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ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページーー。
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2026年 ドジャース打順予想の傾向を比較
先日発表されたビッグニュースを受けて、
すでに米主要メディア複数が「カイル・タッカー加入後のドジャース打順予想」を公開しています。
特に記事媒体(テキスト)の MLB.com、USA TODAY、Sports Illustrated、CBS Sports、Sporting News が真っ先に明確なラインナップ案を提示。
今回はこれを踏まえ、以下に各メディアの打順予想を一つの表にまとめました。
このあとは、
各社それぞれの見立てとそのポイントを整理し紹介していきます。
2026年ドジャース:主要5メディア打順 × OPS+比較表
(OPS+はMLB.comによる2025年実績)
| 打順 | MLB.com | USA TODAY | SI | CBS Sports | TSN | OPS+ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番 | 大谷翔平 | 大谷翔平 | 大谷翔平 | 大谷翔平 | 大谷翔平 | 179 |
| 2番 | M・ベッツ | M・ベッツ | M・ベッツ | M・ベッツ | M・ベッツ | 104 |
| 3番 | F・フリーマン | F・フリーマン | F・フリーマン | F・フリーマン | F・フリーマン | 141 |
| 4番 | K・タッカー | K・タッカー | K・タッカー | K・タッカー | K・タッカー | 143 |
| 5番 | W・スミス | W・スミス | W・スミス | W・スミス | W・スミス | 152 |
| 6番 | T・ヘルナンデス | M・マンシー | M・マンシー | M・マンシー | M・マンシー | テオ113 |
| 7番 | T・エドマン | T・ヘルナンデス | T・ヘルナンデス | T・ヘルナンデス | T・ヘルナンデス | エドマン92 |
| 8番 | A・パへス | T・エドマン | A・パへス | A・パへス | T・エドマン | パへス109 |
| 9番 | M・ロハス | A・パへス | T・エドマン | T・エドマン | A・パへス | ロハス85 |
OPSとOPS+の違いとは?
本題に入る前に、
MLB.comが「OPS+」を添えて打順予想し、今期ドジャースを“歴史的に強力な打線” と強調するに至った、指標について簡単に触れておきますね。
| 「OPS」と「OPS+」 |
|---|
| OPS: 計算はシンプル、選手の出塁率(塁に出る力)と長打率(打球の質・量)を合計したもの。出塁率+長打率=打者の攻撃力 |
| OPS+: OPSに、球場や時代の違いによる影響を補正、リーグ平均を100として調整したもの。外部要因を排除した真の打撃力を測る |
例えばOPS+150なら平均より50%(1.5倍)優れ、80ならリーグ平均の0.8倍(8割)となり平均より20%劣っているということ。
後述するドジャース上位5人のOPS+平均は143.8で、これは全員がリーグ平均の43.8%(1.438倍)優れた攻撃力を持つという意味になります。
- MLB.com
MLB公式メディア。最も信頼性が高く、実際の現場に近い視点で打順を組む傾向 - USA TODAY
全米紙として一般層に広く届く媒体。スター性や話題性を重視した予想が多い - Sports Illustrated(SI)
歴史あるスポーツ誌。物語性や“チームとしての美しさ”を意識した構成が特徴 - CBS Sports
デジタルに強いスポーツメディア。実戦的で、監督が実際に組みそうな打順に寄りやすい - The Sporting News(TSN)
MLBに強い老舗メディア。データと伝統的な野球観のバランスが良い
主要5メディア:ドジャース打順予想
MLB.com 版ラインナップ
MLB.com(Castrovince)
ジャンル:MLB公式メディア(リーグ直営)
影響力:★★★★★(最大級)
読者層:MLBファン全般、専門的な分析を求める層
特徴:
- MLBの公式サイトであり、最も信頼性が高い1次情報源
- 記者は球団・リーグ関係者へのアクセスが強く、裏付けのある分析が多い
- Castrovince(MLB.comのシニアライター)は野球指標を解説する分析のプロ
- 打順予想はロバーツ監督が実際に組みそうな現実的ラインに寄る傾向
【MLB.com ドジャース打順予想】
1番:大谷翔平
2番:ムーキー・ベッツ
3番:フレディ・フリーマン
4番:カイル・タッカー
5番:ウィル・スミス
6番:テオスカー・ヘルナンデス
7番:トミー・エドマン
8番:アンディ・パへス(Andy Pages/読みは“ペイジス”)
9番:ミゲル・ロハス
■数字で見る注目ポイント
OPS+の数値データを根拠に、歴史的に見ても最強クラスと断言。
- 1番:179(MVP級)
- 3番:141(MVP投票常連)
- 4番:143(リーグトップクラス)
- 5番:152(捕手でこれは反則レベル)
OPS+で測る強打指数
打線の強さを「OPS+」合計で可視化すると…
上位5人のOPS+合計:
179 + 104 + 141 + 143 + 152=合計 719
→ OPS+平均 143.8(=全員がオールスター級)
これはもう、全員スター級が並ぶ完成形の打線としか言いようがない数字です。
■数字以外の注目ポイント
① 1〜5番が完全固定扱い
Castrovinceは上位5人を、動かす余地なしと見ています。
これは
- 大谷
- ベッツ
- フリーマン
- タッカー
- スミス
が 、役割・適性・相性すべてにおいて最善と見なされている証。
② 6〜9番は守備力と役割重視の並び
守備位置の安定+攻守のバランスを優先し、下位打線で試合を整えると想定。
- 6番:テオスカー(長打力で中盤の山場を作る)
- 7番:エドマン(スイッチ+走塁+守備で流れを変える)
- 8番:パヘス(若手の成長枠)
- 9番:ロハス(守備の要で第二のリードオフ)
③ 9番ロハスは第二の1番打者扱い
MLB.comにおいてロハスの立ち位置は、1番大谷へと流れを作る意図が明確化されたもの。
- 守備で投手陣を支える
- 打席では粘り球数を投げさせる
- 1番大谷につなぐ橋渡し役
④ 10月を見据えた打順
予想の並びは、右・左・右・左・右…と投手泣かせの交互配置に。
これは
- 相手の継投を難しくする
- 左右ワンポイントを封じる
- 終盤の勝負どころで優位に立つ
という、ポストシーズン仕様なのが最大の特徴。
勝ちながら育てるドジャースらしく、若手パヘスを8番に置いたところにも注目しつつ、
開幕後はこれらの意図がうまく機能するかを意識して観戦すると、1〜9番の動きがより立体的に見えてきそうです。
USA TODAY 版ラインナップ
USA TODAY
ジャンル:全米最大級の一般紙
影響力:★★★★☆
読者層:ライト層〜中級ファン、幅広い一般読者
特徴:
- 全米紙としての知名度が高く、スポーツ面も広く読まれる
- MLB専門ではないが、一般読者が理解しやすい視点でまとめるのが得意
- 打順予想は「話題性」「スター性」を重視する傾向
【USA TODAY ドジャース打順予想】
1番:大谷翔平
2番:ムーキー・ベッツ
3番:フレディ・フリーマン
4番:カイル・タッカー
5番:ウィル・スミス
6番:マックス・マンシー
7番:テオスカー・ヘルナンデス
8番:トミー・エドマン
9番:アンディ・パへス
■注目ポイント
① 航空母艦(aircraft carrier)級が参入
USA TODAY はタッカーをこの打線の中でも最大級の航空母艦と表現。さらなる巨大戦力が加わったことを強調しています。
② 打線の“格”そのものに着目
ドジャース打線を元MVP・将来の殿堂入り候補・9桁契約のスターで構成と形容。
- 半ダース以上がオールスター級=最も危険なトップ6と表現
- 誰をどこに置いても強いことをベースに打順を予想
③ 左右交互の並びが悪夢
MLB.com(Castrovince)と同じく、左右の並びが継投を困難にすることに言及しています。
- 左右のバランスを打線の武器として評価
④ 攻撃力の最大化を重視した打順観
USA TODAY の予想は、
- 6番マンシー
- 7番テオスカー
- 8番エドマン
- 9番パヘス
という並びで、中盤(6〜7番)に長打力を固める攻撃寄りの構成。
これは MLB.com の守備・バランス重視の下位打線とは対照的な打順観が出ていて面白いですね。
Sports Illustrated(SI)版ラインナップ
Sports Illustrated(SI)
ジャンル:老舗スポーツ誌
影響力:★★★★☆(歴史的ブランド力)
読者層:スポーツ全般の熱心なファン、分析好き
特徴:
- 1954年創刊の伝統あるスポーツ誌
- MLB記事は“ストーリー性”や“選手の背景”を重視する傾向
- 打順予想も「チームの物語性」や「役割の美しさ」を意識した構成が多い
【SI ドジャース打順予想】
※Sports Illustrated(SI)は独自の打順予想ではなく、FanGraphs のプロジェクション(Depth Charts;複数の予測を統合した成績見通し)を引用したラインナップを紹介しています。
1番:大谷翔平
2番:ムーキー・ベッツ
3番:フレディ・フリーマン
4番:カイル・タッカー
5番:ウィル・スミス
6番:マックス・マンシー
7番:テオスカー・ヘルナンデス
8番:アンディ・パへス
9番:トミー・エドマン
■注目ポイント
タッカーは超豪華打線の一角を担い、開幕ではライトを守りながら4番を務める主軸として見込まれています。その加入によって、テオ(T・ヘルナンデス)はレフトへ回る形になりそうです。
CBS Sports 版ラインナップ
CBS Sports(Dayn Perry)
ジャンル:テレビ局系のスポーツメディア
影響力:★★★☆☆(デジタルで強い)
読者層:中級〜上級のスポーツファン、データ好き
特徴:
- デジタル記事の更新が早く、速報性と分析のバランスが良い
- MLB専門記者が多く、打順予想も極めて実戦的
- Dayn Perryは、CBS Sports のベースボールライター
- ロバーツ監督ならこうするだろうという現実路線に沿う傾向
【CBS Sports ドジャース打順予想】
1番:大谷翔平
2番:ムーキー・ベッツ
3番:フレディ・フリーマン
4番:カイル・タッカー
5番:ウィル・スミス
6番:マックス・マンシー
7番:テオスカー・ヘルナンデス
8番:アンディ・パへス
9番:トミー・エドマン
■注目ポイント
Dayn Perryは、誰をどこに置いても強打線を組める贅沢な悩みという視点で打順を語っています。
① スター打線にスターが加わる
最強打線を誇る既存のスター陣に加え、さらにトップFAが加わった衝撃を強調。
② 打順の確定枠
CBS Sportsはまず、1番、2番は動かないという想定で打順を組んでいます。
- 大谷の1番起用はほぼ確定
- ベッツはほぼ間違いなく2番に入る
- フリーマン、タッカー、スミスを固定
確実な上位5人をまず固定するという考え方を明示。
③ タッカーは4番と明言
そのうえで、タッカーを4番に置き打順を構築。
④ 残りの戦力配置を整理
あとの戦力を役割分担しながら並べています。
- 6 マンシー(中軸の後ろにマンシーの長打力を置く)
- 7 テオスカー(テオは7番で攻撃の勢いを維持)
- 8 パヘス(8番パヘスで長打狙い)
- 9 エドマン(9番エドマンで機動力)
CBS Sports(Dayn Perry)は、確実性 × 火力 × 役割分担という視点で打順を予測しました。
The Sporting News(TSN)版ラインナップ
The Sporting News(TSN)
ジャンル:スポーツ専門メディア(老舗)
影響力:★★★☆☆(MLBに強い)
読者層:スポーツファン全般、MLB好きの中級層
特徴:
- 1886年創刊の老舗スポーツ紙がルーツ
- MLBの歴史記事・分析記事に強い
- 打順予想は「データ+伝統的な野球観」のバランス型
【TSN ドジャース打順予想】
1番:大谷翔平
2番:ムーキー・ベッツ
3番:フレディ・フリーマン
4番:カイル・タッカー
5番:ウィル・スミス
6番:マックス・マンシー
7番:テオスカー・ヘルナンデス
8番:トミー・エドマン
9番:アンディ・パへス
■注目ポイント
ここでもやはりスター軍団にタッカーが加わることで、さらに攻撃力が跳ね上がるという文脈で打順予想しています。
① 中軸に新たな核
新加入のタッカーを、
- 今オフ市場最高の野手
- 3連覇への最後のピース
と位置づけ、開幕後の打順では中軸3〜5番に入る存在として、今回は4番に組み込みました。
② 特異な打順構造
Sporting News は、タッカー加入後のドジャースを、
- MLBで最も深みがあり(“the deepest lineup in baseball”)
- 上位にMVP級の豪華な顔ぶれを配し
- 下位にも長打力のある選手が控える
- パワー溢れる二段構えの打線
として紹介し、その尋常ではない異例構造を指摘。
ラインナップの理由付けに関してはデータ指標などは用いず、迫力・層の厚さにフォーカスした順番を提示しています。
別枠:MLB公式 Instagramのラインナップ
最後に、
MLB公式SNSでも別途ラインナップが公開され、テキスト媒体とは異なる並びとなっていましたので、以下に参考としてアップしておきます。
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果たしてどの並びが現実になるのか…、開幕がますます楽しみになる予想を紹介しました。
