こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
開催まであと1年を切った『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026』。
WBC2026では、20か国の代表チームが、4 POOL(4 プール A,B,C,D)に分かれたグループに5チームずつが配属され、1次ラウンドをトーナメント方式で戦います。
その中のPOOL A に属し、プエルトリコ、キューバ、パナマ、コロンビアと同組となったカナダ。
*MLBを擁するアメリカとは国境を接する隣国ですが、WBC代表メンバー入りの可能性がある現役メジャーリーガーは、はたしてどれくらいいるのでしょうか。
*MLB:正式にはアメリカ(29球団)とカナダ(1球団)の計30球団で構成
ということで今回本記事では、カナダ出身、または同国にルーツやゆかりがある、もしくは前回WBC2023で代表経験がある、これらいずれかに当てはまるMLB現役選手を対象に紹介していきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
カナダ出身のメジャーリーガー/一覧
捕手
ボー・ネイラー(ガーディアンズ)2000年2月21日(25歳)
Embed from Getty Images 2025年
解説 |
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2018年ドラフト1巡目(全体29位)でインディアンス(現ガーディアンズ)入りし、22年10月にメジャーデビュー。WBC2023はカナダ代表として初出場。 Dバックスのジョシュ・ネイラーは実兄。 |
内野手・外野手
タイラー・ブラック(ブルワーズ)2000年7月26日(24歳)二塁手
Embed from Getty Images 2024年
4月30日メジャーデビュー。
解説 |
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2021年に全体33位で指名されマイナーリーグで実績を積み、2024年には18試合のメジャーリーグ出場を果たす。今シーズンは存在感を増し始めた矢先の3月末、ケガで最大2ヶ月間の活動停止に。 |
エドゥアルド・ジュリエン(ツインズ)1999年4月30日(25歳)二塁手
Embed from Getty Images 2025年
今シーズンは開幕から4月末までに1本塁打を放っている。
解説 |
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前回大会WBC2023のカナダ代表。レギュラーシーズンでは同年4月中旬に初めてメジャーリーグにコールアップ。ルーキーイヤーは打率.263、16本塁打を記録。24年はバッティングでやや調子を落としたが今季に期待。 |
ジョシュ・ネイラー(ダイヤモンドバックス)1997年6月22日(27歳)一塁手、外野手
Embed from Getty Images 2025年
今季のMLB開幕戦では「4番・一塁手」で先発出場。
解説 |
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2015年18歳の時、WBSC U-18ワールドカップで大会最多の3本の本塁打を記録しベストナインに選出。17年の第4回WBCにもカナダ代表で出場。前回WBC2023は自身は参加せず、弟ボー・ネイラーのみ出場。 |
タイラー・オニール(オリオールズ)1995年6月22日(29歳)外野手
Embed from Getty Images 2025年
今季2025年シーズンは開幕戦でいきなり3ランホームラン。
解説 |
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2015年第1回WBSCプレミア12では大会最多得点をマーク。WBCには2017年、2023年と2大会連続出場している。MLBでは2025シーズンまでに、史上初となる開幕戦6年連続本塁打を記録するパワーヒッター。 |
カナダ出身の球団傘下所属選手
2025年1月にアスレチックスから移籍し現在マイナーで調整中。契約時、メジャーに昇格した際の年俸取り決めがなされている選手を例外的に1人紹介します。
エイブラハム・トロ(レッドソックス傘下)1996年12月20日(28歳)三塁手
Embed from Getty Images 2023年
前回WBCのトレーニングデーにて。
解説 |
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球団傘下所属。モントリオールで育ち学校ではフランス語、両親はベネズエラ出身でスペイン語を母語とし、さらに15歳までに英語を覚えたトライリンガル。前回のWBC2023にはカナダ代表として出場している。 |
投手
マット(マシュー)・ブラッシュ
Embed from Getty Images 2023年 マット・ブラッシュ
前回WBC2023にカナダ代表で出場。
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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マリナーズ | 1998年5月12日(26歳) | 前回、第5回WBC2023カナダ代表。この年はメジャー全体で最多となる78試合に登板。 |
ニック・ピベッタ
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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パドレス | 1993年2月14日(32歳) | 前々回大会WBC2017カナダ代表。25年2月にレッドソックスから4年契約でパドレスに移籍。 |
ザック・ポップ
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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ブルージェイズ | 1996年9月20日(28歳) | 2021年マーリンズ時代に開幕デビュー。これまで国際的な大会への出場経験はなし。 |
カル・クアントリル
Embed from Getty Images 2023年 カル・クアントリル
前回WBC2023にカナダ代表で出場。
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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マーリンズ | 1995年2月10日(30歳) | WBC2023カナダ代表。この年は2回故障者リスト入りし大きく数字を落としたことから次回参加なるか。 |
ジョーダン・ロマノ
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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フィリーズ | 1993年4月21日(32歳) | 自身の国籍はカナダ。2017年のWBCには移民である両親のルーツを大切に、イタリア代表として参加。 |
ケイド・スミス
Embed from Getty Images 2025年 ケイド・スミス
前回WBC2023ではロースター入り。
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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ガーディアンズ | 1999年5月9日(25歳) | WBC2023カナダ代表に選出。同年リリーフでメジャーデビュー。今季も着実に登板機会を重ねている。 |
マイケル・ソロカ
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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ナショナルズ | 1997年8月4日(27歳) | 2015年ドラフト全体28位でプロへ。昨季オフにナショナルズと1年契約。国際大会への出場経験なし。 |
ロブ・ザストリズニー
Embed from Getty Images 2023年 ロブ・ザストリズニー
前回WBC2023にカナダ代表で出場。
現所属 | 生年月日(年齢) | 特記 |
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カブス | 1992年3月26日(33歳) | 次項のゲレーロ同様、カナダの他にアメリカの二重国籍を持つ。彼の場合、前回WBCはカナダ代表で出場。 |
【番外編】カナダ出身のメジャーリーガー
二重国籍を持つ選手
ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)1999年3月16日(26歳)一塁手
別記事でWBC2026の「ドミニカ共和国」候補として紹介しているゲレーロJr.は、生まれ育ったカナダのほかに、家族のルーツであるドミニカの二重国籍を有しています。
前回の第5回WBCではドミニカ共和国代表に初選出され参加への意気込みを語っていましたが、ケガのため辞退。次の大会も同国での出場が有力視されているようです。
以上、来年に控えるWBC代表メンバー入りの可能性がある現役メジャーリーガーたちを紹介しました。
この先、正式なWBC2026スターティングラインアップ等が発表され次第、メンバーらのMLB今シーズン成績などもお届けしていきますのでチェックしに来てください。
本記事は随時更新し、フレッシュな情報を皆さまと共有してまいります。