こんにちは!
ちょっかんライフです。
今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。
若葉竜也 民放連ドラ『アンメット』出演
2024年春ドラマが続々とスタートを切り始めましたね。
そんな中、月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表会見で、主演の杉咲花さんが、以前に朝ドラ『おちょやん』でも共演した若葉竜也(わかば りゅうや)さんに寄せる信頼感について口にする場面がありました。
若葉竜也さんは今作の出演オファーを受けたいきさつについて以下のように明かします。
プロデューサーの熱い思いに応えたいなと思いました。
あとは杉咲さんから電話がかかってきて『やるよね?』と、プレッシャーをかけられたので(笑)
それを受け、杉咲花さんはその時の思いをこのように振り返っていました。
役がぴったりで、若葉さんしかいないんじゃないかと思って…
気づいたら電話しちゃってました!
プロデューサーの熱意もさることながら、主演俳優から直々に名指しされ出演が決まるなんて、いったいどれだけの才能の持ち主なのだろう…
アンメットある脳外科医の日記先日のロケ現場で綺麗に咲いていたこちら、なんとミヤビ桜というそうです🌸
— アンメット ある脳外科医の日記 (@unmet_ktv) April 4, 2024
公式用に自撮りしてとお願いしたら、どっちが上手いとか下手とか、わちゃわちゃ言いながら撮ってくれました。いいですねぇ、この二人。早くドラマで観てほしいです。#杉咲花 #若葉竜也#アンメット#4月15日月曜よる10時 pic.twitter.com/2tiA3OoWce
@unmet_ktv公式Xより
アンメットある脳外科医の日記オフショット第一弾📸
— アンメット ある脳外科医の日記 (@unmet_ktv) March 8, 2024
記憶障害の脳外科医#川内ミヤビ #杉咲花 さん
マイペースな変わり者脳外科医#三瓶友治 #若葉竜也 さん
とにかく素敵な2人です。どう素敵なのか、現場の様子などもお届けしていきたいと思いますのでよろしくお願いします✨#アンメット#ある脳外科医の日記#4月スタート pic.twitter.com/gRnT2C9vpE
@unmet_ktv公式Xより
しかもこの役者さん、どこかで見たことがあるような…人間味がある独特の雰囲気…見たあとに言い知れぬ余韻が残るというか・・・
と気になったのでいろいろと調べてみました。
今回は俳優、若葉竜也さんの魅力に迫りたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
”年齢=キャリア”という長い芝居経歴
ryuya_wakaba.official
若葉竜也Instagramより
若葉竜也さんは1989年6月10日生まれ、東京都出身。
家業が大衆演劇の一座で、初舞台を踏んだのはわずか1歳3か月のとき。
幼少期から兄弟揃って舞台に立ち、子役として活躍していたといいます。
三男の竜也さんは、兄二人と共に「チビ玉3兄弟」の愛称で親しまれ、当時、舞台や公演での様子がテレビで密着取材されたこともあるのだとか。
物心ついたときから芝居をするのが当たり前な環境で、兄たちは座長を目指し鍛錬を重ね、同世代の子役たちは必死で「稽古をつけてください!」と前に出ていく…
若葉竜也さんはそれらの光景にどこか違和感をおぼえ、いつも冷めた目で見ながら、自分にとって俳優とはあくまでご飯を食べるための手段に過ぎないとの思いだけを強めていったそうです。
小学校3年生のとき両親が離婚してからは母親と暮らし、演技を楽しめないままテレビドラマにもちょくちょく出演し始めます。
そんな若葉竜也さんが大衆演劇とは勝手も違い、求められるものも全く異なる映像の世界、廣木隆一監督の『4TEEN』で映画デビューを果たしたのが14歳のとき。
この体験を契機として以降、俄然映画に興味が湧き映画館へ足しげく通うようになります。
その後20年間、紆余曲折を経ながらも演じる道をひた走り、気が付けば四半世紀を超える役者としてのキャリアを築きあげてきた若葉竜也さん。
ご本人がこれまで発信してきたSNS投稿などから映画の世界で辿ってきた軌跡を振り返ってみましょう。
インスタ(Instagram)で浮かび上がる映画での輝き
若葉竜也さんが、~ひっそりと。はじめます。ひっそりと。~
このような一言でインスタ(Instagram)を開設したのが2015年6月。
フォロワーのなかには「チビたま時代の小さな可愛らしい竜也くん」などと、その幼少期を懐かしむコメントなども見受けられました。
そして不定期ながらも映画の撮影や公開などに絡めつつ次々と写真がアップされていきます。
ーー先ずはインスタ初期時代の投稿から抜粋してご紹介・・・
当時「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、数々の奇抜なコメディ作品を手がけていた福田雄一監督作、2015年公開の映画『明烏 あけがらす』。
真面目でお堅いホスト・ノリオ役を演じたときのショット
10年以上のお付き合いというムロツヨシさんとのツーショット、お互い全く笑ってないのが逆に面白すぎます(笑)。
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若葉竜也Instagramより
こちらはたぶん、同上作品で菅田将暉さんと共演した際のめちゃカッコよすぎる写真
いや、ホントお二人とも絵になりますね。
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若葉竜也Instagramより
次にご紹介したいのは、とにかく顔の表情が魅力的な1枚。
2015年12月インスタ(Instagram)に「ま が お」と題された投稿フォト
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若葉竜也Instagramより
そして若葉竜也さんを語るうえで忘れてはならない2016年公開作『葛城事件』
無差別殺人事件で死刑囚とな葛城稔 役を演じ、第26回TAMA CINEMA FORUM 第8回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞した話題作でした。
劇中のワンシーンから。
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若葉竜也Instagramより
相性バツグン!杉咲花さんとの共演で話題を集めた2023年公開、映画『市子』
第28回釜山国際映画祭コンペティション部門・ジソク部門正式出品にてレッドカーペットを歩いた際のひとコマ。
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若葉竜也Instagramより
変幻自在で多彩な演技力
ーーこうしてインスタ(Instagram)を過去から掘り返し、数ある映画作品に絡む写真からほんの一部抜き出してみても、若葉さんが大作からミニシアター作品まで、話題作にはことごとく出演してきたことがわかりますよね。
ただ一方で、どの作品においても魅力的な輝きを放つのですが、いずれも演じた役柄にあまりに溶け込んで見えるため、若葉竜也さんという個人のイメージがつかないというか…(これホメてます)
「あの作品のアノ役って若葉さんだったんだ!」とあとになって気づく、といった現象があるように感じます。
それが本記事冒頭、新ドラマ制作発表会で若葉竜也さんを拝見した時の既視感につながるのです。
印象に残るCMでの存在感
2022年、amazonプライムCM「いちばんの特典」篇。
”やることリスト”に日々追われ多忙を極めるビジネスパーソンが、少年時代の写真を手にしたことから、ふと思い立ち愛犬を連れ山奥の滝へと向かう。
日常の喧騒から解き放たれ大自然を前にしたとき、心が洗われたかのように青年の目から涙が溢れる…
非日常へとワープするさまをドキュメンタリータッチで描いた映像が心地よく、登場人物の自然体でフラットな姿が印象的だったアノCMを覚えていますか?
Amazonプライムを利用すれば、”やることリスト”から解放されすぐに必要なものが届く
買い物に出かける時間をもっと有意義な時間にあてがうことができるよ
そんな広告の趣旨にかなった素敵なCMでした。
こちら、まさしく若葉竜也さんが出演されていたのですね…。
今回、調べていくなかでようやく符合しました。
さらに今にして思えば、こちらのマクドナルド・サムライマックのCMにも若葉竜也さんの姿が。
部長に昇進したばかりの上司が会社を辞める
タクシーで見送る間際の一言 ”挑戦で大事なことは何をやるかより何をやりたいか”
その言葉をもらい背中を押されるように前を向く
堺雅人さんと共演したサラリーマン役のほんの短い登場場面でも、やはり物語性がうまく表現されていて、思わず心掴まれるシーンとなっていたことを思い出しました。
最後に・・・
こうして過去の出演作品を見ていくと、エキセントリックな役からアナーキーな役どころ、はたまたどこにでもいそうな平凡な青年に至るまで、演じる役の振幅が広く多面性に満ち溢れていることに驚かされます。
そんな才能豊かな若葉竜也さんが今季2024年春、久しく離れていた民放連ドラに臨まれるのです。
芸歴が実年齢とほぼ並走するかのようにピタリと一致する稀有な俳優は、この先私たちにどんな景色を見せてくれるのか…いまからとっても楽しみですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。