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WBC2026日本と同組の対戦国チームで現役メジャーリーガーは何人いる?

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。

開催まであと1年を切った『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2026』。

WBC2026では、20か国の代表チームが、4 POOL4 プール A,B,C,D)に分かれたグループに5チームずつが配属され、1次ラウンドをトーナメント方式で戦います。

日本代表チームは、POOL C に配属され、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイ(台湾)と同組となりましたが、この4か国に代表メンバー入りの可能性がある現役メジャーリーガーは、はたしてどれくらいいるのでしょうか。

気になり調べてみましたので、これから紹介していきます。

どうぞ最後までお付き合いください。

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冒頭で触れた4か国いずれかが出身国である、またはそれぞれの国にルーツやゆかりがある、もしくは前回WBC2023で代表として出場経験がある、これらいずれかに当てはまるMLB現役選手が対象です。

前回大会2023 ワールド・ベースボール・クラシック オーストラリア代表の時にアメリカのメジャーリーグに所属していた選手はおらず0人。傘下を含めると投手2人、捕手1人、内野手と外野手に各1人ずつ、といった内訳。

そして現在、MLBでの2025年シーズンをメジャーリーガーとしてプレーするのは2人。

傘下には今シーズン中のMLB昇格が有望視され、WBC2026への出場に期待のかかる選手が1人います。

※( )内は所属球団、その後ろが生年月日、ポジション

リアム・ヘンドリックス(レッドソックス)1989年2月10日(36歳)投手

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スプリングトレーニング試合でマウンドに立ちカムバック。
解説
2022年2年連続3度目となるオールスター選出後、翌23年1月に非ホジキンリンパ腫に罹患したと公表。さらにトミージョン手術などを経て2025年4月中旬、約2年ぶりにメジャー復帰。

カーティス・ミード(レイズ)2000年10月26日(24歳)三塁手

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フロリダのスタインブレナー・フィールドでのエンゼルス戦にて。
解説
プロデビューは2017年、父親がかつてプレーしたオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)から。2023年夏にレイズからMLBデビュー。2025シーズンは開幕戦から「1番・1塁手」で先発出場を果たす。

トラビス・バザーナ(ガーディアンズ傘下)2002年8月28日(22歳)二塁手

Embed from Getty Images 2024年
7月14日、ガーディアンズのドラフト全体1位指名選手として発表。
解説
2024ドラフトでオーストラリア出身選手として史上初の全体1位。今季途中からMLBへのコールアップも十分に考えられるトップ・プロスペクト。昨年のWBSCプレミア12 オーストラリア代表。

韓国にゆかりを持ち、MLB2025シーズンを*アクティブロースター入りしプレーしているのが4人。

現在のところ、マイナーで調整を続けているプレーヤーが2人です。

*アクティブロースター:故障者リスト等に入っている選手を除き、実際に試合でプレー可能な選手枠のこと
※文頭の◎は前回大会WBC2023出場者

キム・ハソン(レイズ)1995年10月17日(29歳)内野手

Embed from Getty Images 2025年
解説
2019年の第2回WBSCプレミア12では攻守でチームに貢献し最優秀遊撃手を受賞。パドレス時代の23年、自身初サヨナラ本塁打を放ちナ・リーグ9位*warを記録。俊足・強肩で守備範囲も広い内野手。
*war:選手がチームの勝利にどれだけ貢献したかを示す指標で、代替可能選手と比べどれだけの勝利をチームにもたらしたかを表す。数値が高いほど評価される。

イ・ジョンフ(ジャイアンツ)1998年8月20日(26歳)外野手

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解説
韓国KBOリーグで2年連続首位打者、打点王、シーズンMVPを受賞。WBC2023では全試合で安打を記録。昨季はケガで途中離脱となったが、2025年シーズンは開幕から個人成績上位に名を連ねる活躍ぶり。

トミー・エドマン(ドジャース)1995年5月9日(29歳)内野手、外野手

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前回WBCで、後述するチェコのエリック・ソガード(左)と塁上で会話。
解説
2023年の第5回WBCでは韓国系アメリカ人であることから韓国代表に選出され、主に「1番・二塁手」で出場。MLBではドジャース移籍後の2024年シーズン、多才かつ多彩なプレーでファンを魅了。

ロブ・レフスナイダー(レッドソックス)1991年3月26日(34歳)内野手、外野手

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解説
生後3ヶ月のときに養子縁組によってアメリカへ渡った背景を持つ韓国系アメリカ人。これまで6球団でプレーしたいわゆるジャーニーマン。WBC2023は個人的事情により辞退している。

キム・ヘソン(ドジャース傘下)1999年1月27日(26歳)内野手

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WBC前回大会にも出場。
解説
韓国KBOリーグでは盗塁王のほか、ゴールデングラブ賞4回受賞。これまで世界大会規模の代表歴があり、常に表舞台で活躍。メジャーではドジャースに入団したが、今季はマイナーリーグからのスタートとなっている。

ベ・ジファン(パイレーツ傘下)1999年7月26日(25歳)外野手、遊撃手、二塁手

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当時、5年間のマイナーを経て2022年9月メジャーデビュー。
解説
内野、外野をこなすユーティリティープレイヤーで、韓国プロ野球(KBO)を経ずに大リーグに挑戦した選手。2025年はオープン戦で好調だった打撃がレギュラーシーズンに入ると不振に陥り4月にマイナー降格。

メジャー現役に限定してしまうとチェコからは1人も紹介できなくなってしまうので、前回のWBC2023で自身のルーツを誇りにチェコ国旗を背負った元メジャーリーガーを紹介。

エリック・ソガード(アスレチックス、ブルワーズなど)1986年5月22日(38歳)

Embed from Getty Images 2017年
ブルワーズ時代。誠実な人柄にピッタリの眼鏡がトレードマークだった。
解説
MLBでプレーした唯一のチェコ人選手。2010年のデビュー以来、常に眼鏡をかけた姿が話題で「Nerd Power(オタクの力)」と呼ばれファンに愛された存在。前回、カブス退団後ルーツのチェコに帰化し代表入り。

現在、台湾出身もしくはルーツ等の縁がありMLBでの2025年シーズンをメジャーリーガーとしてプレーしているのは3人。

チェン・ツェンチー/鄭宗哲(パイレーツ)2001年7月26日(23歳)内野手

Embed from Getty Images 2025年
解説
2019年に海外FAでパイレーツと契約。マイナーで実績を積み、2025年4月にメジャー初昇格を果たしたばかり。WBC2023の台湾代表。打撃では選球眼に優れ、守備にも定評がある若き新星。

テン・カイウェイ/鄧愷威(ジャイアンツ)1998年12月1日(26歳)投手

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193cmの身長を誇り最速156キロのファストボールを投げる大型投手。
解説
2024年3月末メジャー昇格。2002年以降17人目の台湾人メジャーリーガー(その後、前出のカイウェイで18人に)。デビュー後、対戦相手のダルビッシュ有から黄色のグローブをプレゼントされ笑顔を見せた26歳右腕。

コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)2000年8月21日(24歳)外野手

Embed from Getty Images 2025年
解説
今やMLB個人成績上位の常連となったメジャーリーガーですが、ルーツで言うと母親が台湾人の台湾系アメリカ人。ただし、2023年WBCでチャイニーズ・タイペイから代表入りを打診された際には断っている。

 本記事では次回WBC本番に向けて新たな動きがあり次第、つど更新してまいります。

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