PR

阿佐ヶ谷姉妹の「絆」は本物以上?隣暮らしのいま新・家族のカタチ

女性タレント

こんにちは!

ちょっかんライフです。

今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。


asagayashimai_miho

阿佐ヶ谷姉妹みほ Instagramより

自然体で、等身大!肩肘の張らないニュートラルな立ち位置で常に表現し続ける阿佐ヶ谷姉妹

たとえ取り上げるネタが少々キワドイものだったとしても、ナゼカ品位は保たれ、観ているこちら側がホンワリ和んでしまう不思議な芸風。

そんな阿佐ヶ谷姉妹は女性芸人のなかでも異色の存在感を放っています。

今回はコンビとして姉妹を名乗り、実際には血縁関係のない疑似姉妹であるお二人が、どのようにしてを築いてきたのか、今現在の暮らしぶりと合わせ記事にまとめてみました。

ーーそれでは一緒に見てまいりましょう。

PROFILE
阿佐ヶ谷姉妹(asagayashimai)

渡辺江里子l1972年生まれ、栃木県出身。明治大学文学部卒。
木村美穂l1973年生まれ、神奈川県出身。洗足学園短期大学音楽科卒。
劇団東京乾電池研究所にて知り合い、以降旧知を深める。
2007年10月、お笑いライブ出演をきっかけに正式にコンビ結成。
2016年フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした『第22回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』」優勝。
2018年「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝。

コント、漫才ともに行い、又、高い歌唱力を生かしたネタなどでも人気を博す。

”疑似姉妹”ユニット誕生

そもそも、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」というユニットはどのようにして生まれたのでしょう。

コンビ結成のいきさつについてはこれまでも多くの番組やインタビュー記事で明かされてきました。

”姉”の渡辺江里子さんによると、20代初頭、お二人は劇団東京乾電池の研究所で出会い、当時、江里子さんが住む阿佐ヶ谷のうなぎ屋さんに、”妹”の木村美穂さんを連れ何度か通ううち、その店のご主人からある提案がなされたのが発端だそうです。

『そんなに顔が似てるんだったら、阿佐ヶ谷に住んでる姉妹ってことでさ、阿佐ヶ谷姉妹とか名乗ってなんかやったら?』

その言葉をきっかけに、江里子さんがブログに『阿佐ヶ谷姉妹に何かご用命ありましたら』と書いたところ、そこから知り合いのお笑いライブの御用命がホントに入り、あらぬ間にテレビなどへの露出が増えていったということです。(なんという運命!)

プライベートにおいても、阿佐ヶ谷姉妹が2017年末まで、6年間に渡ってアパートの6畳一間に同居していたことはよく知られたお話です。

2021年冬には、NHK【よるドラ】枠で『阿佐ヶ谷姉妹ののほほん二人暮らし』というドラマが好評を博しました。

~芸人として活動しながら、バイトで生計を立てている“疑似姉妹”のエリコとミホが阿佐ヶ谷の6畳一間のアパートでご近所さんたちと、のほほんと繰り広げる優しい日々をつづった物語~

原作は、阿佐ヶ谷姉妹お二人共著の、同居時代を綴ったエッセイです。

コミカルでありつつ何ともほっこりと味わい深い作品で、随所に共感を覚える言葉がちりばめられていました。

家に帰ったら何も話さない関係ではなく話を聞いてくれる、一緒に語らってくれる相手がいることはありがたい

そんな風にお互いを思い合える関係性だったからこそ、6年も一緒に暮らせたのかもしれませんね。

もちろん生活を共にしていれば、好きなジブリ映画が異なったり、エアコンの設定温度の好みが分かれたりと相違点も出てくるもの。

ーーそれでも作中のエリコはいたって軽やかに、今ある現状を受け入れこう言い放つのでした。

個々のタイプは違えども、似通ったところや共通点を擦り合わせ共生する二人でございます

前述したように、今現在の阿佐ヶ谷姉妹は同居を解消しています。

同居解消については、当時のインタビューのなかで”妹”の美穂さんが率直に話していました。

「6畳いっぱいに荷物が占拠して、自分のプライベートスペースが1畳にも満たないようになり、いよいよこれは末期だなと」

一大決心はしたものの、その後しばらくの間、なかなか良い物件が見つからなかったところへ事態は急展開

たまたま隣りの大学院生が引っ越すとの情報が突如お二人に舞い込んできたのです。

「これはなかなかない巡り合わせ!!」

と、同居部屋からわずか5歩先の部屋へ、”姉”の江里子さんが引っ越したというのが事の真相です。(笑)

2024年現在、阿佐ヶ谷姉妹引っ越しの噂は聞こえてきませんので、いまでも”5歩の距離感”を保った暮らしは継続されているのではないでしょうか。

変化を遂げる新時代の「絆」 新たな家族のカタチ

唐突ですが、ここに阿佐ヶ谷姉妹の「X(旧:Twitter)」2023年5月7日投稿(結成16年目のポスト)を紹介します!

美穂:「木村家(美穂さん)もろとも、渡辺家(江里子さん)の墓に入れてもらおうかしら。みんなで一緒にお墓に入ったら楽しいじゃない。
そうしましょうよ、死んでも阿佐ヶ谷姉妹を見せていきたいわ」

江里子:「あなた、『ゴッドファーザー』みたいなこと言っちゃいけないわよ」

2023年5月7日X投稿分(結成16年目のポスト)より

ここで言う『ゴッドファーザー』とは、云わずと知れた1972年公開の映画史に燦然と輝く金字塔的作品を指しているのでしょう。

この物語は、血で血を洗う凄惨な抗争が大部分を占めているのですが、その背景にあるのは、シチリア人同胞の掟と、家族のです。

本作はギャング・マフィア映画である以前に、家族映画なのです。

たぶん江里子さんは、この映画のモチーフを引き合いに発言されたものかと思われます。

ーーと、少々脇道にそれてしまいましたが、なぜこのポストを引用したかというと、ここでのやり取りが新しい家族のカタチを端的に言い表しているなぁと感じ入ってしまったからなんです。

お二人は確かに同じ空間をシェアする同居というカタチは解消したけれど、それってひとつ屋根の下、廊下の延長線上にもう一部屋追加して、そこに一人が移動したに過ぎないと考えられなくもない。

元は他人でありながら姉妹という疑似関係を結びビジネス・ユニットでの関係性は健在なままだし

プライベートにおいても5歩の距離間を保ちつつライフ・ユニットとしての暮らしは継続中

阿佐ヶ谷姉妹は以前、自分たちの家族や未婚の友人たちとみんなで住む”阿佐ヶ谷ハイム”?構想を語ったことがありました。

その後、お二人の口から具体的な計画や世の中への提案も何もされてはいないのだけれど

Xに投稿されたポストの文面からは、お墓の話題にもかかわらず、なんというか、これからの生活の多様性を感じます。

夫妻だけのクローズ・コミュニティや異性間の男女カップルだけを想定した二人組単位といった固定概念を覆し、マジョリティー/マイノリティーどちらにも偏らず、周りの人と助け合い協力しながら共生していく暮らし・・・

阿佐ヶ谷姉妹が選び取ってきた生活スタイルには、ご本人たちが意図せずとも、血縁のだけによらない新・家族のカタチが透けて見えるようで、この先将来、新しい生き方のロールモデルになっていくかもしれません。

阿佐ヶ谷姉妹 ワタナベエリコ
アサガヤノアネ Xより

今後とも阿佐ヶ谷姉妹を応援しつつ引き続きウォッチしていきたいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました