大谷翔平新通訳の名前と経歴は?父親は超有名ワーナー元社長?!

時の話題

こんにちは!

ちょっかんライフです。

今回も一人暮らしの直観レーダーにピピピッと引っかかったアレコレを取り上げてまいります。

ロスアンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の元専任通訳者による違法賭博に関する記者会見で、急遽通訳を務めたウィル・アイアトン氏。

ドジャースの編成部所属、主にデータ分析を担うウィルさんは、会見の席で終始落ち着いた通訳ぶりが印象的でした。

前任の水原一平さんのように、メモなしで日本語独特の曖昧な言い回しをごく自然な英語に一発変換する手法とは異なり、大谷選手の一言一句に耳を傾けながらていねいにメモを取り、アレンジを加えず直訳する姿は誠実そうで安心感がありましたよね。

このウィル・アイアトンさんの素顔や経歴も気になるところですが、どうやら父親は世に知られる著名な実業家との噂がささやかれています。

今回は、ウィル・アイアトンさんと、彼のお父様についていろいろと調べてみました。

どうぞ最後までお付き合いください。

FAX スポーツ: MLB
@MLBONFAX Xより

降って湧いたかのように、突如大谷選手の通訳を任されることになったウィル・アイアトンさん。

日本のメディアは一斉に注目し取材が殺到しているようですが、2024年4月現在、ウィルさん本人の口から父親に関するコメントもインタビュー要請への回答も確認できていません。

ですが、ウィルさんの父親はどう見てもあのウィリアム・アイアトン氏なのでは?と思われるいくつかの証(あかし)が浮かび上がってきたのです。

しかも情報ソースの多くは日本のエンタメや映画などに携わる業界人からもたらされたものでした。

そのうち、SNSで発信する関係者も現れ、親子の話題がどんどん広まったというわけです。

ウィルさんの父親が本当にウィリアム・アイアトン氏だとすると、日本のエンタテインメント事業、それも映画業界でその名を轟かせた超有名な人物!ということになります。

ではお二人が親子であると推測できる理由を画像とともに紹介していきますね。

ウィリアム・アイアトン氏について調べてみると、ウィルさんのどこか童顔なお顔立ちや目元がそっくりなのです。

この、≪アイアトン≫というラストネーム (last name)も同じで、日本の名前にあたるファーストネーム(first name)もなんだか似通っている点なども含めるとウィルさんの父親では?と憶測を呼ぶ理由がだんだんとわかってきました。

こちらが、ウィリアム・アイアトン氏の写真。

シネプレ
@シネプレ Xより

そして極めつけ!

2023年10月18日付けDiscover Nikkeiには、今回通訳として借り出される半年も前、ドジャースのデータ分析主任ウィル・アイアトンさんを紹介する記事の中で、彼の家族写真が掲載されていました

https://discovernikkei.org/en/journal/2023/10/18/will-ireton/

前列向かって一番左側の迷彩柄トップスの男性がウィリアム・アイアトン氏とみられ、その後ろ青枠で囲った後列の男性がウィルさんのように見えます

記事のなかでも、ウィルさんの父親の名前をウィリアムと明記してありました。

He was born and raised in Tokyo, Japan, to a Nisei father (his father’s mother is Japanese from Nagoya and his paternal grandfather is Irish Catholic from New York). Will’s dad William met his mother Rosario Trinidad, who is Spanish-Filipina and Catholic, while visiting the Philippines.

彼は二世の父親のもと東京で生まれ育った(父親の母は名古屋出身の日本人、父方の祖父はニューヨーク出身のアイルランド系カトリック)。ウィル父親ウィリアムは、フィリピン訪問中にスペイン系フィリピーナの母親ロザリオ・トリニダードと出逢った。

https://discovernikkei.org/en/journal/2023/10/18/will-ireton/

このあと、お二人の経歴とも併せて確認していきたいのですが、どうも親子であることに間違いはなさそうです。

当記事で触れているウィル・アイアトンさんの父親の出生と、ウィリアム・アイアトン氏のウィキペディア(Wikipedia)や過去に公にしている出生境遇が見事に一致するのです。

ではこのあと、おふたりの経歴についても見ていきましょう。

まずはウィル・アイアトンさんの経歴。

ウィル・アイアトン-PROFILE

ウィル・アイアトン(Will Ireton)
生年月日:1988年12月21日(2024年4月現在35歳)
出生地:東京都
学歴:15歳まで日本のインターナショナルスクール→高校はハワイのミッド・パシフィック・インスティテュート→ミッド・パシフィック大学卒業→本土に渡りカリフォルニア州の名門オクシデンタル大学とメンロ大学両校に学ぶ
母親:ロザリオ・トリニダート(スペイン系フィリピン人)
父親:日系アメリカ人 
経歴:2012年WBCに母方の母国フィリピン代表として参加
2015年WBCフィリピンチームのゼネラルマネージャー(GM)を務める
2016年前田健太投手の通訳としてドジャースに雇用
2018年ドジャースのAAA傘下チーム育成コーチに就任
2020年ドジャース新設ポジション、パフォーマンス・オペレーション・コーディネーターに昇進

2012年メンロ大学の卒業式では総代として堂々たるスピーチを披露。

Menlo College
@MenloCollegeOfficial YouTubeチャンネルより

『ダグアウトを越えて』と題されたドジャースの日系アメリカ人スタッフによるディスカッションの様子。

Japanese American National Museum
@janmdotorg YouTubeチャンネルより

次にウィリアム・アイアトン氏の経歴。

ウィリアム・アイアトン-PROFILE

ウィリアム・アイアトン(William Ireton)
生年月日:1955年12月6日生まれ(2024年4月現在68歳)
出生地:東京都
学歴:上智大学卒業
職業:2006年ワーナー エンターテイメント ジャパン代表取締役社長就任
2019年ソニー・ピクチャーズ・インターナショナルプロダクションズ日本代表就任
現・アイアトン・エンタテインメント株式会社代表取締役
父親:アメリカ人
母親:日本人(名古屋出身)
家族構成:妻、子供5人

ウィリアム・アイアトン氏は日本で生まれ、海外で勤務した4年間をのぞいてはずっと日本で過ごしたのだそうです。

30代半ばでエンタメ大手企業の代表職に就いたといえ、当時を知る業界関係者からは今なお良い評判しか聞こえてきません。

では、ウィリアム・アイアトン氏とはどんな人物なのでしょう。

映画『マトリックス レザレクションズ』公式 Xより
@matrix_movieJP

ウィリアム・アイアトン氏は、海外向け映画誌を創刊した父親の影響で幼い頃から映画に関心を持って育ちました。

東宝東和に勤務後、父親の会社を経て、タイム・ワーナー・エンターテイメントジャパンの映画部門に配属、その中心的役割を担います。

2006年からワーナー エンターテイメント ジャパン(現ワーナー ブラザーズ ジャパン合同会社)代表取締役社長に就任。

映画製作・配給、マーケティング、デジタル配信等、幅広く事業展開する会社のトップを務めました。

又、邦画製作事業を立ち上げ7年間に49本もの作品を手掛けローカル・プロダクションにも注力。

このローカル・プロダクションというのは、外資系映画会社の支社が現地スタッフ・キャストを起用して、それぞれの土地を舞台に映画制作するシステムを指すものです。

日本だけでなく、ヨーロッパでも行われていた当システムに積極的に参入、ウィリアム・アイアトン氏が製作し合計1億ドル以上の興行収入を記録した『るろうに剣心』3部作の大ヒットなどはいまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

ruroken_movie
映画『るろうに剣心』公式 Instagramインスタグラムより

ウィリアム・アイアトン氏はワーナー・ブラザース映画の日本法人・代表取締役社長として、これら話題の映画を次々と製作・配給していった凄い人物だったのです。

今回は、大谷翔平選手の臨時通訳、ウィル・アイアトンさんと、父親であろうウィリアム・アイアトン氏についての情報をお届けしました。

ここにきて、父ウィリアム・アイアトン氏の輝かしい業績もさることながら、長男のマシュー・アイアトン氏は現・吉本USAのCEO、なんて情報も流れてきています。

いずれにせよウィルさんはとてつもなく大金持ちのボンボンお坊ちゃまであることが濃厚となりました(笑)。

ーーと、いったん話を仕切りなおして…最後に・・・

先に紹介したドジャースの日系人ディスカッション動画にパネルの一員として登場していたウィル・アイアトンさん。

公開プログラムの中でウィルさんは、「ドジャースはスタッフと選手のインクルーシブリーダー(選手一人ひとりのリーダーとしての資質を引き出しながら皆で組織を引っ張っていくスタイル)であり、そのようなチームで働くことは光栄」と述べています。

予期せずして臨時で請け負った通訳の仕事にとどまらず、今後はメジャーリーグレベルでメジャーリーグ組織の一員として、本業のデータ分析から野球テクノロジーを駆使し、さらなるチーム貢献を果たされるのではないでしょうか。

ウィル・アイアトンさんにしかできない技術的サポートで、ドジャースの選手たち一人ひとりを支えていってほしいですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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