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ちょっかんライフです。
日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ――。

’26MLB ESPNアナリストによる最新格付け
米スポーツ専門局「ESPN」の敏腕アナリスト、デビッド・シェーンフィールド氏による、2026年シーズンに向けた全30球団の「補強格付けレポート」が公開されました。
そこでは、各チームの主要な移籍情報を網羅し、オフシーズンの成果をAからFの5段階でランク付け。
単なる戦力分析にとどまらず、年俸総額の推移やプロスペクト(若手有望株)の動向、さらにはフロントの戦略やオーナー企業の姿勢にまで踏み込んだ鋭い論評が展開されています。
新シーズンの勢力図を一足早く把握するためのガイドとして、その詳細を分かりやすく紹介していきます。
2026年MLBオフシーズン完全格付けレポート
今オフシーズンのMLB市場は、単なる戦力補強の域を超え、各球団の経営方針がかつてないほど鮮明に反映された期間となりました。
全30球団の補強戦略と評価一覧
特徴的なのは、一部の巨大球団によるピンポイントな巨額投資と、中・小規模球団による徹底したコスト削減という二極化の加速です。
こうした市場の最新トレンドを踏まえ、シェーンフィールド氏が下した各球団の評価を以下表にまとめました。
【2026年MLB】全30球団 オフシーズン評価・補強一覧表
| 球団名 | 評価ランク | 主な補強選手 | 主な放出選手 |
|---|---|---|---|
| ボストン・レッドソックス | A | レンジャー・スアレス、ソニー・グレイ、ウィルソン・コントレラス | アレックス・ブレグマン、ルーカス・ジオリト |
| ロサンゼルス・ドジャース | A | カイル・タッカー、エドウィン・ディアス | マイケル・コンフォート、アンソニー・バンダ |
| デトロイト・タイガース | A | フランバー・バルデス、ジャスティン・バーランダー | トミー・ケインリー |
| シアトル・マリナーズ | A- | ジョシュ・ネイラー、ブレンダン・ドノバン | ホルヘ・ポランコ、エウヘニオ・スアレス |
| ニューヨーク・メッツ | B+ | フレディ・ペラルタ、ボー・ビシェット、ルイス・ロバート・ジュニア | ピート・アロンゾ、エドウィン・ディアス、ブランドン・ニモ |
| トロント・ブルージェイズ | B+ | ディラン・シーズ、岡本和真、タイラー・ロジャース | ボー・ビシェット、クリス・バシット、マックス・シャーザー |
| ボルチモア・オリオールズ | B+ | ピート・アロンゾ、テイラー・ウォード、シェーン・バズ | 菅野智之、グレイソン・ロドリゲス |
| アトランタ・ブレーブス | B+ | ロベルト・スアレス、ライセル・イグレシアス、キム・ハソン | マルセル・オズナ、ニック・アレン |
| セントルイス・カージナルス | B+ | ハンター・ドビンズ、ダスティン・メイ、リチャード・フィッツ | ソニー・グレイ、ブレンダン・ドノバン、ウィルソン・コントレラス |
| シカゴ・カブス | B | アレックス・ブレグマン、エドワード・カブレラ | カイル・タッカー、オーウェン・ケイシー |
| ピッツバーグ・パイレーツ | B | ブランドン・ロウ、マルセル・オズナ、ライアン・オハーン | マイク・バロウズ、ヨハン・オビエド |
| サンフランシスコ・ジャイアンツ | B | ルイス・アラエス、タイラー・メイリー、ハリソン・ベイダー | ジャスティン・バーランダー、ウィルマー・フローレス |
| タンパベイ・レイズ | B | ニック・マルティネス、ギャビン・ラックス、セドリック・マリンズ | ジョシュ・ロウ、シェーン・バズ、ピート・フェアバンクス |
| フィラデルフィア・フィリーズ | B- | カイル・シュワーバー、JT・リアルミュート、アドリス・ガルシア | レンジャー・スアレス、マット・ストラーム |
| マイアミ・マーリンズ | C+ | オーウェン・ケイシー、ピート・フェアバンクス、クリストファー・モレル | エドワード・カブレラ、ライアン・ウェザーズ |
| ニューヨーク・ヤンキース | C+ | コディ・ベリンジャー、ポール・ゴールドシュミット、ライアン・ウェザーズ | デビン・ウィリアムズ、ルーク・ウィーバー |
| テキサス・レンジャーズ | C+ | マッケンジー・ゴア、ブランドン・ニモ、ダニー・ジャンセン | マーカス・セミエン、アドリス・ガルシア、ジョナ・ハイム |
| アリゾナ・ダイヤモンドバックス | C+ | ザック・ギャレン、メリル・ケリー、ノーラン・アレナド | ブレイズ・アレクサンダー、ジェイク・マッカーシー |
| ミルウォーキー・ブルワーズ | C | ブランドン・ウッドラフ、ジェット・ウィリアムズ、ブランドン・スプロート | フレディ・ペラルタ、ケイレブ・ダービン |
| カンザスシティ・ロイヤルズ | C | アイザック・コリンズ、マット・ストラーム、レーン・トーマス | マイク・ヤストレムスキー、エンジェル・ゼルパ |
| シカゴ・ホワイトソックス | C | 村上宗隆、ルイスアンヘル・アクーニャ、オースティン・ヘイズ | ルイス・ロバート・ジュニア、マイク・トークマン |
| ヒューストン・アストロズ | C | 今井達也、マイク・バロウズ、ライアン・ワイス | フランバー・バルデス、マウリシオ・デュボン |
| ワシントン・ナショナルズ | C | ハリー・フォード、フォスター・グリフィン | マッケンジー・ゴア、ホセ・フェレー |
| サンディエゴ・パドレス | C- | マイケル・キング、ミゲル・アンドゥハー、ニック・カステヤノス | ディラン・シーズ、ロベルト・スアレス、ルイス・アラエス |
| シンシナティ・レッズ | C- | エウヘニオ・スアレス、ピアース・ジョンソン、JJ・ブレデイ | ニック・マルティネス、オースティン・ヘイズ |
| コロラド・ロッキーズ | C- | ホセ・キンタナ、菅野智之、ウィリー・カストロ | ヘルマン・マルケス、マイケル・トグリア |
| クリーブランド・ガーディアンズ | D+ | ショーン・アームストロング | エマニュエル・クラセ、ルイス・オルティス |
| アスレチックス | D | ジェフ・マクニール、アーロン・シバーレ、マーク・ライター・ジュニア | シーン・ニューカム |
| ロサンゼルス・エンゼルス | D | ジョシュ・ロウ、グレイソン・ロドリゲス、カービー・イエーツ | テイラー・ウォード、タイラー・アンダーソン |
| ミネソタ・ツインズ | F | ジョシュ・ベル、ビクター・カラティーニ | デレク・ファルビー(編成総責任者) |
各球団のランク別 深掘り分析
ここからは、シニア・アナリストの視点から見た深掘り分析です。
最高評価:A

| レッドソックス(評価A) |
|---|
| クレイグ・ブレスロー編成総責任者は、主軸ブレグマンの再契約を見送る一方、低コストで同等の価値が見込める若手ダービンをトレードで確保。この「戦略的撤退」により生まれた資金で、レンジャー・スアレス(5年1億3000万ドル=約195億円)やソニー・グレイ、ウィルソン・コントレラスら勝てるベテランを揃えました。特筆に価するのは、トール(23歳)やアーリー(24歳シーズン)といった若手先発陣を温存しつつ、弱点だった対左腕の打線も強化した点です。予算管理と勝利を両立させた手法は現代の模範とも言え、シェーンフィールド氏はア・リーグ東地区の優勝候補とまで高く評価しています。 |
| ドジャース(評価A) |
|---|
| まさにスマートで完璧なファイナンシャル・エンジニアリングの結実です。カイル・タッカーと4年2億4000万ドル(約360億円)、エドウィン・ディアスと6900万ドル(約103億5000万円)という巨額契約を締結し、ピンポイントで弱点を埋めました。 着目すべきは、これほど派手な補強を行いながら、既存契約の終了に伴う予算枠を緻密に活用することで、総年俸を前年比でほぼ横ばいに維持(約100万ドルの削減)している点です。さらにワールドシリーズの功労者であるロハスやヘルナンデスも格安で再契約。資金力と戦略の双方で他球団を圧倒する姿は、もはや絶望的なまでの差となっています。 |
| タイガース(評価A) |
|---|
| 歴史的な年俸調停での敗北(スクーバル側が主張した史上最高額3200万ドルの支払い決定)というコストを背負ってでも、エースを残留させ、さらにバルデスらを加えたフロントの『勝ちに行く』姿勢が、今回のA評価に繋がっています。 プレーオフで露呈した打撃力不足への補強を疑問視する声もありますが、同アナリストは「マクゴニグルら超有望株の台頭を見越し、あえて投手に資金を集中させた」とこの戦略を支持。総年俸を約6200万ドル(約93億円)増額させた決断は、若手の成長を確信し、一気に勝負に出るというフロントの強い意志を感じさせます。 |
優勝候補の一角:A- / B+

| マリナーズ(評価A-) |
|---|
| ジョシュ・ネイラーの長期契約(5年)による引き留めと、ブレンダン・ドノバンの獲得により、長年の弱点だった一塁手とリードオフマンの課題を一挙に解決しました。 特にドノバンは、前年リーグ下位に沈んだ出リードオフの出塁率を劇的に改善する存在として期待されています。派手さはないものの、核心を突くように打線のバランスと勝負強さを強化したフロントの手腕は地区優勝候補の筆頭にふさわしいものです。ただ、控え捕手の不足や、ケガ人(ローガン・エヴァンス)による先発層の薄さがシーズン後半にどう響くかが、A評価への一歩手前(A-)となった要因と言えるでしょう。 |
| メッツ(評価B+) |
|---|
| アロンゾやニモ、ディアスといった功労者との決別は、デビッド・スターンズ野球部門最高責任者が目指す「機動力と守備の重視」というチーム改革のための苦渋の決断です。 一時はファンの失望を買いましたが、クリスマス後に一転。3年1億2600万ドル(1年後にオプトアウト可能)で獲得したボー・ビシェットや、エース級のペラルタの獲得により、一気に強靭なチームへと変貌を遂げました。リンドーア以外の全ポジションが昨年から入れ替わるという異例の組織改造は、まさにスターンズ流の「スマートで身体能力を活かした野球」への宣戦布告と言えそうです。 |
| ブルージェイズ(評価B+) |
|---|
| 昨季のワールドシリーズ進出の勢いそのままに、総年俸を約2900万ドル積み増す強気な姿勢を見せました。最大の注目は、メッツへ去ったビシェットの穴を埋める岡本和真の獲得です。 昨季日本で打率.327とコンタクト能力を開花させた岡本が、ビシェット級の打撃をメジャーでも再現できるかが打線の鍵となります。一方、2億1000万ドルを投じたディラン・シーズについては、その才能を認めつつも、過去の不安定な成績から「投資に見合うアップグレードになるか」と慎重な見方も示されています。主力の全盛期を逃さず「今勝つ」ための勝負に出たオフとなりました。 |
堅実な中堅層:B

| カブス(評価B) |
|---|
| アレックス・ブレグマンの電撃獲得は、2017年以来の地区優勝を目指すフロントの強い決意の表れです。将来の主軸候補ケイシーを放出してまで剛腕カブレラを獲得したトレードも、長年の課題である ”奪三振能力の高い先発” を確保するための大きな賭けと見ることができます。 しかし、昨季のブルペンを支えた主力のリリーフ陣を失い、層が薄くなった点は懸念材料。鈴木誠也や今永昇太ら現コアメンバーの多くが今季終了後にFAを迎えるため、この2026年が「今の集団で勝負できる最後のチャンス」という切迫感が、補強の随所に滲み出ているようです。 |
| レイズ(評価B) |
|---|
| ジョシュ・ロウら主軸を放出しつつ、セドリック・マリンズや元ドジャースの有望株で昨季レッズで再起の兆しを見せたギャビン・ラックスらを獲得。2025年はメジャー最下位に沈んだ外野陣の長打力不足を解消すべく、「なりふり構わず手持ちの札をすべて投げ打つ」ような積極的な刷新を図りました。 これら野手陣の入れ替えが功を奏すかは未知数ですが、同アナリストは「チームの成否は結局、エースのマクラナハンが年間通してマウンドに立てるかにかかっている」と、復活を期す左腕に注目しています。 |
現状維持と賭け: B- / C+

| フィラデルフィア・フィリーズ(評価B-) |
|---|
| シュワーバーやリアルミュートを残留させ、主力の流出を最小限に食い止めました。またカステヤノスに代わりアドリス・ガルシアを加えるなど、守備面のマイナーチェンジも図っています。 しかし、最大の懸念は、過去2年のプレーオフで勝負弱さを露呈した打線が、実質的に昨年と変わらない顔ぶれであること。エース級に成長したスアレスの穴を埋める先発補強も「現状維持」の域を出ず、停滞を打破するための劇的な変化を避け、過去の成功体験に固執したリスクを感じさせる格付けとなりました。 |
| ヤンキース(評価C+) |
|---|
| コディ・ベリンジャーと5年1億6250万ドル(約243億7500万円)で再契約。基本的に、昨季後半戦に見せた104勝ペースの再現を狙うという極めて保守的な選択をしました。 ベリンジャーの残留は心強い一方、課題は山積みです。ゲリット・コールとカルロス・ロドンの両エースが開幕から完璧な稼働を見せるかは不透明なのに加え、実績ある救援陣の放出によるブルペンの脆弱化も懸念されます。主力への依存度が高く、特に「ポストシーズンでのジャッジの爆発」という不確定要素に命運を託す形となっている点は、地区優勝への険しい道のりを感じさせます。 |
平均点と不安要素:C+

| ダイヤモンドバックス(評価C+) |
|---|
| エースのザック・ギャレンを、異例の「大幅後払い」含む単年2202万5000ドルで繋ぎ止めました。昨季防御率4.83と苦しんだ彼の残留は、ローテの安定に寄与するものの、手放しでの解決策とは言い難い状況。 そして、最大の懸案は打線です。獲得したノーラン・アレナドやカルロス・サンタナはかつての精彩を欠き、もはや最後の段階に差し掛かった平均以下の打者と評されています。スアレスら主砲が去り、主軸コービン・キャロルも開幕欠場が憂慮される中、全盛期の輝きを失ったベテラン頼みの補強が、低迷する攻撃陣の真の解決策になるとは考えにくいのが現状です。 |
方向性への疑問:C

| ホワイトソックス(評価C) |
|---|
| 最大の注目は、2年総額3400万ドル(約52億7230万円)で獲得した村上宗隆です。シェーンフィールド氏は「三振のリスクはあるが、40本塁打のポテンシャルをこの安価で手に入れたのは、投資価値のある素晴らしいギャンブル」と高く評価。 しかし、チーム全体への採点が厳しいのは、「村上が活躍するであろうこの2年間に、勝負をかけるための周辺補強が絶望的に不足している」からです。総年俸を1億ドル以下に抑え、勝利への執着を見せないフロントとオーナーの姿勢は、せっかくの ”村上という賭け” を活かしきれない、場当たり的なものに映っています。 |
インパクト不足:C / C-

| アストロズ(評価C) |
|---|
| エースのフランバー・バルデスをFAで失い、さらにローテーション投手にトミー・ジョン手術が相次ぐ事態の中、フロントが下した決断は今井達也の獲得3年5400万ドル(約82億6700万円)でした。 この契約は、バルデスがタイガースと結んだ総額の約半分。シェーンフィールド氏は「バルデスの半分の価値という市場予測に合致したリスクの低い補強」と評しています。 また、評価が「C」に留まった最大の理由は、リーグ平均を下回った打線の補強を完全に無視した点にあります。特に三塁手周辺で起用ポジションが重複するリソースの無駄遣いを解消できておらず、ヨルダン・アルバレスの健康頼みとなっている現状には、名門復活への疑問符が拭えません。 |
期待外れ:C- / D+ ― 漂う閉塞感と戦略の迷走
ここに分類されたのは、決して勝利を諦めたわけではないものの、補強の優先順位や投資のタイミングが噛み合わず、ファンの期待を裏切る結果となった球団です。
レッズ、ロッキーズ、ガーディアンズ。それぞれに事情は異なりますが、シェーンフィールド氏の視点に共通するのは「現状を打破するための決定打を欠き、中途半端な立ち位置に甘んじている」というシビアな指摘です。
上位進出へのビジョンが見えず、閉塞感に包まれたオフシーズンの現実が浮き彫りになっています。

落第点:D / F ― 組織としての根本的な問い直し
ここに並ぶのは、単なる戦力不足以上に、組織のビジョンやガバナンスが「機能不全」に陥っていると痛烈に批判された球団です。
同アナリストは、ファンに対する誠実さを欠く姿勢に、あえて「F(落第)」という最も重い審判を下しています。
| アスレチックス(評価D) |
|---|
| ラスベガスへの移転を控え、球団は終盤の好調を生かすどころか、安価なベテランを足しただけで実質的な補強を放棄しました。シェーンフィールド氏が嘆いているのは組織全体ではなく、(たったの)1600万ドル(約24億円)程度の年俸上乗せを『自分の犠牲(大きな持ち出し)』と語りかねない球団オーナー、ジョン・フィッシャー氏の姿勢そのものです。若手先発の台頭という明るさはあるものの、守護神不在のままブルペンを放置するなど、勝つ意思がまったく見えない点が最大の問題だと半ば呆れ気味に指摘しています。 |
| エンゼルス(評価D) |
|---|
| エンゼルスは毎年のように何かしら動きを見せる一方で、そのたびに「底なし沼」にはまっていくような状況が続きます。ジョシュ・ロウの獲得などで外見は整えたものの、最大の問題は長期的な構想が見えないこと。主力10人は31〜39歳に集中し、それを支える若手スター候補も不在。ベテラン頼みの短期補修は、勝負にも再建にもつながらない典型的な「その場しのぎ(クイックフィックス)」にすぎません。 さらに、ホセ・シリなどの “名前のある選手” をマイナー契約でかき集める手法も、同アナリストは「見る分には損はないが、プランが見えない」と切り捨てています。抜け出す道筋の見えない迷走ぶりが、D評価という厳しい判定に直結してしまいました。 |
| ツインズ(評価F) |
|---|
| ツインズを最低のF評価に追い込んだのは、戦力ではなくフロントの崩壊です。12月にトム・ポーラド氏が「日常業務に積極的に関与する」と宣言して実権を握ると、長年チームを率いてきたデレク・ファルビー編成本部長が1月末に電撃退任。キャンプ直前の異例のトップ交代で組織は混乱しました。 さらに総年俸は前年から5000万ドル(約75億円)以上も削減され、主力流出で1億ドルを大きく割り込む事態に。シェーンフィールド氏は「才能はあるが、これは勝敗以前の問題」とし、オーナーの過度な介入が招いた機能不全こそ“最悪のオフ”の理由だと断じています。 |
総論:2026年オフシーズンが示したもの
デビッド・シェーンフィールド氏の格付けが示したもの――。
2026年オフシーズンで明暗を分けたのは、資金力そのものではなく、”2026年という1年をどう位置づけたか” という明確なビジョンの差でした。
緻密な計算で黄金期を盤石にしたドジャース、「今が勝負」と腹を括り大きく踏み切ったタイガースやマリナーズ。
一方で、ヤンキースやフィリーズのように過去の成功に縛られ変化を恐れたチームには、敏腕アナリストの容赦のない厳しい視線が注がれました。
世界最高峰のリーグに挑む日本の主砲たちが、この戦略と格差が渦巻く舞台でどんな1年目を刻むのか。2026年シーズン、いよいよプレイボールです。
