こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
2024年は4年連続13回目の地区優勝を決めたものの、ワイルドカードシリーズではデトロイト・タイガースに2連敗で敗退したヒューストン・アストロズ。
そして2025年シーズン、ジャスティン・バーランダーや菊池雄星、ジェイソン・ヘイワードらの抜けたチームのスターティングラインナップはどのようなものになるでしょう。
本記事ではレギュラーシーズン出場が有力視される投・打の注目選手を写真付きで紹介。
どうぞ最後までお付き合いください。
【野手】ヒューストン・アストロズ注目選手
まずは今季、外野手起用も噂されるホセ・アルトゥーベ選手から順次ご紹介!
ホセ・アルトゥーベ
DOB:1900/05/06
出身地:ベネズエラ共和国アラグア州
身長:167.6cm
背番号:27
ポジション:二塁手、外野手(?)
小柄ながら多数の受賞歴を誇るMLBを代表する選手の1人。22年、投手・大谷が投げた速球101マイル(約162.6キロ)の威力に驚き、空振りしたあと思わず笑ってしまった表情が話題になりました。
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こちらの写真はエンゼルスの打者・大谷が盗塁を阻止され地面に横たわるのを見た時の表情(笑)。
じつは2021年、エンゼルス大谷翔平投手と5打席以上で対戦した打者のうち、vs大谷の打率が最も高く、4安打以上だったのは同選手だけ。長打も狙えるアベレージヒッターとして35歳となる新たなシーズンを迎えます。
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同ア・リーグ所属時代は大谷が出塁するたび、いつも自ら歩み寄りベース上で交流していた。
アイザック(イサーク)・パレデス
DOB:1999/02/18
出身地:メキシコ ソノラ州
身長:180.3cm
背番号:15
ポジション:三塁手
2015年アマチュアFAからカブス傘下リーグでプロデビュー。その後はタイガース、レイズ、カブスと渡り歩き24年のオフにトレードでアストロズへ移籍。
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移籍後間もない1月、メキシコのマイナーリーグでファンと交流。
選球眼や打撃技術への評価が高く、カット打ち(ファウルで粘るバッティング)やコンタクト能力にも長けているため、新天地での打率向上に期待がかかります。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
クリスチャン・ウォーカー
DOB:1991/03/28
出身地:アメリカ合衆国ペンシルベニア州
身長:182.9cm
背番号:8
ポジション:一塁手
2024年オフにダイヤモンドバックスから3年総額6000万ドル(約90億円)で契約。卓越した守備スキルを誇り、過去3シーズンにわたり連続してゴールドグラブ賞を受賞した名一塁手。
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今季は心機一転、ア・リーグの春季トレーニング試合で調整を図る。
もうすぐ34歳の誕生日を迎えますが、メジャー5年目の2019年、28歳でレギュラー定着を掴んだ遅咲き。守備のみならず、昨季ナ・リーグ時代にはドジャースのロバーツ監督から「隙がなく、見ていてワクワクさせられる選手」と称賛されるほどバットさばきも鮮やかなメジャーリーガー。
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昨季ナ・リーグではドジャースにとって天敵ともいえる存在だった。
ジェレミー・ペーニャ
DOB:1997/09/22
出身地:ドミニカ共和国
身長:182.9cm
背番号:3
ポジション:遊撃手
ドミニカ生まれのアメリカ育ち。2022年のメジャーデビューでは両親の目の前でセンセーショナルな初本塁打を放ち、ミート力、長打力、走力、守備力、送球力5つの能力に秀でた将来の5ツールプレーヤー候補に躍り出ました。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
昨シーズンは本来のパフォーマンスを発揮しきれませんでしたが、2025年春季トレーニングでは上昇の兆しも見えてきており、逆境を跳ね返す準備は着々と進んでいるようです。
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3月のスプリングトレーニング試合ではホームランを放ち存在感をアピール。
ジャイネル(ヤイナー)・ディアス
DOB:1998/09/21
出身地:ドミニカ共和国
身長:182.9cm
背番号:21
ポジション:捕手
2021年シーズン途中にトレードで移籍。22年のメジャーデビューから、特に打撃面で頭角を現したチームにとっての新しい才能。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
2024年は主力捕手として起用されるも守備に関しては発展途上。ただし打力は年々ステップアップ傾向にあるため、25年シーズンはラインアップの中心として卓越したバットでチームの栄光をたぐり寄せます。
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昨季の打撃成績は148試合で175安打、16本塁打、打率.299。
チャズ(チャス)・マコーミック
DOB:1995/04/19
出身地:アメリカ合衆国ペンシルベニア州
身長:182.9cm
背番号:20
ポジション:外野手
大卒の2017年ドラフトでは目を引く有望株枠ではなく、戦力均衡ラウンドの最終21巡目(全体631位)にアストロズから指名を受けプロ入り。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
メジャー3年目の23年にはMLBによる7月の週間MVPに選出。28歳で迎えたこのシーズン、今まで手も足も出なかったスライダーに対応できるようになったことで22本塁打、19盗塁と、20-20に迫る飛躍ぶりでした。
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このシーズンでの輝きを2025年シーズンにも呼び起こすことができるのかが大きな鍵。
マウリシオ・デュボン
DOB:1994/07/19
出身地:ホンジュラス
身長:182.9cm
背番号:14
ポジション:外野手、二塁手
ホンジュラスに生まれ15歳でアメリカの高校へと進み、13年からレッドソックス傘下でプレー。その後ブルワーズ、ジャイアンツを経て22年トレード移籍。
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フロリダ州ウェストパームビーチで行われた春季トレーニングで練習を重ねる。
アストロズ加入2年目の23年はキャリアハイのシーズンとなり、故障者リストの選手に代わって守備で二塁手をこなしゴールドグラブ賞を受賞。どのポジションも守ることができヒットも打てる、まさに攻守両面で堅実なユーティリティプレイヤー。
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チームの意向でレギュラーシーズンは多くの起用が予想される、とのメディア報道も。
ジェイク・マイヤーズ
DOB:1996/06/18
出身地:アメリカ合衆国ネブラスカ州
身長:182.9cm
背番号:6
ポジション:外野手(センター)
2017年ドラフト指名でアストロズ入りし、傘下のチームでプレー後21年にメジャーデビュー。前出のマコーミック選手とは同期入団で、当初は外野手としてセンターの座を争った時期も。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
2024年シーズン、守備では中堅手としてア・リーグのゴールドグラブ賞ファイナリストに選出。打撃の最終成績は148試合で打率.219、13本塁打、OPS.646。万全の状態でスプリングトレーニングを迎え、メジャー5年目となる今季、打力面でも本領発揮となるか。
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春季トレーニング試合で打席数を重ねレギュラーポジション獲得を目指す。
【DH】ヒューストン・アストロズ注目選手
ヨルダン・アルバレス
DOB:1997/06/27
出身地:キューバ
身長:195.6cm
背番号:44
ポジション:指名打者(DH)
始まりは2016年、ドジャースとマイナー契約を結んだところから…。そしてその魅力は選球眼と類まれなミート力、次いで巨体から生み出されるパワー。さらに加えて、どれだけ派手に活躍しても何ら変わらない冷静で落ち着いた佇まいと、クラブハウスで見せる物静かなパーソナリティ。
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昨季最終成績は147試合で170安打、35本塁打、打率.308、OPS.959。
2023年、エンゼルス・大谷翔平選手との本塁打王争いに名乗りを上げ、24年シーズンは自身初となるサイクル安打を達成。DHとして超エリート、打撃面に関しては現代MLBトップクラスの27歳。
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この年、自己最多37本塁打、OPS1.019と破格値ながら上にジャッジがいたためにMVPならず。
【投手】ヒューストン・アストロズ注目選手
最後の部門、先発が予想される投手陣の中から注目選手3人をピックアップしてお届け!
フランバー・バルデス
DOB:1993/11/19
出身地:ドミニカ共和国
身長:180.3cm
背番号:59
ポジション:投手
2015年にアストロズ傘下のルーキー級リーグでプロデビュー。18年にメジャーデビューとなった同日に初登板にして初勝利を飾る。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
2023年にはアストロズで史上16回目、左投手としては球団史上初となるノーヒットノーランを記録。なお、この試合で投じた球数は93球、*マダックスでの達成となりました。
*マダックス;先発投手が100投球未満で9イニング以上を投げきり相手チームを完封すること。ちなみに日本人メジャーリーガーでは大家友和、黒田博樹、田中将大、菊池雄星の4投手が達成。
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フロリダで行われたマイアミ・マーリンズとの春季トレーニング試合に出場。
ハンター・ブラウン
DOB:1998/08/29
出身地:アメリカ合衆国ミシガン州
身長:188cm
背番号:58
ポジション:投手
2019年ドラフトでアストロズ入りし、22年24歳で先発登板しメジャーデビュー。8日後の2戦目で高速93.7マイル(約151キロ)のスライダーを投じファンの度肝を抜くと、そのまま2連勝をマーク。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
ミシガン州デトロイト出身の同選手にとってコメリカ・パークは子ども時代に訪れた地元スタジアム。いまや敵地となった場所で凱旋登板し、家族や多くの友人らが見守る中、みごと2勝目を飾ってみせたのでした。
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デビュー戦に続きタイガース本拠地コメリカ・パークでの2戦目も圧巻の投球で2連勝。
スペンサー・アリゲッティ
DOB:2000/01/02
出身地:アメリカ合衆国ニューメキシコ州
身長:188cm
背番号:41
ポジション:投手
2021年ドラフトでアストロズから指名されプロ入りし、契約後は傘下のマイナーリーグでプレー。
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ヒューストン・アストロズ Photo Day
2024年は先発でメジャーデビューするも直後にマイナー降格を経験。再昇格後の最終成績は28試合の先発で7勝13敗、防御率4.53、171奪三振。25歳の超新星はチームを輝かしいシーズンへと導く可能性を秘めているようです。
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4月中旬のメジャー再昇格以降は先発ローテーションの一角を担うシーズンを送った。
以上、2025年シーズン ヒューストン・アストロズでレギュラーシーズン出場が有力視される投・打の注目選手を写真付きで紹介しました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。