原大志 役で登場した千葉雄大さん。

引用元:avalanche_ktv
アバランチ公式 Instagramより

劇中、感情を高ぶらせ涙を流しながら激高する姿に視聴者は続々と反応…結果大きなインパクトを残します。

「表情、目で魅せる演技…こんな千葉くんを見られるなんて…素敵な俳優
「普通に好きな芸能人だったけど演者としてこんなに魅力的だったとは!」
「涙が忘れられない…。あんな泣き方千葉くんにしか出来ないよね」
千葉雄大の演技がすごくて神回
千葉さんの泣きの演技がリアル

2022年 WOWOWオリジナルドラマ『ダブル』では、30代で夢を追うか諦めるか、人生の瀬戸際に立つ2人の役者の熱い人生のひと時を描いた作品でW主演を務めました。

2023年 『星降る夜に』(テレビ朝日系)では、仕事に自信を失い社会への再生途上で妻の妊娠がわかり苦悩する夫役を等身大で演じ、ここでも千葉雄大さんの演技は注目されたのです。

引用元:hoshifuru_ex
【公式】「星降る夜に」 Instagramより

「あざとカワイイ」といったビジュアルだけに焦点が当てられるのではなく、作品に登場するごとにリアルな「演技」そのものが関心の的(まと)となっていった千葉雄大さん。

2024年 そして本記事冒頭でも触れた話題作、『アンメット ある脳外科医の日記』での限りなくやさしく圧倒的な存在感
星前医師演じる千葉雄大さん自身の、内面を映し出したかのような圧巻の表現力は、観る者の心を切ないまでに揺さぶり続けました。

引用元:miyabi_kawauchi
川内ミヤビ Instagramより

『おっさんずラブ』での戸次さんのコメントが、今更ながら突き刺さる…。「その役者にないものは絶対に出て来ない」…まさにそのとおり!

引用元:miyabi_kawauchi
川内ミヤビ Instagramより

ついつい”カワイイ”イメージが先立っていた千葉さんが、ご本人の人間性に裏打ちされた名演で世の中のイメージを一新した意味はとてつもなく大きい…。

以下は、本作監督のYuki Saito氏による、千葉さんが噛んだ場面での現場の様子についてのコメント。

その言葉と身体の震えに星前先生の医療に対する思いが溢れてて、リアリティと説得力があって、スタッフ達もふいにもらい泣きしてました。

引用元:TVLIFE(テレビライフ公式)
(https:// tvlife.jp )Xより

最後に・・・

一般で勝手に思い込まれたパブリックイメージを軽やかに飛び越え、着実に数多くの経験を積んできた千葉雄大さん。

振り返れば作品に登場するたび、必ずと言っていいほどネットを賑わす役者へと変貌を遂げていました。

年齢30代半ばにして今なおベビーフェイスは健在・・・

ですが年を追うごとに、ひと頃いわれた ”あざとカワイイ” 子犬系ルックスだけに心奪われるファンばかりではなくなってきたようです。

ドラマや映画、舞台に監督業と、とどまることなく各方面からラブコールを受け続け、多彩な才能を発揮する千葉雄大さんの活躍にこれからも目が離せません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。 

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