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’26MLB公式予測┃大谷翔平は異次元!球団最高評価選手と新勢力図

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ――。

現代のメジャーリーグにおいて、「想像を超える未来への展望」は最高のエンターテインメントの一つです。

あの若手スターはどこまで伸びるのか? ベテランの輝きはいつまで続くのか?

MLB公式(MLB.com)では、世界で最も信頼される統計サイト『FanGraphs』のデータを基に、「2026年シーズン、各球団で最高の成績を収めるのは誰か」を予測する興味深いレポートを公開しました。

これには、定評ある予測ツール(Steamer/ZiPS)の計算値に、専門スタッフによる実質的な出場見込み(打席数や投球回数)を掛け合わせた、極めて精度の高いシステム『Depth Charts(デプス・チャート)』が用いられています。

本記事では、このシミュレーションで各球団最高の貢献度WAR)が予測された「チームの顔」31人にフォーカス。

単なる数字の羅列ではなく、セイバーメトリクス(統計学)の視点から、「なぜ彼らが最高評価を得たのか」「期待値の裏にある根拠は何なのか」を分かりやすく紐解いていきます。

それではさっそく始めましょう!

…と、本文に入る前に、

メジャーリーグのニュースでよく登場する「WAR(ウォー)」。
これは、選手の ”どれだけ勝利に貢献したか ”を 勝ち星の上乗せ分 で表す指標です。
※ 本記事では、MLB.comの基準に合わせFanGraphsの「Depth Charts」= fWARを採用しています。

どういう意味の数字?

一言でいえば、その選手が代替選手(控えクラス)と比べて、チームに何勝分プラスをもたらしたかを示す数字です。

  • たとえば、スター選手がケガで離脱し、代わりに控え選手が出場したとします。
  • fWARは、
    → 「控え選手が出た場合」と比べて、スター選手なら 何勝分チームを押し上げてくれるのかを数値化するということです。
なぜ「1.0」が大事なの?

fWARが 1.0 増える = “その選手がチームに1勝分の価値を上乗せした” という意味になります。

例:あるチームが年間 80勝 したとしましょう。

  • チームに fWAR 6.0 のスター選手が所属していた
  • もし彼が不在で、代わりに控え選手が出ていたら
  • 推計では 74勝にとどまっていたと考えられます
    → つまり、6.0という数字は「白星を6つ押し上げた証拠」 というわけです。

【ひと目でわかる】数字の目安表 

このあと、2026年の予測をチェックする際は、こちらの参考基準を頭の片隅に置いておくと、選手の凄さがリアルに伝わるはずです。

fWARの数値評価(ランク)基準イメージ
8.0以上歴史的な超天才6.0超えで既にMVP級。リーグの歴史を創る異次元の存在
5.0〜6.0球界を代表するスターオールスター常連。この選手がいればプレーオフが見えてくる
2.0〜3.0頼れるレギュラー攻守に穴がなく、1年間安心して任せられる主力
0.0程度代替選手レベル控え選手や、マイナーから昇格間もないベンチ要員
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アメリカン・リーグ(AL)の予測分析

まずは、並外れたスター選手が揃うアメリカン・リーグ(AL)の分析からどうぞ。

選手名所属チーム2026予想fWAR
アレハンドロ・カーク / ブラジミール・ゲレーロJr.ブルージェイズ4.9
ガナー・ヘンダーソンオリオールズ6.0
ジュニオール・カミネロレイズ4.8
ギャレット・クロシェレッドソックス5.8
アーロン・ジャッジヤンキース7.3
  • アーロン・ジャッジ:34歳シーズンを迎えますが、過去2年連続10以上のfWARを記録。1.152という驚異のOPSを背景に、野手最高値7.3が算出されました。最新システムが弾き出した43本塁打という高数値ですら、彼の実力を考えると過小評価かもしれません。
  • ガナー・ヘンダーソン:2025年は肩の負傷で.438 SLG(長打率)、17本塁打に沈みましたが、24歳で迎える2026年は29本塁打、.490 SLGへのV字回復が予測されています。
  • ジュニオール・カミネロ:21歳で45本塁打を放った天性のスラッガー。大谷やジャッジと並び、40本塁打の壁を突破すると予測される5人の打者の一人であり、三塁手としてホセ・ラミレスと並ぶトップタイの評価です。
  • ギャレット・クロシェ:2025年にMLB最多の255奪三振(11.2 K/9)を記録。2026年も2.91 ERA、5.8 fWARと予測され、タリク・スクーバルに次ぐ左腕エースとしての地位を固めるでしょう。
  • アレハンドロ・カーク / ブラジミール・ゲレーロJr.:カークは捕手としての守備価値(フレーミング等)が高評価を得て、カル・ローリーに次ぐ捕手2位のfWARが予測されています。ゲレーロJr.は打撃の不確実性は残るものの、その「シーリング(天井)」(= 本来持っている打撃の爆発力や上限値が非常に高い)が評価され、両者がチームトップで並びました。
分析的視点 – So What? –
  • ジャッジという統計の常識が通用しない規格外の強打者に対し、カミネロのように予測値で既にトップ5に食い込む若き大砲がどこまで迫り、あるいはそれを凌駕するかといったスリリングな構図です。また、カークのデータは、打撃成績だけでなく、捕手としての貢献が加味されることで、総合的な価値(WAR)がどれほど高く算出されるかという仕組みを象徴しています。
選手名所属チーム2026予想fWAR
ホセ・ラミレスガーディアンズ4.8
ボビー・ウィットJr.ロイヤルズ6.7
タリク・スクーバルタイガース6.3
バイロン・バクストンツインズ3.6
コルソン・モンゴメリーホワイトソックス2.5
  • ボビー・ウィットJr.:2025年に8.0 fWARを記録。25歳にしてゴールドグラブ、シルバースラッガー、プラチナグラブを同時受賞する総合力と万能性は、2026年も6.7 fWARという高い予測値の根拠となっています。
  • タリク・スクーバル:2年連続サイ・ヤング賞の絶対的エース。2025年の6.6 fWARからわずかな揺り戻しはあるものの、依然として投手最高の6.3 fWARを維持する予測です。
  • ホセ・ラミレス:30本塁打・44盗塁を記録した一貫性の塊。三塁守備でも+7 OAA(Outs Above Average)を記録しており、攻守に衰えが見られません。
  • バイロン・バクストン:健康の維持が全ての鍵です。2025年に126試合出場で5.0 fWARを記録した実績から、2026年も若手主体のチームを牽引する柱と目されています。
  • コルソン・モンゴメリー:2025年に71試合で21本塁打、+6 OAA(平均より6個多くアウトを積み上げた)を記録した希望の星。再建途上のチームにおいて代えのきかない核です。
分析的視点 – So What? –
  • ウィットJr.のような完成された若手と、モンゴメリーのような新星の対比は、地区内の競争サイクルの差を示しています。ロイヤルズとホワイトソックス、対照的なフェーズにいる両チームが共に若手遊撃手を「顔」に据えている点は非常に興味深いデータとなりました。
選手名所属チーム2026予想fWAR
ザック・ネトエンゼルス4.3
ヨルダン・アルバレスアストロズ4.4
ニック・カーツアスレチックス3.6
カル・ローリーマリナーズ6.4
ワイアット・ラングフォードレンジャーズ4.4
  • カル・ローリー:2025年に60本塁打、9.1 fWARという捕手として前例のない数値を叩き出しました。2026年も41本塁打、6.4 fWARと驚異的な予測を現実化し、ポジションの概念を書き換えます。
  • ヨルダン・アルバレス:ケガに泣いた2025年ですが、打撃の質を示すxwOBAは.393と依然としてエリート級。DH専念が故障リスクを軽減し、本来の力を取り戻すと予測されます。
  • ニック・カーツ:昨季新人王。493フィート(約150m)の特大弾を放つパワーは本物。2年目のジンクスを懸念するモデルの保守的予測を超えるポテンシャルを秘めています。
  • ザック・ネト:昨季は128試合出場で3.1 WARでしたが、今季はさらなる成長が見込まれており、若くしてチームを牽引する絶対的な柱として評価されています。
  • ワイアット・ラングフォード:コーリー・シーガーを僅差で抑えてのチーム1位予測は、新時代の幕開け。打撃・走塁・守備どれもがハイレベルで、高い貢献度が期待できます。
分析的視点 – So What? –
  • ローリーが2025年に見せた大覚醒は、予測モデルにおける捕手評価の基準を劇的に引き上げました。ラングフォードやネトといった20代前半の選手がチーム1位を占める現状は、AL西地区がまさに激動の世代交代へ突入したことを明確に示しています。

ナショナル・リーグ(NL)の予測分析

次は、予測モデルの限界を突破するユニコーンと、エリート級の守備価値が共存するナショナル・リーグ(NL)です。

選手名所属チーム2026予想fWAR
ロナルド・アクーニャJr.ブレーブス5.4
ゼイビア・エドワーズマーリンズ2.8
フアン・ソトメッツ6.1
ジェームズ・ウッドナショナルズ3.1
クリストファー・サンチェスフィリーズ4.8
  • フアン・ソト:38本塁打に加え、2025年後半に見せた27盗塁の再現が期待されています。走走攻の三拍子揃った6.1 fWARは、メッツの打線に新たな次元をもたらしました。
  • ロナルド・アクーニャJr.:ケガを乗り越え、wRC+ 152(平均的打者の1.52倍の得点貢献=52%優秀)の予測値。31本塁打、26盗塁と、再びリーグを支配する準備は整っています。
  • クリストファー・サンチェス:2025年に6.4 fWAR、2.50 ERAを記録した「ゴロ製造機」。ウィーラーが負傷回復途上にある中、名実ともにエースとして君臨する予測です。
  • ジェームズ・ウッド:2025年に31本塁打(球団で2019年以来初)を放ち、2026年も27本塁打と安定した長打力での貢献が見込まれます。
  • ゼイビア・エドワーズ:実績の乏しいチーム内で、.283 AVG(打率)と27盗塁の機動力を武器に、遊撃手としての守備貢献を含めトップの評価を得ています。
分析的視点 – So What? –
  • ソトが昨年後半戦に見せた「走る武器=盗塁」は、予測モデルにおける評価を格段にUPさせました。また、サンチェスが予測上でエースとして位置づけられた点は、「ゴロを打たせてアウトを稼ぐ」近年の投手トレンドを象徴しています。
選手名所属チーム2026予想fWAR
ウィリアム・コントレラスブルワーズ4.5
メイシン・ウィンカージナルス3.6
ピート・クロウ=アームストロングカブス4.7
ポール・スキーンズパイレーツ5.4
エリー・デラクルーズレッズ4.7
  • ポール・スキーンズ:1.97 ERA(防御率)、216奪三振を誇る怪物右腕。予測モデルは、前年の神がかり的数字から実力相応の水準(2.84 ERA)へ落ち着くと見ていますが、それでもチーム2位に対し「2倍もの貢献度」を稼ぐ見込みです。
  • ピート・クロウ=アームストロング:打撃の波は激しいものの、+24 OAA(MLB1位タイ)という異次元の守備力が、4.7 fWARという高評価の揺るぎないベースとなっています。
  • メイシン・ウィン:彼もまた、+21 OAAという卓越した守備範囲を武器に、打撃(OPS .673)の課題を完全にカバーし、チームの顔へと成長しました。
  • エリー・デラクルーズ:負傷の影響でOPS .776と伸び悩みましたが、22本塁打、37盗塁を記録するポテンシャルは依然としてMLB最高峰です。
  • ウィリアム・コントレラス:指の負傷からの復帰。2023-24年のシルバースラッガーであり、最強ブルワーズ打線の中心としての役割は揺るぎません。
分析的視点 – So What? –
  • スキーンズやPCAといった若手が各球団トップ予測を占める若返りシフトは、リーグ全体のパワーバランスを再定義しています。特にカブスやカージナルスに見られる守備による貢献(WARの蓄積)への評価は、現代野球の潮流を色濃く反映しています。
選手名所属チーム2026予想fWAR
コービン・キャロルダイヤモンドバックス4.8
大谷 翔平ドジャース8.4
パトリック・ベイリージャイアンツ4.6
フェルナンド・タティスJr.パドレス5.4
エセキエル・トーバーロッキーズ3.0
  • 大谷 翔平:昨季は打者(7.5 fWAR/55本塁打)と投手(1.9 fWAR/防御率2.87)で計9.4 fWARという異次元の数字を叩き出しました。今年は予測モデル初となる年間フル二刀流での算出ながら、断トツの8.4 fWARをマーク。もはや比較対象は皆無、一人も存在しません。
  • パトリック・ベイリー:OPS .602ながら、予測では、捕手としてのフレーミングや守備価値だけで4.6 fWARを叩き出しました。ローリーと並び現代の捕手評価の最前線にいます。
  • フェルナンド・タティスJr.:27歳のプライムタイム。右翼手へのコンバートを鮮やかにこなし、走走守の全てで5.4 fWARが予測される完成度の高さを見せています。
  • コービン・キャロル:2025年に球団初の30-30、6.5 fWARを記録。ハムート骨手術の影響が懸念されますが、25歳のフランチャイズプレイヤーとしての期待値は依然強固です。
  • エセキエル・トーバー:低い四球率とウィフ率(空振り率)という課題はあるものの、遊撃守備の圧倒的な安定感が3.0 fWARという高値の予測を支えています。
分析的視点 – So What? –
  • 大谷という規格外の存在が地区全体の数値を押し上げていますが、ベイリーのような守備特化型選手が上位に食い込む点は見逃せません。この地区は、スター性とセイバーメトリクス的な貢献が見事に融合したMLBで最も「熱を帯びた磁場」と言えるでしょう。

結論:2026年シーズンの展望と主要トレンド

2026年の予測データを総括すると、MLBに訪れた 決定的な潮流 が見て取れます。

第一に、捕手の価値観を覆すパラダイムシフトです。ローリー(6.4 fWAR)やカーク(4.9 fWAR)らの高い予測値は、捕手がもう「守備の負担ゆえに打撃を犠牲にする」ポジションではないことを証明しました。

第二に、エリート守備陣による「WARの支配」です。PCAやウィン、トーバーら(全員24歳シーズン)は、打撃成績のみに依存せず、圧倒的な守備力だけで「チームの顔」となる新時代を切り拓いています。

第三には、第二とも関連して、若手の台頭による「世代交代」が急ピッチで進んでいる点も見逃せません。

そして最後は、大谷翔平という「不変の衝撃」でしょう。8.4 fWARという異次元の数字は、もはや統計モデルの枠組みでは捉えきれない唯一無二の存在感を示しました。

もちろん、予測はあくまでシーズン前の基準点に過ぎません。

34歳のジャッジがさらなる進化を遂げるのか、怪物スキーンズが再び防御率1点台を維持するのか――データが示す「期待値」を、この先選手たちがどう塗り替えていくのか。

2026年、あなたの推し球団を勝利へ導くのは、果たして誰になるでしょうか。

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