こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
開催まであと1年を切った『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026』。
メジャーリーグベースボール(MLB)は現地4月10日、マーク・デローサ氏が前大会に引き続きアメリカ代表監督に就任したと発表。
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前回大会に続き2度目の監督就任となったデローサ氏。
続いて大リーグ公式サイト『 MLB.com』では、アメリカ代表(チームUSA)首脳陣の決定をリリース。
そして現地13日には、デローサ監督自身がホスト役のMLBネットワークチャンネルで、昨季ア・リーグMVPに輝いた主砲、アーロン・ジャッジがキャプテンを務めることもサプライズで報じました。
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前回大会は契約更改時期と重なり参加を見合わせたジャッジ。
現時点(2025年4月中旬)ではメンバーの人選などはまだこれからでしょうが、これでアメリカが次期WBCに向け本気で優勝を狙うことだけは明らかになった形です。
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① 現地4月14日、WBC2026記者会見でのアーロン・ジャッジ(左)とマーク・デローサ(右)。
ということで、本記事ではガチモード・チームUSAの ”実現したらスゴイぞラインアップ” を紹介。
どうぞ最後までお付き合いください。
チームUSA/WBC2026代表予想
今のところ、代表監督とコーチ陣、そしてキャプテン・アメリカのみが発表された段階。豪華な顔触れを以下表にまとめました。
発表された豪華コーチ陣
役職 | 氏名 | 経歴 |
---|---|---|
代表監督 | マーク・デローサ | 元メジャーリーガー、MLBネットワークホスト |
ベンチコーチ | スキップ・シューマッカー | 前マーリンズの監督、レンジャーズ野球運営担当シニアアドバイザー |
投手コーチ | アンディ・ペティット | 元ヤンキース投手 |
打撃コーチ | マット・ホリデイ | 元メジャーリーガーで息子は22年ドラフト全体1位のオリオールズ、ジャクソン・ホリデイ |
一塁コーチ | ジョージ・ロンバード | タイガースコーチ |
三塁コーチ | ディノ・エベル | ドジャースコーチ、前回大会に続き2度目の就任 |
ブルペンコーチ | デイビッド・ロス | 元カブス監督 |
監督補佐 | フレディ・ゴンザレス | 元ブレーブス監督 |
監督補佐 | ブライアン・マッキャン | 元ブレーブス捕手 |
監督補佐 | マイケル・ヤング | 元レンジャーズ内野手 |
前大会も参加したベッツとトラウトの2人は、以前から次回出場への意向をポッドキャスト番組を通じて表明しているので、このまま体調さえ万全であれば確定濃厚な気配・・・。
注:5/2~トラウトは負傷者リスト入りとなっています
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前大会でもチームUSAの仲間として戦ったベッツ(左)&トラウト(右)。
ラインアップ候補選手
アメリカの各メディアや著名スポーツジャーナリスト間で名前の挙がっている候補者は以下の通り。
※以下、選手の年齢表記は2026年3月6日~11日に実施される「1次ラウンド」時点のものとします。
捕手部門
- カル・ローリー(マリナーズ)29歳
- ウィル・スミス(ドジャース)30歳
- アドリー・ラッチマン(オリオールズ)28歳
- J.T.リアルミュート(フィリーズ)34歳
内野手部門
- ブライス・ハーパー(フィリーズ)33歳
- ポール・ゴールドシュミット(ヤンキース)38歳
- ムーキー・ベッツ(ドジャース)33歳
- ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)24歳
- ノーラン・アレナド(カージナルス)34歳
- ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)25歳
- コーリー・シーガー(レンジャーズ)31歳
外野手部門
- アーロン・ジャッジ(ヤンキース)33歳
- カイル・タッカー(カブス)29歳
- マイク・トラウト(エンゼルス)34歳
- コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)25歳
- ジャクソン・メリル(パドレス)22歳
最新トピック
現地5月13日、米公式サイト『MLB.com』は「惑星最高投手の1人が国を代表してWBC出場!」と題し、ポール・スキーンズ(パイレーツ)がWBC2026アメリカ代表への意向を表明したと報道。
USA代表監督マーク・デローサ氏からは、すでに今年4月の段階で同大会出場の打診を受けていたそうですが、説得を受ける前に本人自らが名乗り出た形です。
予想 Starting Lineups
上記候補から、米各メディアの予想を参考に作成した ”実現したらスゴイぞラインアップ” がこちら。
◆ WBC候補者の2025年レギュラーシーズン成績(※都度更新)
打順 | 名前 | 試合 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 特記 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ボビー・ウィットJr.【遊】 | 61 | .287 | 35 | 7 | |
2 | ムーキー・ベッツ【二】 | 54 | .257 | 31 | 8 | 5/31つま先負傷→6/4復帰 |
3 | アーロン・ジャッジ【右】 | 59 | .387 | 50 | 21 | |
4 | カイル・タッカー【左】 | 59 | .284 | 39 | 12 | 6/2負傷欠場 |
5 | マイク・トラウト【指】 | 34 | .226 | 23 | 10 | 5/2負傷によりIL入り→5/31復帰 |
6 | ブライス・ハーパー【一】 | 55 | .268 | 34 | 9 | 5/28死球退場→6/4復帰 |
7 | ガナー・ヘンダーソン【三】 | 52 | .262 | 15 | 7 | |
8 | ジャクソン・メリル【中】 | 34 | .323 | 22 | 5 | |
9 | カル・ローリー【捕】 | 59 | .259 | 45 | 23 |
略称 | ポジション名 |
---|---|
【一】 | 一塁(ファースト) |
【二】 | 二塁(セカンド) |
【三】 | 三塁(サード) |
【捕】 | 捕手(キャッチャー) |
【遊】 | 遊撃(ショート) |
【中】 | 中堅(センター) |
【右】 | 右翼(ライト) |
【左】 | 左翼(レフト) |
【指】 | 指名打者(DH) |
予想先発ローテーションメンバー
強力打線と対(つい)を成し短期決戦を制するのに不可欠な要素、先発ローテの一角として期待がかかる投手陣がこちら。どれだけの選手がWBC参加に意欲を見せるのかがキーポイントに!
先発投手部門
- ポール・スキーンズ(パイレーツ)23歳
- タリク・スクーバル(タイガース)29歳
- ギャレット・クロシェ(レッドソックス)26歳
- コービン・バーンズ(ダイヤモンドバックス)31歳
- ハンター・グリーン(レッズ)26歳
- クリス・セール(ブレーブス)36歳
- ザック・ウィーラー(フィリーズ)35歳
チームUSA/1次ラウンド組合わせ
次回のWBC2026は、前回大会のシード権獲得チームないし予選を勝ち抜いた20チームが出場。そして5チーム × 4 POOL(A,B,C,D)に分かれ1次ラウンドをグループトーナメント方式で戦います。
WBC2026トーナメント・フォーマット
アメリカ代表はPOOL B(プール B)に配属。
同組には他にメキシコ、イタリア、イギリス、ブラジルが含まれ、5チームは2026年3月6日から11日にかけてアメリカ・テキサス州ヒューストンにあるアストロズ本拠地「ダイキン・パーク(Daikin Park)」で対戦。
A~B4つのグループのうち、各組5チームによるリーグ戦方式で1次ラウンドを戦い、POOL上位2チームずつが優勝をかけトーナメント進出、そこから準々決勝ラウンド、決勝ラウンドへと進み準決勝、決勝と試合が行われます。
1次ラウンド開催地
POOL A | サンフアン(プエルトリコ) | ヒラム・ビソーン・スタジアム(Hiram Bithorn Stadium) |
POOL B | ヒューストン(アメリカ) | ダイキン・パーク(DAIKIN Park)*アストロズ本拠地 |
POOL C | 東京(日本) | 東京ドーム(Tokyo Dome) |
POOL D | マイアミ(アメリカ) | ローンデポ・パーク(LoanDepot Park)*マーリンズ本拠地 |
1次ラウンドを勝ち抜くと下記フォーマットどおり、準々決勝がヒューストン or マイアミ、準決勝と決勝がマイアミです。
WORLD BASEBALL CLASSIC™
チームUSA/WBC2026まとめ
”ベースボール(野球)世界一” の称号をめぐって争うワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
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② 前出した会見場でのキャプテン・ジャッジとデローサ監督。
次回で6度目の開催となりますが、回を重ねるごとにスポーツイベントとして人気も拡がり世界的な注目度も増し、当初の野球認知度向上の意義はクリアしつつようです。
アメリカ代表はこれまでに2度メダルを獲得しており、一つ目は2017年の初優勝、二つ目が前回2023年に大会MVPも手にした大谷翔平擁する侍ジャパンに敗れた準優勝。
次回大会が初参戦となるスター軍団率いるキャプテン・ジャッジ、マイアミの舞台で大きく翻(ひるがえ)る星条旗を背負い2年ぶりとなる王者奪還を狙います。
本記事では次回WBC本番に向けて新たな動きがあり次第、つど更新してまいります。