こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
MLBア・リーグの「クリーブランド・ガーディアンズ(旧クリーブランド・インディアンス)」。
24シーズンは、2年ぶり12回目地区優勝まで進んだ古参球団です。
地元人気はもちろん、映画『メジャーリーグ』の大ヒットによりメジャーでも名の知れたチーム。
これまで同球団所属の日本人では、現・野球解説者の福留孝介氏(2011)が挙げられますが、それ以上に有名なのが前出の『メジャーリーグ』に出演した、とんねるず石橋貴明さん扮するタカ・タナカ (1994 – 1998)ではないでしょうか。
今回本記事では日本でも聞き馴染みはあるものの、コアなファン以外にはあまり知られていない選手たちに着目。
2025年レギュラーシーズン出場が有力視される投・打スタメン候補選手を写真付きで紹介していきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
【野手】ガーディアンズ予想スタメン選手
スティーブン・クワン
DOB:1997/09/05
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
身長:175.3cm
背番号:38
ポジション:外野手
父親は中国系、母は日系のアジア系アメリカ人。打撃スタイルはコンパクトで敏捷、そのスイングスピードは非常に速く、かつ正確無比なことから”現代のイチロー”との呼び声も高い。
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アリゾナ州で行われたエンゼルスとの春季トレーニング試合。
22年のメジャーデビュー以来、空振り記録が極めて少ないことでも知られるコンタクトヒッター。
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デビューイヤーは史上初となるメジャーデビューから4試合連続3度以上出塁を記録。
ホセ・ラミレス
DOB:1992/09/17
出身地:ドミニカ共和国
身長:175.3cm
背番号:11
ポジション:内野手(三塁手、二塁手、遊撃手)
24シーズン終了後、『MLBネットワーク』が選ぶ「三塁手トップ10」では堂々の1位。昨季は打撃でも39本塁打、41盗塁に到達。シーズン中は塁上で大谷と談笑し、お互い満面の笑みでハグを交わすなど微笑ましい交流シーンが幾度となく見られました。
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大谷は以前のインタビューで好きな選手の1人に名前を挙げていた…塁上でもお互い楽しそう。
一方で別の顔も…23年ホワイトソックス戦では二塁ベース上での接触から殴り合いの大乱闘に発展、あげくアンダーソン選手相手に後ろ向きにダウンを奪って見せたことも。完全無欠のスラッガーは熱きファイターでもあるのです。
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戦慄右フックを相手の顎に見舞わせたあと相手側投手コペック(現ドジャース)に押さえられる(髪もカンカン)。
カルロス・サンタナ
DOB:1986/04/08
出身地:ドミニカ共和国
身長:180.3cm
背番号:30
ポジション:内野手(一塁手、三塁手、捕手)
プロ入りから多くの球団を渡り歩き、あらゆるポジションを経験。昨季はGグラブ賞を野手として史上最年長38歳で初獲得。これは選手寿命が短命とされる過酷なMLB界における希望の光そのもの。
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今季スプリングトレーニング試合でも一塁守備につき調整を図る。
ガーディアンズとの契約は1年1200万ドル(約18億円)。メジャーデビューから20年までの間に一度目の復帰を入れて11年を同球団でプレーしており、5年ぶりの古巣復帰でさらに輝きを増すはず。
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フィリーズ時代、試合中クラブハウスで同僚らがTVゲームに興じるのを発見しテレビを破壊した逸話も。
ウィル・ブレナン
DOB:1998/02/02
出身地:アメリカ合衆国コロラド州
身長:182.9cm
背番号:17
ポジション:外野手
2019年カンザス州立大学からドラフト指名でプロ入り。マイナーリーグのチームでプレーしたのち22年シーズン途中でメジャー昇格を果たし23年には定着。
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昨季は114試合出場で打率.264、8本塁打、30打点、4盗塁の成績。
23年のある一戦では本塁打を放った際、なぜか “鳥ポーズ” を披露。これは米メディアによると、前日のヒットで打球が鳥に直撃し、文字通り ”飛ぶ鳥を落として” しまったため、翌日のホームランで両手で鳥を模した身ぶりで哀悼の意を示したのだそう。
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ヒットになったものの悲しい気持ちになり、翌日のソロHRでは両手を羽ばたたかせベースを回った。
フアン・ブリト
DOB:2001/09/24
出身地:ドミニカ共和国
身長:183cm
背番号:74
ポジション:内野手
2023シーズン前にロッキーズから獲得したチームの有望株。2024年シーズンの21本塁打と40本の二塁打は、バットでインパクトを与えるポテンシャルを十分に秘めています。
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クリーブランド・ガーディアンズ Photo Day
2025年スプリングトレーニングにも姿を見せていることから、今季ガーディアンズの主要ラインアップとしてメジャーでステップアップする日をファンは心待ちにしているようです。
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昨季も3月の春季トレーニング試合ではさまざまなチームと対戦し経験を積んだ。
レーン・トーマス
DOB:1995/08/23
出身地:アメリカ合衆国テネシー州
背番号:8
ポジション:外野手
昨季はシーズン途中でナショナルズからトレード移籍。プレーオフの緊迫した場面で決勝グランドスラムを決め地区シリーズ逆転突破、8年ぶりの優勝決定シリーズ進出にも大きく貢献。
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クリーブランド・ガーディアンズ Photo Day
25年春季トレーニング試合でも、さっそく*クラッチパフォーマンスを披露。昨年のポストシーズンを思い起こさせるパワフルなホームランで実力を証明、新たなシーズンのスタートを切ったようです。
*クラッチパフォーマンス;勝敗の分かれ目となる重要な場面で実力を発揮するパフォーマンスを指す
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ナショナルズ時代、三振後チラッと審判を見ただけで退場宣告!実況は唖然、米メディア騒然となった事件。
ボー・ネイラー
DOB:2000/02/21
出身地:カナダ オンタリオ州
身長:182.9cm
背番号:44
ポジション:捕手
カナダ出身の25歳捕手。2018年ドラフト1巡目で当時実兄も所属していた同球団へ。22年メジャーデビューから、特に守備面において盗塁阻止率が飛躍的にアップしています。
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今季、アリゾナ州で行われたスプリングトレーニング試合にも出場。
昨季リーグ優勝決定シリーズ(LCS)ではヤンキースに敗退したものの、トレード前の兄と兄弟揃ってヒットで出塁、走者の弟を兄がホームに迎え入れるというメジャー史上初の快挙を達成。
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右側、実兄ジョシュ・ネイラー(現アリゾナ・ダイヤモンドバックス)とのツーショット。
ブライアン・ロキオ
DOB:2001/01/13
出身地:ベネズエラ
身長:177.8cm
背番号:4
ポジション:遊撃手
2017年アマチュアFAからプロ入りし、23年メジャー初昇格。昨季ポストシーズンでの高パフォーマンスに磨きをかけつつ、ポジションにさらなる安定性を加味し、かつ攻撃面での貢献が求められます。
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クリーブランド・ガーディアンズ Photo Day
昨シーズン終了後、『ABEMAスポーツタイム』ではMLBポストシーズンの“好珍プレー集”を公開。その中で杉谷拳士氏が同選手を挙げ「野球IQ高すぎ!神走塁」と、その頭脳的プレーを称賛する一幕も。
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ヤンキース戦で機転を利かせヒル投手に体当たり!相手を走塁妨害に陥れ二塁へ進塁。
【DH】ガーディアンズ予想スタメン選手
カイル・マンザード
DOB:2000/07/18
出身地:アメリカ合衆国アイダホ州
身長:185.4cm
背番号:9
ポジション:一塁手
2021年ドラフトでレイズから2巡目指名を受けてプロ入りし23年にトレードでガーディアンズへ移籍。術後の回復期にあるデビッド・フライ選手に代わり開幕戦DHを任される可能性大の強打の有望株。
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クリーブランド・ガーディアンズ Photo Day
昨季は5月の初昇格直後、メジャーの壁にぶち当たりいったんマイナー降格。9月の再昇格以降、初本塁打を含む2本のアーチ、続く同地区対決では逆転2ランを放ちチームを勝利に導く活躍も。
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昨季9月の輝きを2025年シーズンも取り戻すことができるかが大きなカギ!
【投手】ガーディアンズ予想スタメン選手
ここからは、先発が予想される投手陣の中から注目選手3人をピックアップしてお届け!
シェーン・ビーバー
DOB:1995/05/31
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
身長:190.5cm
背番号:57
ポジション:投手
2016年のドラフト指名からこれまでガーディアンズ一筋の生え抜き投手。今季25年の春季トレーニングでは、前年4月のトミー・ジョン手術以来初の公式ブルペンセッションを披露しています。
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クリーブランド・ガーディアンズ Photo Day
公式な先発復帰のタイムラインは不確定。メジャーのマウンドに立つことをファンが心待ちにする中、スプリングトレーニングに姿を見せたことは再起に向けた明るい兆候と受け止められているようです。
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昨季は開幕投手で12イニング無失点2連勝、4月に右肘トミー・ジョン手術を受け残りシーズン欠場。
タナー・バイビー
DOB:1999/03/05
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
身長:188cm
背番号:61
ポジション:投手
大卒5巡目指名で入団、当初は地味な存在で球団内プロスペクトランキングでは圏外でしたが、プロ入り後に大きく成長。最終的にマイナーリーグでは年間MVPに選出された有望投手です。
issa.bibe
2019年
カリフォルニア州立大学フラトン校のチーム「カルステート・フラトン・タイタンズ」時代。
昨季は『フィールディング・バイブル・アワード(フィールディング・バイブル賞)』投手部門を受賞。2006年創設の守備表彰の一つで、*セイバーメトリクスの専門家が選考する点が意義深いですね。
*セイバーメトリクス;野球データを統計学的に分析して選手の評価や戦略を考える手法のこと
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24シーズンは二桁勝利をあげ投球回173.2、12勝8敗・防御率3.47、WHIP1.12の好成績。
以上、MLBア・リーグ所属 クリーブランド・ガーディアンズで2025年レギュラーシーズン、出場が有力視される投・打スタメン候補選手を写真付きで紹介しました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。