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MLB2026ロボット審判ついに登場!観戦を楽しむための完全ガイド

MLB

こんにちは!

ちょっかんライフです。

日常のなかで、直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げるページ――。

「今のはボールでしょう!」――。

決定的な場面でのストライク判定に、何度テレビの前で大声を上げ、あるいはソファから崩れ落ちてきたことでしょうか。

人間の目によるジャッジは、時にドラマを生み、時に議論を呼んできました。

しかし、ここにきてようやくその歴史に終止符が打たれます。

MLBは今シーズンより、最新テクノロジーを駆使した自動判定システム、通称ロボット審判ことABS(自動ボール・ストライク)チャレンジシステムを全球場に完全導入することを決定。

この新時代の幕開けを私たちが目撃するのは、ジャイアンツ対ヤンキースという最高のカード。

しかも、MLB史上初となるNetflixでの世界独占生中継という舞台です。
※日本時間: 3月27日(金)午前

本記事では、MLB公式サイトが公開したばかりのガイドをベースに、この「ABSチャレンジシステム」の仕組みやルールを分かりやすく解説します。

2026年の開幕戦をこれまで以上に楽しむために、まずはその全貌をチェックしておきましょう!

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ABSチャレンジ(自動ボール・ストライク判定)システムの全貌

MLBが採用したのは、すべての投球を機械が判定する「フルABS」ではなく、人間の審判の判定に異議を唱えるチャレンジシステムでした。

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なぜ完全自動化を避けたんだろう?

マイナーリーグでのテスト導入時、フルABS下では四球が急増、試合のテンポが損なわれるという課題が浮き彫りになりました。

また、捕手が絶妙なキャッチングでストライクに見せる ”フレーミング技術” は、選手もファンも認める野球にとって重要な伝統。

このワザを完全に奪うのではなく、残すべきだという現場の強い意向もはたらいたといいます。

つまり今回のシステムは、革新的なロボット判定と、長年の経験に裏打ちされた人間の審判による判断を組み合わせたハイブリッド方式。

これによって、普段は人間ならではの判定の妙を楽しみつつ、勝敗を左右するような致命的ミスだけを確実に取り除けるようになったわけです。

これまでの、ビデオ判定(リプレイレビュー)との決定的な違いとしては、

チャレンジの権利を持つのが監督ではなく、フィールド上の打者、投手、捕手の3人のみである点が非常に面白いです。

選手が判定に納得がいかない場合、投球後すぐ(約2秒以内)に自分のヘルメットや帽子を叩くことが公式の合図!

この際、ベンチのコーチやデータ解析班から指示を仰ぐことは厳格に禁じられており、タイミングが遅れたり、周囲の助けを借りたと判断されれば、審判はチャレンジを却下できます。

なお、「野手が登板している状況」ではチャレンジは許可されません。

リリ
リリ

野手が登板しているときってどういう状況?

野手登板時の制限:
ドジャースのキケ・ヘルナンデスのように、本来は野手であるプレーヤーが、大差のついた「敗戦処理」の場面で投手温存のためマウンドに上がって投げる状況が、このルールに該当します。

一瞬の感覚だけを信じ、自らの手で判定を覆しに行く緊張感は、選手に新たなプレッシャーとドラマを与えるものとなりそうです。

「レビューによる中断が試合を壊すのでは?」という心配は、データが払拭しています。

2025年のスプリングトレーニング(計288試合)での実績によれば、1回のチャレンジに要した時間は平均わずか 13.8秒

1試合あたりの平均チャレンジ回数は 約4.1回で、追加される時間は合計で 約57秒に過ぎません。

この驚異的なスピードを支えるバックボーンが、T-Mobile社が展開する「5G Advanced Network Solutions5Gアドバンスド・ネットワーク・ソリューションズ)」。

判定結果は超高速通信で瞬時にビジュアル化され、球場や放送画面に映し出されます。

そうすることで、ピッチクロック(投球間隔を制限する自動タイマー制度)導入以降のスピーディーな試合の流れそのままに、ファンは判定プロセスをリアルタイムで楽しむこともできるようになりました。

テクノロジーの活用に伴い、ストライクゾーンが科学的に再定義されています。

  • 形状:17インチ(約43センチ)の2次元(2D)平面を採用
    →3D判定だと変化球がゾーンの端をかすめるだけでストライクになり一貫性がなくなるため
  • 判定地点:本塁プレート真ん中(前面ではなく中心)、前後8.5インチ(約22センチ)の2D断面を採用
  • 測定: 一律の高さではなく、個々の打者の身長に合わせて上限と下限をパーセンテージで設定(スパイクを履かない直立状態で正確に算出)

数値で見ると、ABSのゾーン(上端:身長の53.5%、下端:27%)は、人の審判による平均的ゾーン(上端55.6%〜下端24.2%)よりも、「高めが厳しく」「低めが狭く」なっています。

例えばこれまでの調査で、試合の行方を左右する重要な局面、2-2のカウントにおけるゾーンの面積は、人間が449平方インチであるのに対し、ABSは443平方インチ。

リリ
リリ

「インチ」だとイメージがつかないんですけど~

ヤード・ポンド法(平方インチ)を、日本人に馴染みのあるメートル法(平方センチメートル)に換算して考えてみましょう。

ストライクゾーン平方インチ平方センチメートル例えるなら…
人間球審449約2896.77 cm²大き目ポスター1枚分
ABS(自動判定)443約2858.06 cm²小さめバスマット1枚分

この差、約39 cm²がどれくらいの大きさなのかを言い換えると以下のようになります。

約39 cm² = 名刺よりも一回り小さいサイズ
一般的な名刺のサイズ(5.5cm × 9.1cm)は約50 cm²です。つまり、名刺1枚分に満たない程度の面積が、これまでのストライクゾーンから削り取られてボール判定になるというイメージ。

さらに、ゾーン面積の縮小について掘り下げると、

  • 人間球審の傾向:
    従来の人による判定は、より丸みを帯びていて、投手に対してはやや寛容(甘め)、数値で見てもゾーン上限が身長の55.6%、下限が24.2%と設定が広め
  • ABSのシビアさ:
    打者の身長に基づいた数値(上限53.5%、下限27%)で厳格に判定するため、四隅の余分な膨らみ(おまけ部分)が削ぎ落とされシャープに(狭く)なる

この微細な面積の変化により、新時代(2026年以降)のメジャーリーグでは、三振がわずかに減り四球がわずかに増えるというデータ上の変化が予測されています。

投手にとっては、これまでストライクと言ってもらえていた「際どいコース」が通用しなくなる、よりシビアなスタンダード到来となるわけです。

測定位置 ABS vs. 人間審判

測定位置ABS(2026年~)人間審判(従来)
ゾーン上端(身長比)53.5%55.6%
ゾーン下端(身長比)27.0%24.2%
ゾーンの横幅43.18cm(17インチ)43.18cm(17インチ)

新たなシステムの鍵となるのは「回数制限」があること。

各チームには1試合につき2回のチャレンジ権が与えられます。

  1. 権利の増減: チャレンジが成功(判定が覆る)すれば回数は減らないが、失敗(判定通り)なら1回分を失う。
  2. 延長戦の特例: 延長突入時に持ち分が「0」だった場合、10回以降は各イニング1回分が補充される。

このルールによって、チャレンジ権は単なる確認手段というより、貴重なリソース資源)として活用されることになります。

重要度の低い場面ではあえて温存し、試合終盤の「ここぞ」という勝負どころで投入する――まるでチェスのような駆け引きが、グラウンド上で繰り広げられるのです。

ほかに興味深いのが、誰がチャレンジを要求すべきかという点でしょう。

スプリングトレーニングのデータでは、投手と捕手の成功率54.4%)が打者(50.0%)を上回る結果に。

また、試合が進むほど成功率は下がる傾向があり(序盤60% → 終盤40%台)、いかに冷静に確実な場面を見極めるかもチームの命運を握ることになりそうです。

なお、球場のスコアボードには、従来のMVR(残りマウンド訪問回数)に代わり、残りチャレンジ回数を示す「ABS」という新しい表示が追加されることになりました。

結論:ABSチャレンジ・システムの未来

ABSチャレンジシステムの導入は、MLBが100年以上守り続けてきた “人間らしさ” を残しつつ、テクノロジーの力で「明らかな誤り」を正そうとする前向きで果敢な一歩

メキシコシティ・シリーズやフィールド・オブ・ドリームス・ゲームなど一部の特殊な開催地を除き、2026年からは全てのMLB球場で、より純度の高いフェアな勝負が保証されます。

判定の精度が極限まで向上することで、

アスリートの真の能力が、これまでにないほど正当に評価される時代が幕を開けようとしているのです。

私たちは、かつての野球の名物でもあった「審判への激しい抗議」が消えゆくことを寂しく思うのでしょうか。それとも、一点の曇りもない公平な決着を心から歓迎することになるのでしょうか。

リリ
リリ

ヤンキースのブーン監督の顔が思い浮かんだ人~?!

2026年、野球は新たなステージへと踏み出します。

その変化がどのように受け止められていくのか――その答えは、Netflixを通じて世界中に届けられる開幕戦の「第一投」から、少しずつ明らかになっていくはずです。

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